●提言:どうしてズボンでは、だめなのか?
●スカートの下(提言:スカートをやめ、ズボンにせよ!)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
またまた、ある男性がスカートの中を盗撮していて
逮捕された。
今度はテレビTというテレビ局の社員。
ヤフー・NEWSは、つぎのように伝える。
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女子高校生のスカート内を携帯電話で撮影しようとしたとして、
警視庁練馬署が13日までに、テレビT東京報道局社員、
KK容疑者(34)を都迷惑防止条例違反容疑で、
現行犯逮捕していたことが分かった。
逮捕容疑は12日午前11時10分ごろ、
同区豊玉北の都営地下鉄大江戸線練馬駅構内の、
上りエスカレーターで、女子高校生(18)の
スカート内に携帯電話を差し入れたとしている。
同署によると、KK容疑者は偶然近くにいた
非番の警察官に取り押さえられた。
容疑を認めているという(以上、ヤフーNEWSより)。
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●性癖は理性では理解できない
男の私でも、そう思う。
男の性癖は、理性では理解できない。
人、それぞれ。
みなちがう。
またその性癖には、ものすごいパワーがある。
ひとたび発情すると、本人の理性の力では、どうにもならない。
(だからといって、その男性の行為を擁護しているわけではない。)
●スカートの下
まともな男性なら、(女性でもよいが)、「どうして?」と思ったまま、思考停止になってしまうだろう。
私も、その1人。
細かいことを言えば、私にもいろいろな性癖はある。
が、「スカートの下」にはない。
興味がないわけではないが、手鏡やカメラを使ってまで見たいとは思わない。
見たところで、汚れた下着。
●男も女も同じ
基本的には男も女も同じ。
ホルモンの作用によって、それが外へ飛び出したのが「男」。
そのままの状態で中に残ったのが、「女」。
さらにホルモンの作用によって、思春期前夜から性差は大きくなるが、それでも基本的には男も女も、同じ。
私も子どものころ、クレヨンしんちゃんと同じように、ソーセージを(おまた)にはさんで、女のまねをしたことがある。
そのまねをすれば、男と女は区別できない。
……できるはずもない。
●神秘
が、「スカートの下」を、なぜか男たちはのぞきたがる。
なぜか?
理由は簡単。
そうした性癖がある男性は、それが神秘であるからではなく、条件反射的に脳の一部に操られるからである。
しかもそうした性癖は、成長過程のどこかで作られる。
その結果、それを見たいと思う男性もいれば、そうでない男性もいる。
●のぞき
私は子どものころ、近くに、のぞきが趣味という友だちをもっていた。
最初に誘われたのが、小学3~4年生のころのことではなかったか。
学校の帰りなどに、「林君、行こう、行こう」と盛んに誘われた。
それぞれの家が、先を競って、家の中に内風呂を作り始めていたころのことである。
が、私は行かなかった。
興味がなかったというより、それだけのエネルギーがわいてこなかった。
が、つぎに記憶しているのは、おとなになってからのこと。
久しぶりに会うと、その友だちは、温泉の話ばかり。
郷里のG県には、まだ、混浴温泉というのが、あちこちに残っていた。
その友だちは、混浴温泉に入るのが何よりの楽しみと言った。
すでに奥さんも、子どももいたのだが……。
●友だち
が、その友だちが、実は「スカートの下」に異常な興味と関心をもっていたのではないかと知ったのは、10年ほど前のこと。
3階建てのビルを建設した。
1階は、自宅用。
2階と3階を貸し店舗にした。
2階がブティック、3階が金融会社になっていた。
私はその家を見て、何となく「?」とは思ったが、そこまで。
が、ワイフがこう言ったときに、気がついた。
「私なら、あんな店(ブティック)には、行かないわ」と。
●格子の階段
2階と3階へ行くためには、一度ビルの内側に入らなければならない。
そこから格子でできた、ゆるくカーブした階段を上らねばならない。
そのとき、1階の住居から、その階段を上っていく人がよく見えた。
もちろん「スカートの下」も!
