●小学1年生に方程式を教える
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彡彡人ミミ 彡彡彡彡彡
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子育て最前線の育児論byはやし浩司 10月 24日号
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●年中児(4ー5歳児)に、負の数を教えてみました。
今日(10月3日)は、予定を変更し、年中児に「負の数」を教えてみました。
途中でできなければやめようと考えてのスタートでした。
最終的に(ー4+6)の計算ができるようにしたかったのですが、途中で時間切れ。
あと15分あれば、すべて教えられたと思います。
こうして幼児の知的能力を、四方八方から刺激する。
それが私の教え方です。
次回は年長児、小学1年生に、同じ教材を使ってチャレンジしてみます。
(1)
(2)
(3)
(4)
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
【日韓経済戦争】(3・11大震災を喜んだ国)
●百聞は一見にしかず。
まず3・11大震災前後の韓国の総合株価指数を見てほしい(Bloombergより転載)。
3・11大震災が、日本を襲ったとき、韓国人は、真っ先にそれを喜んだ。
「これで日本はおしまい」「韓国は日本に取って代わることができる」と。
それをこのグラフは、如実に表している。
(韓国の総合株価指数)
ここで注意してほしいのは、3・11大震災直後、韓国の株価は、急上昇している点。
ふつうなら、経済的依存度の高い韓国の株価指数は、さがってもおかしくないはず。
が、そういう(ブレーキ)をはねのけてまで、韓国の株価は急上昇している。
台湾の総合株価指数(加権指数)と比較してみると、それがよくわかる。
台湾の総合株価指数は、3・11大震災の直後、急落している。
(台湾の総合株価指数)(Bloombergより転載)(参考までに……)
あの大震災のあと、台湾は日本への支援金を惜しまなかった。
一方、韓国からの支援金は、まったく話題にもならなかったほど、少額だった。
ついでながら、日本の総合株価指数の動きも、ここに掲載しておく。
(日本の総合株価指数)(Bloombergより転載)
●「日本の大地震をお祝い(し)ます」
事実をそのまま……
『……9月27日に行われたAFCチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦の全北現代対C
大阪戦で、全北現代サポーターが、「日本の大地震をお祝い(し)ます」と東日本大震災を
中傷する横断幕を掲げた件で、全北現代が謝罪の意を表している』と。
「日本の大地震をお祝い(し)ます」だと!
謝罪してすむような話ではない。
●「デフォルト」(国家破綻)
韓国では今、株価の急落、ウォンの急落、国内物価価格の高騰とあいまって、再デフォ
ルト(国家破綻)の可能性が、急上昇している。
「韓国政府はすでに、警戒態勢に入った」という情報も、流れている。
で、前回(1997年)のときは、日本は、頼まれもしないうちから韓国救済に走った。
当時、日本は500億ドルという支援金を世界中から集め、韓国を救済した。
日本が自腹を切った100億ドルについても、現在の今も、50億ドルは、未返還のまま
という。
が、その後、韓国からの礼の言葉は一言も届いていない。
(むしろ「デフォルトしたのは、日本のせい」と、逆恨みしている。)
が、その韓国は、一方で北朝鮮の軍事的脅威を巧みに利用しながら、対日軍事戦略を拡
充しつつある。
竹島周辺海域での韓国軍の動きを見れば、それがわかるはず。
ついでに日本海の呼称問題を見ればわかるはず。
が、おかしなことに、日本国内での対韓感情は、好転しているという。
韓国政府の国策的洗脳プロパガンダが、それなりに効を奏しているとみてよい。
韓流ブームが、その一例ということになる。
●再デフォルト
目下、両国のはげしい消耗戦がつづいている。
が、次回、韓国がデフォルトしても、日本は、頼まれるまで、……つまり韓国が頭をさげ
てくるまで、韓国への救済活動を始めてはいけない。
そのことは、前回のデフォルトの時を、思い直してみれば、よくわかるはず。
ここにあげた総合株価指数の動きを見れば、よくわかるはず。
あの横断幕は、その象徴ということになる。
2008年10月に書いた原稿を再掲載する。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
【日韓経済戦争】(2008年10月26日)
韓国のイ大統領が、今月の初め、「日中韓による通貨安定協議」なるものを提唱した。
わかりやすく言えば、「韓国を助けてくれ!」と。
しかし日本も中国も、それを無視。
韓国の新聞は、「恥をかいた」と報道している。
それもそのはず。
韓国など、もとからお呼びではない!
