Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Tuesday, June 14, 2011

●マガジン(6-20日号)






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 子育て最前線の育児論byはやし浩司      6月   20日号
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【ある相談より】

++++++++++++++++++

徳島県に住んでいる、HSさんという
女性より、こんな相談が届いた。

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●離婚問題

夫(37歳)、私(35歳)、長女(小5)、長男(小4)

++++++++++++++++++

【HSさんより、はやし浩司へ】

先日は、子どもの友達のことでの返信を頂き、ありがとう
ございました。

今回は以前にも相談にのって頂いたことがあるのですが、夫の
ことで相談させて下さい。

何年か前に「離婚」を考えている内容の相談をさせていただきましたが、
未だに離婚には至っておりません。

子どもに対して、それほどヒドイ言動や態度はありませんが、
長女は朝起こした時によく、「パパは(今何してる)?」と聞きます。
息子(小2より不登校中)は、「パパと留守番するなら一人の
方がいい」と言ったことがあります。
夫が一緒だと出かけるのも嫌がります。

息子が不登校児になってからは、私の勤務時間が短くなり、食費を
出せなくなりました。
(それまでは私のパート代から食費を出していました)
それを夫に伝えると、食費を渡すことはしてくれませんでしたが、夫が食事
の支度(買い物も)を、してくれるようになりました。

食事の支度をしてくれることは、ありがたいと思っています。

 私が今回お話したいのは、夫にコミュニケーションをとる気が
ないことです。

「明日のお弁当いるみたいだよ」と言っても返答なし。
「聞いてる?」と言うと、「さっき、聞いた」と。

こんな感じの会話ばかりです。
家では(子供の前でも)ニコリともせず、口を開けば不機嫌そう
な言い方や命令ばかり。
挨拶もロクにしません。

最近は、晩御飯を食べ終わったあとに、子どもたちは私の実家へ
行きたがり、近いこともあり、毎日行っています。
(夫が飲み会などでいない時も行っていますが。)

2年ほど前に、電話の受話器を投げつけられ、私の腕に当たって
ケガをしたこともあります。
 
 コミュニケーションをとろうとしない夫は、どこにでも
いますか?

私自身、子どものまえでは明るく振る舞っていますが、家の中の
雰囲気がが暗くてうんざりしています。

家計を夫が握り、子どものものを買うのにも、いちいち夫に
言わなければ買えなかったり、嫌な顔をされたりするのにも
疲れました。

こんな気持ちで離婚せずに今の生活を続けることは、子どもに
とってどうなんでしょうか?
不登校中の次女にとって、離婚は悪影響ですか?

長くなってしまいすみません。
よろしくお願いします。

【はやし浩司より、HSさんへ】

●家庭騒動

 現在のHSさんの家庭を支えているのは、HSさんの実家の両親ということになります。
あなたと実家の両親との関係がよくわかりませんが、良好なものであることを願っていま
す。
また良好であれば、まず相談すべき相手は、あなたの両親ということになります。
離婚という形になればなおさら、実家の存在は大きくなるでしょう。

書き忘れましたが、いまどき離婚など、何でもありません。
珍しくもありません。
日本人でも、20数%の人が、離婚を経験しています。
5人に1人です。
アメリカ人の離婚率と、それほど、ちがいません。

 離婚が問題ではありません。
離婚に到る家庭騒動が問題です。
子どもの心に影響を与えるのは、離婚ではなく、そこに到る家庭騒動、ということです。
家庭騒動だけは、避けてください。

●まず自立

 現在、お子さんがその年齢なので、あなた自身の経済的自立はむずかしいかもしれませ
ん。
しかしもう少したてば、あなたも仕事ができるようになります。
そのときは、経済的自立をめざしてください。
あとのことは考えない。
まず経済的自立。
あとは、成り行きに任せます。
水が流れ行く場所を求めて流れていくように、自然な形で、あるべき方向に向かってもの
ごとは進んでいきます。
それでも夫婦であれば、それもよし。
離婚に向かうようであれば、それもまたよし。
あとは自然体。
自然の流れに任せます。

(実際、私の周辺でも離婚していく人というのは、本当に静かです。
なるようになっていくという感じです。)

どうせこの世に、完ぺきな夫婦など、いません。
みな、外から見ると幸福そうに見えますが、そう見えるだけ。
どの夫婦も毎日、いろいろな問題をかかえ、悩んだり迷ったりしています。

 とにかく今は、2人の子どもをかかえ、たいへんなとき。
経済的にもきびしい様子なので、がまんできるなら、がまんしたほうがよいでしょう。
「それでも離婚!」ということなら、実家の両親に相談してみてください。
実家の両親の協力なくして、今の状況では、離婚は不可能です。