もちろんこれは私の邪推かもしれない。
しかし私は子どものころから、その友だちの性癖をよく知っていた。
だから私はこう思った。
「あいつなら、やりそうだな」と。
●性的エネルギー(フロイト)
ふつうの人なら、こう思う。
「そこまでやるか?」と。
が、そこまでやるのが、「性的エネルギー」(フロイト)。
こうした事件が繰り返し起こるたびに、強くそう思う。
言い換えると、このエッセーを読んでいる人の中にも、そういう人は多いはず。
(あるいはあなたが女性なら、あなたの夫の中にも、多いはず。)
が、実態調査はむずかしい。
こうした性癖は、本人自身も隠す。
そうした性癖が強ければ強いほど、そうだ。
●性欲からの解放
何度も書くが、私は50代のはじめ、「男の更年期」というのを経験した。
本当にそういう更年期があるのかどうかは、知らない。
が、ワイフがそう言った。
私はその時期、「女」にほとんど興味を失ってしまった。
その種の写真を見ても何も感じなくなってしまったばかりか、時に、ブタの脂身のように感じてしまったこともある(失礼!)。
が、それはきわめてさわやかな世界でもあった。
体中を取り巻いていた無数のクサリが、飛び散ったような感じだった。
私はそれを勝手に、「性欲からの解放」と呼んだ。
……と、同時に、私はそれまでの「私」が、いかに性欲の奴隷であったかを知った!
●民族性
これには民族性の問題もからんでいると思う。
たとえば私が学生時代を過ごしたオーストラリアでは、当時、女子学生たちは平気で下着を見せていた。
中には下着をつけないまま、あぐらを組んで座る女子学生もいた。
私は日本人とオーストラリア人は、羞恥心そのものがちがうと考えていた。
だから私が知るかぎり、オーストラリアの友人と話していても、そういうことが話題になったことがない。
「近くのヌーディスト村へ行っている」とか、そういう話はする。
しかし「スカートの下」はない。
(最近のオーストラリアの女性は、ほとんどがジーパンをはいているということもある?)
●ではどうするか?
日本人は「下着」を意識しすぎるのではないか?
男性も女性も、である。
逆に、水着と下着は、どこがどうちがうのか、それを説明できる人はいるだろうか。
水着は見られてもよいが、下着はだめというのは、あまりにも合理性に欠ける。
極端な言い方をすれば、「そんなもの見られたからといって、ガタガタするな」ということになる。
……というのは書きすぎ。
それはよくわかっているが、しかしそれが「男」と「女」ということになる。
男は自分の意思で、そういう行動をしていると思い込んでいる。
しかし実際には、「女」に操られている。
その「女」も、実は本能に操られている。
本能に操られているから、「男」を挑発しているという意識はない。
短いスカートをはき、無意識のうちにも、男を挑発している。
だったら、どうするか?
方法は簡単。
女子学生も、みな、ズボン(パンツ)にすればよい。
学校の制服も、そうすればよい。
どうして今、この時代に、スカートなのか?
一方、見られても構わないという女性は、(見られるのを前提に)、スカートをはけばよい。
男性もそうだ。
自分に露出狂のケがあるなら、下着をはかないで、スカートをはけばよい。
どうして男は、スカートをはかないのか?
●終わりに……
この種の事件は、これからもずっとつづく。
実態はわからないが、数%~数10%の男性には、そのケがあるのでは?
その中でも、とくに強い性癖をもった人たちがいる。
そういう人たちが、こうした事件を引き起こす。
わかりやすく言えば、防ぎようがない。
これは理性の問題ではない。
本能の問題である。
(繰り返すが、だからといって、そういうことをする男性を擁護しているのではない。
どうかくれぐれも、誤解のないように。)
Hiroshi Hayashi+++++++Nov. 2011++++++はやし浩司・林浩司
●明日からの1週間(11月13日夜記)
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明日からの1週間を予測するのは、楽しい。
予言者にでもなったかのような気分になれる。
もちろん私には、そういう能力はない。
想像できなくはないが、しかしあくまでも想像の範囲。
そう言えば、近く、あの霊能力者がこの浜松市へ
やってくるそうだ。
ディナーショー形式で、対談会を開くそうだ。
会場は、某ホテル。
夕食付きで、1名、1万5000円前後とか。
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●EUの金融危機
マクロな見方をすれば、EUの金融危機は拡大することはあっても、収束することはありえない。
EUという先進国が、無理に無理を重ねてきた。
金融を操りながら、ごまかしてきた。
収入は減り、国家経済は火の車。
にもかかわらず、生活水準はそのまま。
あとはお決まりの、借金漬け。
今はイタリアに目が向いている。
しかしどこからどのような伏兵が出てくるか、わからない。
スペインやポルトガルではなく、今はまったく名の出ていない国が、突然金融危機に陥ることも考えられる。
たとえばベルギー?
