●ハンゲコウボク湯
●半夏厚朴湯(ハンゲコウボク湯)と水野伝一東大元薬学部長
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ハンゲコウボク湯を毎夜、寝る前に
服用するようになって、もう13年になる。
一度、田丸謙二先生(東大元総長補佐、
元理学部長)が私の家に来てくれたとき、
「林君(=私)も、のみなさいよ」と
先生に言われたのが、きっかけだった。
服用といっても、耳かき一杯程度で
じゅうぶん、とか。
一袋あれば、私たち夫婦でも、1~2
週間はもつ。
ごく微量でよい。
田丸謙二先生と、東大の元薬学部長を
していた水野伝一氏とは、同じ鎌倉に
住み、鎌倉テニスクラブのメンバーだった
という。
(現在は、水野氏は老齢のため、離脱。
田丸先生が前会長を務めていた。)
天皇陛下も当時、ときどきそのクラブで
テニスをしている。
前置きはこれくらいにして、ハンゲコウボク湯には、
強力な抗ガン作用があるという。
何かの研究をしているとき、水野氏はそれを
発見したという。
以来、鎌倉テニスクラブのメンバーの中に、
「ハンゲコウボク湯信者」なるものが、続々と
生まれたという(以上、田丸先生談)。
以下は、どうか参考程度に、自己責任で判断、
服用してほしい。
あくまでも医師もしくは、薬剤師と相談して
服用してほしい。
もともとハンゲコウボク湯というのは、
胃腸薬、あるいは女性の精神安定薬として
知られている。
ごくありふれた漢方薬である。
漢方薬局へ行けば、どこでも売っている。
が、ここで登場するのが、丸山ワクチンを
開発した、丸山千里博士である。
水野伝一氏と丸山千里博士とは深い関係にある。
丸山ワクチン開発史をかいま読むと、ところ
どころに水野伝一氏の名前が出てくる。
ともにがんの免疫療法の研究者であった。
が、ここで疑問。
丸山ワクチンのことは知らないが、
ハンゲコウボク湯については、先にも書いた
ように、ごく微量でよいとのこと。
「耳かきいっぱい程度でよい」という。
1グラムの1000万分の1、あるいは
1億分の1でもよい、と。
「耳かき一杯」というのは、それだけでも
たいへんな量ということになる。
なぜか。
つまりこれらのワクチンや薬は、がんに
直接作用して、がんを治すのではないという
こと。
脳(脳下垂体)を刺激して、人間が本来もつ
免疫作用を引き起こす。
「ほんの微量でいい」という理由は、こんな
ところにある。
一般の抗ガン性をもつ薬剤とは、治療メカニズム
そのものがちがう。
ということで、すでに13年。
今のところ私もワイフも、がんにはなっていない。
この先のことはわからないが、「信仰」には、
別のパワーがある。
「私たちはがんにはならない」という確信が、
私たちをどこかで元気にしている。
(もちろん油断するのもよくないが……。)
以上、久しぶりに田丸謙二先生のことを
書いたので、この原稿をこれから先生に送る。
前回のメールでは、「近くドイツへ行く」と
あったので、今ごろはドイツかもしれない。
今年は、空中窒素の固定化を成し遂げた
ハーバー博士の~~祭があるという。
その席に、田丸謙二先生が招かれているという。
すばらしいことだと思う。
2010/08/02
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●田丸謙二先生より
林様:メール有難うございました。唯田丸謙二について間違いがあります。もう(テニスクラブの)会長でもないし、テニスクラブもまだ五十何年くらい、最古でもないし水野先生が理研と関係したのも初耳、などなど。但し現在の会長は彼の父親も兄弟も、六十二、三で胃ガンで亡くなっていますが、彼はハンゲコウボクトウを信じて毎日服用し七十過ぎの現在も元気です。私も今でもちょいちょい気休めに飲んでいますが、私の弟子の一人は、あれは間違いであると言っていました。専門家の中では信じられていないみたい。
くれぐれもお元気で。
田丸謙二
Hiroshi Hayashi+++++++Aug. 2010++++++はやし浩司
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