●やる気のある子供にするために
●やる気のある子どもにする(子どもの遊びとの脳科学)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
今では脳内の活動を、リアルタイムで、
かつ映像化して見ることができることが
できるようになった。
すごいことだと思う。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●講演骨子
(1)教育学、発達心理学、脳科学の融合
2000年に入ってから、教育学、発達心理学、脳科学の融合が始まった。
とくに脳科学の進歩には、目を見張るものがある。
それまではこれら3つの分野は、それぞれ独自に体系化されていた。
たとえば「子どものやる気」。
(1)教育学……好子、嫌子
(オペラント(自発的行動))
(2)発達心理学……強化の原理、弱化の原理
(動機付け、達成感)
(3)脳科学
辺縁系(扁桃核、帯状回)
(2)脳科学の分野からの説明
それまでは、観念的に理解されていた、「情緒」についても、脳科学の世界からメスが入るようになった。
たとえば「感情」についても、今では、「感情ホルモン説」が、常識になっている。
(1)好き・嫌いについて……扁桃核(サルの実験)
(2)善悪の感覚について……扁桃核(エンドロフィン、エンケファリン)
(3)オペラント(自発的行動)……操られる脳
(4)強化の原理……笑いの科学、ほめる科学
(5)相乗効果……カテコールアミン
(3)子どもの遊び
遊びにみる、自我の同一性について。
遊びを通し、子どもは、自我の同一性を確立する。
社会性(社会人としての常識、知識、経験)を学ぶ。
問題点
(1)「遊び」の質的変化
(2)半世紀前の子どもと遊び
(3)現在の子どもの問題点(野生臭の喪失)
(4)やる気のある子どもにする
やる気のある子どもにするための留意点。
(1)自我の同一性の確立(自己概念と現実自己の一致)
(2)自発的行動(オペラント)の育成
(3)家庭教育の反省(過干渉、溺愛、過保護、価値観の押しつけ)
あとは、子どもを信ずる。
信じて、子どもを支える。
これからはプロの時代。
旧態依然の職業観を改める。
2012/05/13
Hiroshi Hayashi+++++++May. 2012++++++はやし浩司・林浩司
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