●夫婦の会話

 ああでもない、こうでもないと、それを繰り返しながら、たがいに生きていくのが、夫
婦です。
私たち夫婦も、公式どおり(?)、倦怠期→緊張期→爆発期(夫婦げんか)→冷淡期→仲直
り期→円満期→倦怠期を、繰り返しています。
周期は、2~3か月といったところでしょうか。
若いころ(30~40代)は、1~2か月でした。

 現在HSさんが、どういう状況にあるかわかりませんが、夫婦というのは、そのつど変
化するものです。
だから昔からこう言います。
『夫婦げんかは、犬も食わない』と。

 で、どうであるいせよ、今まで夫婦でいられたということは、それなりにたがいに惹か
れるものがあったからではないでしょうか。
あなたは愚痴を言いながらも、少しゆがんだ形かもしれませんが、内心では夫を愛してい
ます。
本当に離婚を考えるときというのは、子どものことなど考えられなくなります。
つまり子どもの心配をしているようであれば、離婚などできないということ。
まだその段階ではないということ、です。

●倦怠期

 「うんざり」ですか?
 
 だったら、HSさんは、HSさんで好き勝手なことをすればよいのです。
夫にそれを求めるのではなく、自分で自分のしたいことをする。
今の私も、こうしてパソコンに向かって好き勝手なことをしています。
ワイフはワイフで、台所で好き勝手なことをしています。
だから夫婦でいられるのです。

 ある賢人は、こう言いました。

『結婚前はよく見つめ合う。結婚したら、たがいに前だけを見て、進む』と。
あるいはアンネ・フランクは、こう書いています。

Think of all the beauty that's still left in and around you and be happy!
(まだあなたのまわりに残っているすべての美しいものを頭の中で考えなさい。そして幸
福を感じなさい。)

 危機とまではいかないにしても、危機的な状況かもしれませんが、心のどこかで「夫婦
って、まあ、こんなもの」と割り切れるようであれば、割り切ってください。
いろいろ不満もあるでしょうが、夫に期待しすぎないこと。
求めすぎないこと。

 私の年齢になるとですね、平均余命も少なくなってきたこともありますが、同時にあち
こちで友人や知人、その妻や夫が、ポツポツと他界していきます。
そのため、ものの考え方が大きく変化してきます。
たとえば今のHSさんの家庭の様子を読んでも、内心では、うらやましく思ってしまいま
す。
「いいなあ」とです。

 健康だし、死の影はどこにもない。
その気になれば、やりたいことが、何でもできる。
歩ける、走れる、見える、聞こえるということだけでも、すばらしい。
そこに夫がいて、2人の子どもがいる。
それだけでも、すばらしい。
孤独とは無縁。
孤独の恐ろしさも知らないですむ。
うらやましいです。

 どうかそういう私のような人間もいることを、心のどこかにとめ、もう一度自分や家族、
みなの置かれた環境をながめてみてください。
アンネ・フランクのいう「beauty(美)」の意味がわかると思いますよ。


Hiroshi Hayashi+++++++June. 2011++++++はやし浩司・林浩司


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

休みます。

【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●無念

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朝、起きる。
一番に、庭に鳥の餌をまく。
そのとき合図として、数回、ピーッ、ピーッと
口笛を吹く。
とたんスズメたちが、屋根の端でにぎやかくなる。

それがすむと、私は、縁側にあるウォーキングマシンの
上に乗る。
今朝も30分。
途中、2回、ウォーキングからランニングに変える。
このところずっと4分を限度にしてきた。
が、今朝は心に決めた。
5分間ずつ、2回、ランニング、と。

そうして歩き始めて数分のこと。
庭先のスズメたちを見ながら、歩いていると、
突然、上方から猫が飛びかかってきた。
白と黒の、目立つ色をした猫だった。
スズメたちは、一斉に飛び散った。

++++++++++++++++++++++

●消えたドバト

 そう言えば、ここ1か月、庭からドバトが消えた。
どれも私の庭の木の上で生まれ育ったドバトである。
先月だったか、庭先を掃除していると、ドバトの羽が一本、落ちていた。
ちょうど換羽期。
それほど気にはとめなかった。

 また3週間ほど前。
ワイフがやはり庭先で、ドバトの雛を拾ってきた。
冷たく、すでに死んでいた。
そのときも巣から落ちたのだろうくらいにしか、考えなかった。
が、理由がわかった。
猫だった!
猫がドバトを襲った!

