●お馬鹿狂騒曲、どうしてだいじょうぶなのか?
●お馬鹿狂騒曲(放射線量に関して)
(1)まず、このニュース。
『……厚労省が新たに始めた抜きうち検査で判明したもので、埼玉県産の茶葉からは最高で国の基準の3倍にあたる1530ベクレルが検出され、千葉県産では 5倍を超える2720ベクレルが検出されました。埼玉県産の茶葉から、基準値を超えるセシウムが検出されたのは初めてです。
埼玉県と千葉県では同じ時期に製造された商品を回収する方針で、周辺の産地でも調査を始めましたが、厚労省は「お湯を入れて飲めば濃度は30分の1以下に薄まるのでただちに健康への影響はない」としています』(9月3日TBS)と。
「お湯を入れて飲めば、30分の1になる」?
バ~カ!
いくら30分の1になっても、30杯飲めば、内部被爆量は同じ!
5杯ずつ、6日でもいい。
放射性物質の大半は、流れ出る分もあるかもしれないが、大半は、体内で積算されていく。
(2)つぎは、これ。
『……福島県は3日、野生キノコの検査で、棚倉町のチチタケから1キロ当たり2万8000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。国の暫定規制値(同500ベクレル)を上回り、キノコのセシウム濃度としては過去最大。県はチチタケのほか、同町内の野生のマツタケやホウキタケなどについて、採取と販売自粛を関係団体に要請した』(ヤフー・NEWS)と。
「2万8000ベクレルと……、国の暫定基準値の500ベクレルを上回り……」と。
バ~カ!
こういうのは、「上回った」とは言わない。
2万8000÷500=56倍!
さらに、そのあとも「?」。
「採取と販売自粛」???
即刻、「販売禁止」とすべき。
(3)まだある。
『愛知県は2日、県内で販売された栃木県産腐葉土から暫定許容値の約150倍の1キロ当たり6万800ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は「人への影響はない」と説明している』(毎日JP)と。
「人への影響はない」?
その腐葉土で育った作物は、どうなるのか。
だれが食べるのか?
本来なら、民衆の側に立って、民衆の健康と命を率先して守らなければならない行政が、「だいじょうぶ」「だいじょうぶ」の一点張り。
こんなことばかり言っているから、民衆は、行政側の説明を信用しなくなる。
いったい、行政というのは、だれのため、また何のためにあるのか?
日本は、民主主義国家ではなかったのか?
Hiroshi Hayashi++++++Sep. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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