Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Wednesday, April 27, 2011

●中国の官僚政治vs日本の民主主義

●中国の官僚政治

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最初、斜めに読んでいたとき、
それが中国のこととは気づかなかった。
この日本のことだと思った。
が、中国のことだった。

中国でも、官僚体質というか、
行きすぎた官僚政治が問題になっている。

Seachinaの記事を、いくつか
並べてみる。
外国の記事を読んでいると、日本の
こともよくわかる。

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++++++++++以下、Searchinaより+++++++++++++

 薄書記は1-2日の会議で、「問題がある党員」の典型的なパターンとして「話をすると
きも、報告するときも、脳みそを使わない。
大風呂敷、虚言ばかり」、「指示などを他に伝達するだけで、自分は動かない」、「民間の実
情を調べず、知らず、党・政府上層部の事情も知らない。頭ごなしに命令する」、「出勤し
たらまずお茶を飲み、たばこを一服。その後は電話でむだ話」、「勉強はせずにゲーム、マ
ージャンや株式投資ばかり」、「役所は改築のたびに豪華にして、高級な公用車を次々に採
用」、「交渉ごとでは、“よい人”になることに専念。
鉄を鍛える職人のように、厳しい姿勢を示すことをいやがる」などを挙げた。
(Searchina 4-26)


  牟委員は、「中国は、官僚本位の考えがひどすぎる。
官の権力が大きすぎる。
一部の幹部は、問題を自覚すらしていない」、「上からにらまれることを恐れ、本当のこと
を言わない官僚が多い」、「指導者などが報告する際、前半はパターンどおりの決まり文句。
内容がない空文をつくる弊害が大きすぎる」など、中国の政治における他の問題点にも言
及した。
(Searchina 4-26)


  中国中央政府は腐敗防止を目的に、官僚が大きな収入を得た場合などに資産公開を求
める規則を定めた。
しかし李副主任によると、「社会は決して満足しているわけではない」という。

  大きな問題は、役人本人にはさほど財産がないのに、その子は大変な資産家である場
合がみられること。
李副主任は、「これまでの多くの事例をみても、汚職など問題は、親族絡みで発生している
ことが多い」と指摘した。

  腐敗官僚が「汚れた金」や「疑惑の金」を手に入れる方法はさまざまで、金融機関を
介さずに現金を手渡すケースが多い。官僚が偽の身分証で口座を作り、株式投資を行って
いる場合もあるという。
(Searchina 4-26)


  広東省省情調査研究センターはこのほど、省内住民の生活状況感と幸福感について調
査したリポートを発表した。
生活状況についての満足度は74.4%と、基本的に満足できる数値だったという。
幸福感については、職業別で公務員や国有企業職員が高かった。
中国新聞社などが報じた。

  全省平均の幸福感は75.3ポイントで、恵州市の79.8ポイント、江門市の79.7ポ
イントなどが高かった。逆に、雲浮市は70.5ポイント、深セン市は72.2ポイントと低
かった。杭州市は73.8ポイントで省平均以下だった。

  収入別では、月収1万元(約12万5000円)までは収入が増えるに従い幸福感が増し、
1万元を超えると幸福感が減じる傾向があった。
物質的な条件が満たされると、欲望が高まることで現状に満足できなかったり、他人との
競争激化で心理的負担が増大する現象が発生すると考えられる。

  性別では、女性の方が男性よりも幸福感を強く感じている。大学卒業など高学歴者は、
幸福感が低いことが分かった。
職業別では公務員や国有企業職員が幸福感を強く感じていた。
仕事が安定し、給与や福利厚生の水準も高く、医療や老後についての保障も国民の平均を
はるかに上回っているからと考えられる。
(Searchina 4-26)


  一方、インターネットでは「最も幸福を感じる都市、いったいだれの幸せ感なんだ?」
と題で、同ランキングは住民感情とはまったく別とする批判が発表された。
同文章を転載するブログも増えている。

  文章は「幸福を感じているのはだれだ? 南京の橋の下で凍死した農民工(農村部か
ら来た労働者)か? 成都市で当局の野蛮な立ち退き命令に抗議して自殺した唐福珍か? 
昆明の警察署や拘置所などで相次いだ原因不明の自殺者や病死者か? 道路を横断する際
にも安全感などまったくない庶民か?」などと批判。

  文章は続けて、「あいつらは違う。なるほど、幸福を感じているのは寧波市で全国にさ
きがけて勤務時間6.5時間制度を取り入れた公務員か。
ぜいたくでぶくぶく太り、統計数字を水増しし、庶民からまきあげた金で給料をもらい、
すばらしい生活をしている官僚か。
全国の街頭で露天商を横暴に取り締まる都市管理員か」などと非難。
幸福感ランキングなど、庶民感情とはまったく無縁と主張した。
(Searchina 4-26)

++++++++++以上、Searchinaより+++++++++++++

●民主主義vs官僚主義(貴族主義)

 話は変わるが、昨日(4月27日)、こんな事件があった。
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、
政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた事件についてである。

『……川村前社長は同日午前の検察側の尋問に対し、工事受注に関連して元公設第1秘書、
大久保隆規被告(49)から1億円を要求され、04年10月に石川議員、05年4月に
大久保元秘書に5000万円ずつ渡したと証言した』(毎日JP)と。

この中に出てくる「石川議員」というのは、衆議院議員石川知裕被告(37)、
小沢一郎元秘書をさす。

 贈賄側は、「渡した」と証言している。
しかも小沢一郎氏側からの要求に応じて、「渡した」と証言している。
が、小沢一郎氏および秘書たちは、(一部の秘書は、当初、「もらった」と証言。
その後、証言を翻す)、「知らぬ、存ぜぬ」を繰り返している。

 その1億円はその後、実にうさん臭い経路を経て、土地購入資金へと化けていく。
そればかりか、民主党内でそれが問題になると、逆に党の執行部を非難。
それが「管(管総理大臣)下ろし」とつながっていく。

 これに対して、自民党の石破茂政調会長は26日の記者会見で、『菅直人首相の退陣を求
める民主党議員の勉強会が開かれたことについて「不思議な党だ。
(東日本大震災の)被災者から見ればどのように映るのか。
日本全体が危機にある時に最大与党が何をやっているのか」と語った』(時事コム)と。

 まことにもって今は、おかしな内輪もめしているばあいではない。
しかも盗人猛々(たけだけ)しいというべきか、責められるべき自分たちが、逆に相手を責めている。
私も、「不思議な党」と思う。
言い換えると、民主主義がこの体たらくで、どうして官僚政治と闘うことができるのか。
こうした愚劣な政争を傍からもっとも笑い、喜んでいるのは、政治官僚たち。

 Searchinaの記事は、少し過激とは思うが、中身的には、日本のそれと、
それほど大きくは違わない。
日本をそういう国にしてはいけない。

 今朝も始まった。
2011年4月28日記


Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司