……という事実に、韓国は気づいていなかった。
同じ自由主義貿易圏の中に身を置きながら、反米、反日を唱えれば、どうなるか。
そんなことは自明の理ではないか。
現在、1ドルは1424ウォン。
ドル安で、世界の通貨が相対的に上昇している中、韓国ウォンだけは、価値が下降。
現在、世界中からウォン売りの猛攻勢を受けている。
当然のことながら、株価も大暴落。
何も韓国のことを心配して、こう書いているのではない。
私たち日本人は、あの『97年の愚』を繰り返してはいけないと書いている。
1997年の当時、韓国が通貨危機に陥ったとき、日本政府(とくに時のK外務大臣)は、
頼まれもしないうちから、しかもアメリカの反対を押し切って、韓国救済に走った。
その額、500億ドル!
が、そのあと、韓国はどうなったか?
日本に対して、どうしたか?
株価(KOSPI)が、2000ポイントに近づいてくると、「世界第11位の
経済大国」になったと大はしゃぎ。
「自分たちも、サミット主要国会議のメンバーになる資格がある」とまで言い出した。
もちろんその間も、反日、反日の大合唱!
日本のA新聞社が竹島に向けてセスナ機を飛ばしただけで、韓国は戦闘機でそれを迎えた。
さらに最近にいたっては、対馬(つしま)まで、韓国領土だと言い出している。
日本が国連の安保理事国入りをめざしたときは、世界各国に特使まで派遣して、それに
反対した。
当時も、そして今の今も、韓国は、最悪の反日国家であることにはちがいない。
もちろん韓国がそうなった責任の一端は日本にもあるし、日韓の間で、友好に努力
している人も少なくない。
しかしそうした(甘さ)は、こと韓国に対しては、通用しない。
それが『97年の愚』ということになる。
韓国経済はすでに破産状態。
無理にがんばればがんばるほど、さらに傷口は大きくなる。
日本の知ったことではないが、これだけは、確か。
日本よ、日本人よ、それにAS総理大臣よ、あの『97年の愚』だけは、ぜったいに
繰りかえしてはいけない!
(以上、2008年10月26日記)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●日本よ、日本人よ、お人好しは、もうやめよう!
あえて反韓感情をかきたてることはない。
それはよくわかっている。
ただ、お人好しだけは、もうやめよう。
とくに韓国には、通用しない。
それだけは、しっかりと肝に銘じておこう。
2011/10/05記
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
【1年生に正負の数の計算を教える】(2011年10月4日)
●ついにやった!
今回、小学1年生に正負の数と、その計算方法を教えてみた。
(4)
(1)~(3)は、
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
より「BW公開教室」のほうで、ご覧ください。
●カリキュラムの大改革を提唱する
たとえば1年生では、(足し算)→(繰り上がりのある足し算)→(引き算)→(繰り下
がりのある引き算)→……というような、100年一律のカリキュラムを組んで、子ども
たちを指導している。
しかし、どうして?
こんな技術第一主義的な教育ばかりしているから、おもしろくない。
子どもたちも、ついてこない。
算数嫌いになる!