ハンガリー?
しかし誤解してはいけないことが、ひとつ、ある。
仮にイタリア(本当はスペインのほうが、あぶないが……)が金融危機に陥ったとする。
そのとき本当に困るのは、イタリアではなく、イタリアに金を貸している(=イタリアの国債を大量に抱えこんでいる)ドイツやフランス、それにイギリスということ。
こういうのを経済学の世界では、「Counter Party Risk(カウンター・パーティ・リスク)」と呼んでいる。
だからドイツやフランスが、今、慌てふためいている。
11月14日からの1週間は、さらに激動の1週間になるはず。
●野田政権
政治の動きが、よくわからない。
野田首相は、トラブルを起こすのを何よりも恐れているようにも見える。
慎重すぎるというより、長期政権をねらっている(?)。
「自分のしたいことをするのは、その後」と。
このまま可もなく不可もなく……という状態がつづく。
今は実績作り。
そのため日本の政治は眠ったような状態。
それに野田首相は、顔の脂肪が厚く、感情がどうも読み取れない。
何を考えているのか、それがよくわからない。
●霊能力
霊(スピリチュアル)能力というのは、私は信じない。
信じないというより、最初から、そういう思考回路が私の脳の中には、ない。
まったく、ない。
ないから論評のしようがない。
しかしそれを否定してしまうと、町の祭もなくなってしまう。
寺も神社もなくなってしまう。
だからほどほどに……ということになるが、世の中には悪党も多い。
そういう(力)があると人に信じ込ませ、金儲けにつなげる人もいる。
そういう人は許せない。
私の母も、晩年、ある宗教団体の女性から、白い壺を買わされた。
値段を聞くと、10万円だったという。
どうしてそんなものを買ったのかと叱ると、母はこう言った。
「若くて、親切な女の子だったから」と。
母は毎晩、その壺を磨いていた。
が、御利益はあったのか。
それともなかったのか。
母は死んでしまったので、私にはわからない。
●しめくくり
今日もこうして終わった。
先ほどあちこちのニュースサイトをながめてみた。
できるだけ、私の頭を刺激しないよう、コントロールしながらそうした。
今夜は、このまま静かに眠りたい。
運動は1単位だけ。
今日はだれにも会わなかった。
従姉から電話があったが、それだけ。
静かで、穏やかな1日だった。
では、みなさん、おやすみなさい。
Hiroshi Hayashi++++++Nov. 2011++++++はやし浩司・林浩司
●11月14日
今朝は、ぐっすり眠った。
1、2度、目を覚ましたが寒かったので、そのまままた目を閉じた。
起きて時計を見ると、午前8時!
運動をさぼって、そのまま書斎に。
Eメールに目を通し、ニュースをいくつか読んだら、それだけでもう30分。
で、そこに名古屋にいるM君から電話。
今度、浜松市内にフード・バンクを設立するとか。
11月xx日に、浜松市内で会うことにした。
あと「月曜日の電話」。
月曜日の朝というのは、あちこちに電話をしなければならない。
私はそれを「月曜日の電話」と呼んでいる。
つまりこうして私の1週間が始まる。
●R631
話題はやはり、R631。
TOSHIBAの新型パソコン。
「買ってよかった」というか、たいへん気に入っている。
11月11日の発売日に購入して、今日で4日目。
R631のおかげで、ほかのパソコンが使えなくなってしまった。
つまりこのパソコンは、次世代のパソコンのあり方を示唆している。
(1)薄型、軽量は、時代の流れ。
(2)バッテリー9時間は、必需。
(3)光るキーボードは、便利。
(4)SSDは、常識、と。
スイッチ・ONから、10秒前後で、スタンバイ状態になる。
指紋認証というのもついていて、めんどうなパスワード入力も、簡単にできる。
サーッと指でこするだけ。
すでに裏面には、こまかい傷がつき始めた。
こうしてパソコンは年をとっていく。
傷まるけになったとき、パソコンは私の脳の一部になる。
●英訳
原稿に、英文の抄訳をつけてほしいという。
ある出版社からの依頼である。
そこでまず、和文の抄訳を書く。
「子どもを知ることによって、私たち自身を知ることができる。あのワーズワースは、『子どもは人の父』といった。私たち自身にも子ども時代があり、その時代に私という人間が作られていった。子どもの心の形成過程を、乳幼児期から思春期まで、段階的に追いかけてみた。自分発見の手がかりになればうれしい。」
まずグーグルの翻訳サービスを使って、おおまかな翻訳をしてみる。
つぎのが、それ。
By knowing your child, we can know ourselves. That Wordsworth, the "father of the children," and. There is also our own childhood, that I were a human being made in that period. Formation process of the mind of a child, from infancy to adolescence, I pursued in stages. Once your happy to discover clues.……(1)
つぎにこの英文に手を加える。
