Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Monday, August 09, 2010

●私の墓石

●8月10日(私の墓石)

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昨日、ホームページ作成ソフトを購入した。
S社で出している、「ホームページZERO」
というのが、それ。
深く考えて買ったわけではない。
「そろそろ……」と思って、買った。

というのも、私が使っているソフトは、I社の
「Ninja9」という名前のソフト。
初代、2代目、3代目……と使いこなし、最後は、
「Ninja9」。
が、そこでI社は倒産。
XP対応版のままで、終わってしまった。
が、現在も私はそのまま「Ninja9」というソフトを
使いつづけている。

が、以後、不便なこと、しきり。
ビスタ・マシンから、セブン・マシンへ……。
OSが変わった。
そのつどNinja9をだましだまし、使っている。
(Ninja9は、ビスタ、セブンには対応していない。)

で、「これではいけない」と思いつつ、一度、IBM社の
「ホームページビルダー」を購入。
しかし使い勝手が悪かった。
……というか、私とは相性が合わなかった。
「ホームページビルダー」は、そのまま本棚へ。
(ソフトにも相性というのがある。)

で、昨日、「ホームページZERO」を購入。
たまたま立ち寄ったパソコンショップでの、衝動買い。
「そろそろ新しいソフトに乗り換えなくては……」と。

が、パッケージを開いて、思わず笑ってしまった。
あのNinjaシリーズが、そのままS社で、生きていた。
進化していた!
知らなかった!
使い勝手は、基本的にはNinjaシリーズと同じ。
つまりI社は倒産したが、そこで販売していた
Ninjaは、S社の「ホームページZERO」に、
そのまま引き継がれていた。

うれしかった。
とたん、創作意欲がモリモリとわいてきた。
夏休みもちょうど1週間、ある。
その間に、新しいソフトを使って、ホームページを
開設してみよう。
……ということで、今日も始まった。
まだあくびが出るが、そのうち頭もすっきりして
くるだろう。

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●ホームページ

 「ホームページの時代は終わった」と説く人もいる。
たしかにそうかもしれない。
店の宣伝程度には活躍しているが、その程度。
今や、blog全盛期。
TWITTERという、わけのわからないサービスも人気がある。

 終わったといえば、インターネットマガジン。
今でもときどき、「マガジンを購読してくれたら、ポイントをさしあげます」という
店に出会うことがある。
個人の店や、飲食店に多い。
私もEマガとメルマガ、それに有料のマグプレの3誌を発行しているが、この数年、
読者は、ほとんどふえていない。
現在は、「出している」というだけ。
私のワイフですら、当初は毎回読んでくれていたが、今は、1週間に1回程度。
あるいはそれ以下(?)。

 そういう流れの中での、ホームページ。
「ホームページZERO」のパッケージも、パソコンショップの隅で、ほこりを
かぶっていた。

●BW公開教室

 今、もっとも力を入れているのが、「BW公開教室」。
毎回幼児教室をビデオに収め、それをYOUTUBEのアプロードしている。
現在、その数、2300本あまり。
当初は閲覧者もほとんどいなかったが、最近になって、急にふえてきた。
あちこちのポータルサイトが取りあげてくれるようになった。
日本だけではない。

……というか、世界中のポータルサイトが取りあげてくれるようになった。
毎日、10か所前後のポータルサイトが、名前を連ねる。
(Googleアラートというサービスを使うと、それがわかるしくみになっている。)
たぶん、外国の人たちは、私の公開教室を使って、日本語の勉強に利用しているの
ではないか?
私は勝手にそう解釈している。

 その「BW公開教室」も、私のホームページ上で紹介している。
興味のある人は、
http://bwhayashi.cool.ne.jp/index.html
を訪れてみてほしい。

 ……ということで、私はホームページ(以下、HP)を自分の生きがいにしている。
(流れ)が変わったからといって、ここでHPをやめるわけにはいかない。

●墓石?

 私は自分のHPを、「墓石」と位置づけている。
墓石といっても、「墓」ではなく、映画『2001年宇宙の旅』の冒頭に出てきたような、
モノリス。
日本語に訳せば、「一本石」。
「記念碑」でもよいし、「書籍ルーム」でもよい。

 原稿の量にしても、40字x36行換算で、約40000(4万)ページ近くになる。
単行本1冊の分量(文量?)が120~140ページだから、軽く300冊分という
ことになる。
(300冊だぞ!)
それだけが私のHPの中に、ぎっしりと詰まっている。

 で、ときどきこう考える。
「私が死んだ後も、原稿は残るだろうか?」と。
が、この世界は冷酷。
「金の切れ目が縁の切れ目」。
会費を払わなければ、HPはそのまま閉鎖される。
無料のHPサービス会社にしても、この世界は浮き沈みがはげしい。
プラス、「3か月更新がなければ閉鎖」とか、「アクセス数が3か月ゼロのばあいは
閉鎖」とか、そういう条件を並べている。
先に書いたYOUTUBEにしても、いつどのような運命をたどるか、それは
だれにもわからない。

 だから私が死んだ後、年々、20%ずつ原稿が消されていくとして、数年後には
半分。
さらにその数年後には、その半分。
10年を待たずして、10分の1以下。

 墓石だってボロボロになるように、私のHPも、やがて消える。
まあ、10年も残れば、御の字。
そのうち(はやし浩司)の名前も消える。

 それはそれとして、だから私はこう思う。
とくに私の息子たちや孫たちについてだが、いつか墓参りをしたいと思ったら、
(そういうことはないと思うが)、私の書いた文を読んでほしい、と。
だから私はあえて「墓石」という言葉を使う。
「私のHPは、私の墓石」と。

 この夏休みを使って、私はまたまた新しい墓石を立てる。

2010年8月10日朝・記


Hiroshi Hayashi+++++++Aug. 2010++++++はやし浩司