1年生でも、正負の数、方程式(前回)、グラフなどなど、身のまわりにある事象のほと
んどについて、その理解力がある。
どうしてそういう興味と関心を、もっとうまく、「学習」に結びつけていかないのか。
そのひとつとして、私はこうした実験教育を繰り返している。
で、今回は、正負の数と、その計算についてチャレンジしてみた。
興味のある人は、ぜひ、一度目を通してみてほしい。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 教育カリキュラム
改革 変革 100年一律の日本の教育)
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●2011年10月5日夜(家族崩壊、遺産相続問題、K氏のケース)
++++++++++++++++
今日は庭の大掃除。
台風以来、はじめて。
被害こそなかったが、木々の枝や葉が
山のようになっていた。
が、昼からやや風邪気味。
薬をのんで、ごまかす。
こういうときは、生ニンニクがよい。
それを白いご飯に載せ、醤油を少しかけて食べる。
軽い風邪なら、それだけで吹き飛んでしまう。
が、今日は平日。
それもできない。
夕方になって、胃痛が始まった。
これは置き薬の胃腸薬をのんで、収まった。
++++++++++++++++
●K氏の話
K氏(75歳)には、6人の娘や息子がいる。
息子が3人、娘が3人。
現在、長男夫婦とは同じ敷地内で、同居中。
そのK氏が、おとといの夜、こんな話をしてくれた。
「この前の台風のときのことだがね、……浜松を直撃した台風15号だよ、あのとき、
心配して電話をかけてきた息子や娘は、ひとりもいなかった。
娘が1人、浜北(浜松市の北部)に住んでいるんだが、私の方が心配して電話をしたよ。
まわりが畑で、平地になっているところに、住んでいるからね。
風当たりも強いだろうと……。
案の定、駐車場のシャッターがめくれあがってしまったとか」と。
現在、これが平均的な親子関係とみてよい。
私も3人の息子がいるが、やはり心配して電話をかけてきたのは、1人もいない。
(うち1人は、同居しているが……。)
が、K氏は、それについても、こう言った。
「今ではね、息子や娘のほうが、親に心配してもらうのが当たり前と考えている。
親子の立場が、逆転しているからね」と。
●逆転現象
こうした逆転現象は、いたるところで見られる。
が、今さらどうしてこなってしまったかを論じても、意味はない。
(私は15年も前から、論じてきたが……。)
そういう前提で、これからの親子関係を考える。
「では、私たち老人組は、どうすべきか」と。
が、問題はつづく。
K氏は、少し前から、息子や娘たちに向かって、相続放棄をしてくれと頼んでいる。
財産は、現在同居している息子夫婦と孫に残したいと考えている。
で、それぞに相続財産協議分割書を送った。
それに、「全財産を○○に相続する」と書いてもらうのが、いちばん手っ取り早く、楽。
だが、それに応じた息子や娘は、まだひとりもいないという。
K「たぶん、出た連中(5人の息子や娘)は、たがいに連絡を取り合っているんだろうね。
だれも返事をよこさないよ」
私「だったら早めに資産、とくに土地を手放したほうがいいですよ。あとでモメますよ」
K「モメるだろうな……」と。
●法の心
昔は長子相続制度があった。
現在は、それはない。
ないかわりに、身近にいて、親のめんどうを最後までみた息子(娘)が、大部分を相続す
るというのが、常識化している。……していた。
が、その常識も、現代の若い人たちには、通用しなくなってきている。
親のめんどうをみても、みなくても、「私には相続権がある」と。
悪しき法律第一主義の弊害である。
「法の心」というのを見失ってしまっている。
法の教条だけを抜き取り、それを盾にし、自分の相続分を主張する。
数値化といってもよい。
「6人で分けるのだから、6分の1!」と。
K氏はこう言った。
「1人、大阪に住んでいる娘夫婦が、貧乏でね。そいつだけは何とかしなければと思って
いる。しかしね、AとB。あいつらは、私よりはるかに豪勢な生活をしている。大学を出
すとき、金もかかった。そういう息子や娘たちが、みな、平等というのも、おかしいと思
いませんか」と。
●平等という不平等
平等という不平等。
が、これは法の心ではない。
法というのは、不合理、理不尽、不平等があったとき、はじめて表に出てくる。
「はじめに法ありき」というのは、法の精神に反する。
私はあの『行列のできる法律相談所』というテレビ番組を見ていたとき、こう感じた。
「法の精神を逸脱している」と。
「法律にこう書いてあるから、こうだ」と。
そういう論法を振りかざす弁護士が多いのには、驚いた。
たとえば刑事犯にしても、その被疑者の罪刑を問うときに、はじめて法が表に出てくる。