By knowing children, we can know ourselves better. W. Wordsworth once wrote, "A Child is Father of the Man". We all were once that children and our mind was formed through these ages. Here in the article I write about the process of how the minds of children are formed from the age of infancy to adolescence. I hope this article would be some of your help to know yourselves better.……(2)
ここでワーズワースの言葉を取りあげたが、原文を知らなければならない。
本当に「A Child is Father of the Man」のままでよいのか。
私の書いた原稿のどこかに、それが書いてあるはず。
それも「はやし浩司 子どもは人の父」で検索をかければ、すぐわかった。
原文では、つぎのようになっている。
●The Child is Father of the Man
My heart leaps up when I behold
A rainbow in the sky :
So was it when my life began,
So is it now I am a man,
So be it when I shall grow old
Or let me die !
The Child is Father of the Man :
And I could wish my days to be
Bound each to each by natural piety.
●子どもは、人の父
イギリスの詩人ワーズワース(1770~1850)は、次のように歌っている。
空に虹を見るとき、私の心ははずむ。
私が子どものころも、そうだった。
人となった今も、そうだ。
願わくは、私は歳をとって、死ぬときもそうでありたい。
子どもは人の父。
自然の恵みを受けて、それぞれの日々が、
そうであることを、私は願う。
正しくは、この原文からもわかるように、「The Child is Father of the Man」である。
そこで(2)の英文を、書き改める。
By knowing children, we can know ourselves better. W. Wordsworth once wrote, "The Child is Father of the Man". We all were once that children and our minds were formed through these ages. Here in the article I write about the process of how the minds of children are formed in stages from the age of infancy to adolescence. I hope this article would be some of your help to know yourselves better.
また、名前はW.Wordsworthでよいのか。
ウィキペディア百科事典で調べると、「William Wordsworth」となっていた。
つまり、これでOK。
で、この英文を、オーストラリアのモナーシュ大学にいる友人に送る。
いつも私の英文を添削してくれる。
その結果は、またあとで……。
●環太平洋連携協定(TPP)問題
環太平洋連携協定(TPP)問題。
参加に賛成する工業団体。
反対する農業団体。
ともに利権(=既得権)がからんでいるため、たがいに一歩も譲らない。
しかし大切なことは、一度、こういう形でもよいから、日本の農業の実態を明確にすること。
もう少し端的に言えば、メスを入れること。
日本の農業は、あまりにもわかりにくい。
闇に包まれている。
つまり補助金行政の中で、「補助金漬け」になっている。
その上で不必要な補助金は廃止し、もう一度日本の農業を、基本的な部分から再検討する。
既得権にあぐらをかいている農家の人たちにとっては、きびしい協定になるかもしれない。
しかし同じ農業を経営しながらも、「このままではよくない」と考えている人も多いはず。
私はそういう人たちの良識を信じたい。
何がなんでも反対!、というのは、あまりにも時代の流れに逆行している。
●株価
11月14日、日本の株価は高値で始まった。
午前10時30分……125円高。
しかしこの乱高下がこわい。
EUの金融危機は、何も解決していない。
しかも本当にあぶないのは、ギリシャでもイタリアでもない。
スペイン。
スペインがあぶない。
が、肝心のスペインは、のんきなもの。
それもそのはず。
スペインがデフォルトして困るのはドイツ。
そのドイツが慌てまくっている。
こういうケースのばあい、金を貸しているほうが、慌てる。
またそういう視点で見ると、EUの金融危機がどういったものであるか、それがよくわかる。
では、今朝はここまで。
みなさん、おはようございます。
Hiroshi Hayashi++++++Nov. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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