はじめから「~~をしたから、~~犯」と考えるのは、正しくない。
正しくないというか、まちがっている。
逆に言うと、仮に法に抵触しなくても、反社会的行為は反社会的行為。
罰せられないからといって、正当な行為ということにはならない。
K氏の遺産相続問題についても、同居している息子夫婦には、その分だけ相続分を多く
することはできる。
しかし実際にはそれをするには、裁判所での家事調停が必要。
しかし台風のときでも、見舞いの電話1本もよこさないような息子や娘たちが、遺産相続
の時だけやってきて、「私も息子だから……」というのは、どう考えてもおかしい。
むしろ、そちらのほうが理不尽。
……とK氏は言う。
……私も、そう思う。
●ある教団
ともかくも、親子の逆転現象は、20年近くも前から始まっている。
私がそのころ出した、「受験に克つ子育て法」(三一書房)の中でも書いた。
「本末転倒論」というのが、それである。
しかし時代の流れというのは、恐ろしい。
そういうことを知っていた私でさえ、結局はその(流れ)には、無力でしかなかった。
子どもたちは子どもたちの世界で、自分たちの価値観を創りあげていく。
だから「うちの息子たちも、そうでしたよ」という話になってしまう。
K氏は、さらにこう言った。
「しかしね、林さん、あの拉致被害者のYさん夫婦ね。自分の命をかけて、娘のMさんを
取り戻そうとしている。ああいう気持ちは、現代の若い人たちには理解できないかもしれ
ませんね」と。
残念ながら、そうかもしれない。
5年ほど前だが、こんなことがあった。
1人の男性が、わざわざ新潟市から訪ねてきた。
話を聞くと、1人息子夫婦が、ある宗教教団(S会という狂信的なキリスト系カルト教団)
に入信してしまったという。
その教団では、集団生活が基本で、たとえ相手が親でも、外部の人たちとの接触を禁止し
ている。
その男性は、孫にも会えなくなった。
それをその男性はそれをつらがっていた。
……というか、教団まで出かけていっても、だれも取り合ってくれないという。
電話をすると、その1~2時間後には息子の方から、電話がかかってくる。
そのとき息子氏はこう言うという。
「もうぼくたち家族のことは、放っておいてほしい。電話もしないでほしい」と。
●家族論
「家族」に対する意識が変ってしまった。
少なくとも、私たちの時代の人間がもっている意識とは、ちがう。
どちらが正しいとか、まちがっているとか、そんなことを論じても意味はない。
私たち古い世代は、去っていくのみ。
こうした世代間闘争で、古い世代が若い世代に勝ったためしは、ない。
簡単に言えば、私たちの世代は、「家族」というときには、そこには「両親」も含まれて
いた。
ばあいによっては、「祖父母」も含まれていた。
が、現代は、「家族」には、「両親」「祖父母」もいない。
「家族」というときは、自分たち夫婦とその子どもたちだけ。
悪しき欧米主義の影響と考えてよい。
欧米では、そうした「家族崩壊」が当たり前。
当たり前のまま、社会に定着し、常識化している。
それが戦後、日本にも浸透してきた。
その結果が「今」ということになる。
●変わる子育て観
当然、子育て観も変わりつつある。
なかなか子離れできない親たちがいる一方、早々と子離れを宣言する親もふえてきている。
ある娘(中2)が家出をした。
歓楽街を歩いているとき、補導委員に報道された。
で、補導委員が母親に電話をすると、その母親は、こう言った。
「そんな娘、どうなっても、私は構いません。放っておいてください」と。
が、意識というのは、一度できあがると、変えるのはたいへん。
というか、不可能。
よほどのことがないかぎり、一生、そのままつづく。
そこではげしい、世代間闘争が始まる。
「葛藤」という言葉のほうが適切かもしれない。
古い世代のほうが、はげしく葛藤する。
で、K氏も、今、葛藤している。
「あんなヤツらに遺産など、1円も分けてやらない」と言いつつ、別の心では息子や娘た
ちのことを心配している。
それが最初の話につながる。
「心配して、電話のひとつでもかけてきてほしい」と願う。
しかし息子や娘たちは、すでに別の意識をもっている。
「親の方が、子どもの心配をすべき」と。
それが世間の常識と納得している。
K「これからこの日本は、どうなるのでしょうね」
私「若い人たちが創っていくままですよ」
K「だって、林さん、自分たちだって、いつかは老人になるんですよ」
私「ハハハ、本人たちは、自分たちは老人にはならないと思っていますよ」
K「そんなバカな……」
私「ハハハ……。私もかつては、そうでしたから……」
K「そう言えば、私もそうだったなあ、ハハハ」と。
で、K氏は今、いろいろなことをしている。
が、ここには詳しく書けない。
生前に相続財産をあれこれ動かすことは、それ自体、脱税行為につながることが多い。
だからここには、詳しく書けない。
ごめん!
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●10月4日(素人投資家は静観のとき)
●世界大恐慌
+++++++++++++++++
一晩ごとに、ガラッと変化する。
朝、起きてみると、経済の世界は一変している。
それが現在の国際経済ということになる。
今朝はニュースサイトをのぞくと、
悲観論のオンパレード。
ささいな動きに、一喜一憂。
そのたびに投資家たちは、株を買ったり、
売ったり。
右往左往。
今日あたり、日経平均株価は、ここ数年で
最安値を記録するはず(朝、8:05分)。
ギリシアが、もうどうしようもない状態
であることは、すでに1年も前から
わかっていたこと。
そのギリシアが破綻すれば、フランスと
ドイツの銀行が大打撃を受ける。
もしそうなれば、連鎖的に、ポルトガル、
スペイン、イタリアも影響を受ける。
日本が保有しているギリシア国債は微々
たるもの。
が、安心してはいけない。
日本は、フランスとドイツの国債を大量に
保有している。
だから『最後にババを引くのは、この日本』
(某経済誌)と言われている。
今朝のロイター・ニュースによれば、
アメリカのNYダウは、258ドル安。
いわく、『3日の米国株式市場は商いを伴って大幅続落し、S&P総合500種は約1年1
カ月ぶり安値で引けた。ギリシャ情勢の悪化が欧州銀大手の経営を脅かす恐れがあるとの
懸念から銀行株が売られた』(ロイター・ニュース)と。
が、本当にあぶないのは、新興国。
こうした新興国から、資金が引きあげ始めている。
韓国もそのひとつ。
8月のはじめ、アメリカの債務上限問題の時、
イ大統領は、「このとき」とばかり、ウォン安の
大ばくちに打って出た。
一気に輸出攻勢に出れば、世界制覇も夢ではない。
そう考えたらしい?
が、それがここにきて、裏目に出た。
外資の引きあげにともなって、ウォンが必要以上に
下がってしまった。
モノを売りたくても、買い手のほうが、元気が
なくなってしまった。
こうなると、国内経済はメチャメチャ。
ガソリンの高騰と並んで物価高。
今さら金利をあげようにも、あげようがない。
あげたとたん、個人債務者が、オール破綻。
つまり韓国は、新興国のひとつに過ぎなかった。
今度ばかりは、韓国も、それを思い知らされたことだろう。
日本経済も崖っぷちに立たされている。
しかしあえて言うなら、まだ持ちこたえられる。
モノの売買で得る貿易収支は、11%前後。
(産業はすでに空洞化しており、貿易として売れるモノは、
今、ほとんど、ない。)
大半の90%近くは、資本収支。
わかりやすく言えば、日本は、巨大なサラ金国家。
世界中に金(マネー)を貸し、その利息で
何とか、生き延びている。
一方、借金も多いが、95%は、身内の借金。
外国から借りている借金は、5%前後。
みなががまんすれば、何とかこの不況をしのげる。
がんばろう、日本!
ただし一言。
私も素人だが、こういうときは、「株」に
手を出してはいけない。
プロは、ロボット取り引きを繰り返している。
1000分の1秒単位で、取り引きを繰り返している。
世界のマーケットを相手に、24時間、取り引きを
繰り返している。
「95%の一般(素人)投資家は損を重ねている」
という情報もある(某経済誌)。
証券会社が「いい株がありますよ」と言って
きたときには、すでにあなたはカモ。
ぜったいに手を出してはいけない。
いらぬ節介かもしれないが……。
+++++++++++++++++
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
【日本映画vs外国映画】(映画論byはやし浩司)
++++++++++++++++++
以前は、「バージンシネマ」と呼んだ。
今は、「東宝シネマ」と呼ぶ。
詳しくはわからないが、経営母体が変わった(?)。
そのこともあって、邦画がぐんとふえ、
洋画が減った。
邦画:洋画=15:4。
たとえば、10月6日公開中のMENU。
(●印が洋画)
+++++++++++
ドッグポリス(純白の絆)
ワイルドスピード●
はやぶさ
監督失格
とある飛空士への追憶
モテキ
セカンドバージン
サンクタム●
ロサンジェルス決戦●
神様のカルテ
アンフェア
探偵はBARにいる
ラビット・ホラー
ライフ●
コクリコ坂から
++++++++++++
●邦画
映画(洋画)は、家庭の大型液晶画面で観る。
あわてて映画館へ行かなくても、少し待てばDVDで観られる。
家族で観られる。
料金も安い。
加えて最近は、ブルーレイで観る人も増えてきた。
そんなこともあって、かなりの話題作でも、映画館での入りはガラガラ。
「サンクタム」も「ロスアンジェルス決戦」も、それぞれ公開初日と2日目に観たが、ガ
ラガラ。
その一方で、「東宝シネマ」という名前からもわかるように、邦画がふえた。
ふえたというより、邦画ばかり。
ときどき足を運ぶが、邦画には、そのつど期待を裏切られる。
理由の第一。
日本の俳優の演技は、「演技、演技しすぎ」。
力(りき)みすぎ。
もっと自然な演技ができないものか。
「これが演技です」というような演技をするから、おもしろくない。
観る方も、感情移入ができない。
何度も書くが、見るからに正義感に欠けるような俳優が、セリフだけで正義を語ったりす
る。
だから、おもしろくない。
顔(表情)と声だけで、演技する。
形も決まっている。
そういう演技をされると、観る方も疲れる。
●粗製濫造
近く「猿の惑星・ジェネシス」が公開される。
前評判は、たいへんよい。
楽しみ。
予告編を観たが、予告編だけでも迫力満点。
つまり本気度がちがう。
一方、東宝映画は、どれも粗製濫造(失礼!)といったふう。
昔とちがって、フィルムを使わない。
ビデオで撮影。
余計に粗製濫造?
CG技術も、お粗末。
たとえば「沈まない太陽」。
旅客機が離陸するシーンが、何度か出てきた。
が、飛行機が不自然に傾いていた。
その上、みな同じカット。
先日も何かの戦争映画を観たが、そこでもアメリカ軍のプロペラ機が、見た感じ、ジェ
ット機よりも速く飛んでいた。
何でもないシーンだが、そういうシーンが一か所でもあると、興がが冷めてしまう。
人口80万人の浜松市に、大きな劇場は2つだけ。
これも時代の流れか?
映画の楽しみ方が、変わった。
●東宝シネマに一言
その映画館。
たとえば午後8:00~とあっても、実際にその映画が始まるのは、15~20分後。
その間、お決まりの説教と予告編。
プラス意味のない「紙うさぎ」(東宝シネマ)のバカ話。
だから私たち夫婦は、「8:00~」とあっても、5~10分後に中に入る。
それでもじゅうぶん、間に合う。
(それにしても、どうしてあんな意味のない「紙うさぎ」のバカ話を、流すのか?)
……説教にしてもそうだ。
「鷹の爪何とか団」というのが、「あれをしてはダメ、これをしてはダメ」と、いろいろ説
教を並べる。
毎週のように劇場へ通っている私たちにしてみれば、うるさくてしかたない。
レベルも低い。
……とは書きつつも、私たち夫婦は、劇場での映画を楽しんでいる。
ボケ防止にも、よいのではないか。
「今度は、あれを観よう」「これを観よう」と話し合っているだけで、楽しい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●難問?
中3のMさん(進学校)が、こんな数学の問題をもってきた。
「Xを求めろ」という問題だった。
私は一見して、「円」を用いればできると直感した。
が、そこまで。
問題というよりは、パズル。
問題を解きながら、(解こうとがんばりながら)、1時間もかかってしまった。
ほかにも、7~8人の生徒がいたので、そういった生徒を指導しながらの1時間だった。
が、言い訳は無用。
ふと私が「もしこの問題を解けなければ、君はぼくの教室をやめてもいいよ」と言うと、
Mさんは、「イヤッ!」とだけ言った。
よけいに気合いがはいった。
時間だけが無情に過ぎていった。
が、思考が堂々巡りするだけ。
まとまらない……ア~ア!
が、「今日のレッスンはここまで!」と言ったとたん、不思議なことに、同時に問題が解け
た。
「わかった!」と。
私が苦しんだ分だけ、みなさんも、苦しんでほしい。
解き方と解答は、あえて省略する。
しかしそれにしても、最近になく、手こずった。
私の力の限界を感じた。
(頭がボケてきたせいもあるのかも?)
で、今朝(10月6日)、再度、挑戦してみた。
が、今は、こう思う。
「どうしてこんな簡単な問題が解けなかったのだろう」と。
「問題」というのは、そういうもの。
あのファーバーは、苦労に苦労を重ね、空中窒素の固定化に成功した。
で、その手順を教え、学生に同じことをさせたら、数日で、空中窒素を固定化することが
できたという。
合成ゴムの製造のときも、そうだったという。
今、その問題を見ながら、改めて先人たちの苦労に思いを馳せる。
『先人の後をついていくのは、簡単なこと』と。
(補記)
やはり不親切に思う人がいるかもしれないので、
ヒントだけ書いておく。
(1)右下の角度は、上から、10度、20度※(円周角)、30度。
(2)左下の角度は、20度、80度。
(3)左上の角度は、下から50度、80度(円周角)、Y度。
(4)Yは、Y:80=10:20で求まる。つまり40度。
(5)Yが求まれば、Xは、簡単に求まる。
……?
アレッ!
今、求めてみたら、X+40=30(外角)で、X=-10度(マイナス10度)
になってしまった。
どこかで、問題の数字を書きまちがえたのかもしれない。
記憶に従って、書き出したので……。
ごめん!
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司2011/10/06朝記
●小沢秘書3人に有罪判決(陸山会事件)
+++++++++++++++++++++
「小沢秘書 有罪 判決要旨」で検索をかけてみた。
が、驚いた。
「世紀の魔女狩り」
「インチキ裁判」
「民主主義の否定」などなど、今回の有罪判決を非難するBLOGが、
1~20件あたりまで、ズラリと並んで出てきた。
で、私はもう一度、判決要旨そのものを読みなおしてみた。
注目すべき点は、「陸山会事件」。
そこには、こうある(以下、原文のまま)。
【陸山会事件】
04年分収支報告書の「借入先・小沢一郎 4億円、備考・04年10月29日」との記載は、
体裁から陸山会が小沢一郎民主党元代表から4億円を借り入れた日とみるのが自然かつ合
理的。
被告側が主張する「同年10月初め~同月27日ごろまでに小沢から陸山会が借りた合計4
億円」を書いたものとすると、それを担保にする形をとって小沢元代表名義で銀行融資を
受け、転貸された4億円を記載しなかったことになり、不自然。
加えて、石川被告が4億円を同年10月13日から28日まで前後12回にわたり5銀行6
支店に分散入金したことなどは、4億円を目立たないようにする工作とみるのが合理的。
4億円を原資とする土地取得も04年分報告書に載ることを回避しようと隠蔽工作をしたと
も推認される』(以上、原文のまま)と。
少しわかりにくいが、「……前後12回にわたり5銀行6支店に分散入金したこと……」
という部分だけを読んでも、胡散(うさん)臭い。
プンプンと臭う。
被告側(秘書側)は、「だからといって、どうしてそれが悪いことなのか」ということにな
る。
たしかにそうである。
前後12回にわたり、5銀行6支店に分散入金したところで、それはその人の勝手。
何も法に触れるような行為ではない。
(小沢氏および小沢擁護派は、こうした点を強調している。)
たしかにそうだが、なぜ「前後12回にわたり5銀行6支店に分散入金する必要があった
のか」という点については、何も答えていない。
常識で考えれば、「何かを隠すためにそうした」ということになる。
もっとはっきり言えば、「金の出所をごまかすためにそうした」ということになる。
判決もそれをふまえ、「隠蔽工作をしたとも推認される」と述べている。
が、逆に考えると、本人たちが皆、口をそろえて「知らない」「関係ない」などと言い張
っている以上、「推認」するしかない。
●小沢疑獄
一連の小沢疑獄事件には、大きな一貫性がある。
「法には触れない小細工の連続性」という、一貫性である。
問題は、なぜそういった小細工を重ねたか。
重ねなければならなかったか。
つまり私たちは、その裏に、胡散臭さ、つまり犯罪性をかぎ取る。
もし何でもないお金なら、そのまま素直に動かせばよい。
そうでないから、そうでない。
「疑獄」となる。
4億円は、いったい、どこからどのようにして出てきたのか?
小沢氏が言うように、本当に「タンス預金」だったのか。
が、もしそうなら、なぜこうした小細工をしなければならなかったのか?
「何も悪いことではない」と居直る前に、政治家として、その説明義務があるのでは?
その説明もきちんとしないで、「インチキ裁判」と非難するのも、どうか。
さらに判決要旨にはつぎのようにある。
●判決要旨
『岩手県や秋田県では、公共工事の談合で小沢事務所の了解がなければ本命業者にはな
れない状況。
小沢事務所の秘書から発せられる本命業者とすることの了解はゼネコン各社にとって「天
の声」と受け止められていた。
元公設第1秘書の大久保隆規被告は2002~03年ごろから天の声を発出する役割を担うよう
になった』(以上、判決要旨)と。
で、水谷建設社長は、大久保被告の要求に応じ、1億円を小沢氏側に渡している。
『……4億円の原資は石川被告らに加え、用立てた小沢元代表自身ですら明快な説明ができ
ていない。原資の説明は困難。
当時の水谷建設社長は胆沢ダム建設工事の受注に絡み、大久保被告の要求に応じて、04
年10月に5千万円を石川被告に、05年4月に同額を大久保被告に手渡したと証言したが、
ほかの関係者証言や客観的証拠と符合し、信用できる。
一切受け取っていないという両被告の供述は信用できない』(以上、判決要旨)と。
「1億円の金を渡した」と証言している水谷建設社長。
その後、その金と合わせて、4億円もの大金が、複雑なルートを経て、複雑に動く。
小沢氏側は、入り口で「一切受け取っていない」と門を閉ざし、その後のことは、「法に触
れるようなことはなにもしていない」という論陣を張っている。
つまり「無罪」と。
しかしこんな常識をはずれた論陣があるだろうか。
……ということで、私たちは、納得していない。
いくら小沢氏側が、「無罪だ」「魔女狩りだ」と主張したところで、「はあ、そうですか」と
引き下がるわけいにはいかない。
心証は、真っ黒。
小沢氏側は「証拠がない」「証拠を出せ」と言っているが、もとから物的証拠など作るわけ
がない。
頭のよい連中である。
だから客観的な状況証拠から、「推認する」しかない。
私は小沢氏は別として、3人の秘書たちに言いたい。
忠僕心も結構だが、一度、人間としての自分の良心に立ち返ってみてほしい、と。
小沢氏にしても、そうだ。
もし本当に「無罪」なら、つまり胡散臭いマネーを一円も受け取っていないと主張するな
ら、本気で怒ったらよい。
まさに濡れ衣。
私なら、そうする。
へたにニヤニヤと笑い、余裕たっぷりの表情を見せるから、私たちはあなたを疑う。
Hiroshi Hayashi++++++Oct. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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