●土手

 それ以前は、庭の中に餌をまいていた。
この20年近く、そうしてきた。
が、犬のハナがその餌を食べるようになった。
このところややボケてきた。
腹が減ると、何でも口にする。
それで数か月ほど前から、庭の前にある土手に餌をまくようにした。
土手は、囲いの外にある。

 土手の高さは、数メートル。
土手の上方には、ツツジの低木が生えている。
猫にはかっこうの隠れ場所である。
そこに猫は陣取り、ドバトやスズメの来るのを待つ。
上からジャンプすれば、スズメは逃げられるかもしれないが、ドバトにはそれができない。
それがわかったとたん、何とも言えない無念さが胸をしめつけた。

「しまった!」と。

●運動

 ウォーキングの上で運動している自分がもどかしかった。
今すぐにでも、土手に行き、ツツジをすべて切り払いたかった。
見通しをよくすれば、スズメたちにも、それがわかるだろう。

「明日からは、また庭にまこう」
「気を切ろう」
「柵を作ろう」と。

 しかしドバトは、もういない。
この1か月、姿を見ていない。
私は予定どおり、10分が過ぎたときから、ランニング・モードに入った。
とたん汗がにじみ出てきた。
一番汗は、ちょうど13分が過ぎたときのことだった。
ポタリとベルトの上に汗が落ちた。

 猫だった。
ドバトが消えた理由は、猫だった。
繰り返し、そう思った。
そのたびに、無念さが、何度も胸をしめつけた。

●柵

 運動がすむととすぐ、庭へ出た。
全身に汗をかいていた。
ひんやりとした風が、パジャマの下から流れ込んできた。

長靴に履き替えた。
このところの雨で、土手もすべりやすくなっている。
私は庭切りバサミをもつと、土手に登った。
低木の枝を片っ端から切った。
何度も、「チクショー」とつぶやいた。

 で、それが終わると、今度は網をもってきた。
温室の中にそれが残っていた。
それを土手の上方に、かけた。
何という無念さ。
「こんなところに餌をまかなければよかった」と。
何度も、自分を責めた。
何度も責めたが、責めきれなかった。

 土手に網をかけたところで、作業はストップ。
猫は上方ばかりから飛びつくとは、考えにくかった。
横からも、あるいは下からも飛びつく。
地形的に、それがわかった。

●無意味な権力闘争

 昨日、内閣不信任案が、国会で否決された。
簡単に言えば、小沢一郎がしかけた、政治的ワナ。
それに管総理が、ハマった。

 何という醜悪な権力闘争。
ヘドが出そうなほど、醜悪な権力闘争。
その醜悪さは、あの小沢一郎の顔を見ればわかる。
今の今も、東北地方では、被災者たちが苦しんでいる。
その最中に、内閣不信任案?
管おろし?

 火事で家が燃えさかっている。
家の中では、子どもたちが「助けて!」「助けて!」と泣き叫んでいる。
そんなときに夫婦げんか?
離婚騒動?

私は私なりに政治をながめてきたが、これほどまでに醜悪な権力闘争を見たことがない。
2011年という、今どき。
ああいう旧態依然の、つまり出世欲にとりつかれたような政治家がいること自体、信じら
れない。
国会を、『国盗り物語』の舞台にしている!

……というより、無念。

 今は、すべての責任問題を棚にあげてでも、挙国一致態勢で、震災処理、原発処理をし
なければならないとき。
そんなときに、揚げ足をとり、内閣の足を引っ張っている。
その愚かさ。
その醜さ。

 小沢一郎がどうのこうのというより、そういう政治家しか選べない私たち。
そういう政治しかできない、この日本!
それが無念。
ただただ無念。

 何も管首相に肩入れするつもりはない。
しかしこんな時期に、首相を務めたいと願う人はいるだろうか。
想像を絶する重責。
私なら、とても務まらない。
頼まれても、断る。
事実、東京電力の社長は、イチ逃げた!

 それがわかったら、自民党にせよ、公明党にせよ、はたまた小沢一郎一派にせよ、今す
べきことは、管首相に知恵を出し、協力すること。
そうでなくても、日本経済は崖っぷちに立たされ、よろめいている。
被災地での復興、復旧、さらには被災者たちの救済も、今、やっと始まったばかり。
何よりも心配なのは、原発。
原発事故は、日増しに深刻さをましている。

●無念

 今朝は、そういうわけで、どうも気分がすっきりしない。
何とも言えない無念さが、胸の中でじゅうまんしている。
やりようのない無念さ?
壁をかきむしるような無念さ?

 自分の愚かさを恥じ、日本の愚かさを恥じる。
小沢一郎も、少しは自分に恥じたらよい。
ヘラヘラと意味のわからない高笑いを繰り返すのではなく、もう少し国民の目線で、政治
をながめてみたらよい。
そうすれば少しは、自分の醜さもわかるだろう。

 ただただ無念。
もうすぐワイフが床から起きてくる。
どうやって猫の話をしようか。
ワイフも悲しむだろう。
それを想像すると、つらい。

 今朝の「日本経済新聞」の見出しには、こうある。

『「菅降ろし」早くも再燃
 延命狙い、民主内部に反発』と。

 もう私には、バカとしか言いようがない!

 2011年6月3日、朝記。


Hiroshi Hayashi+++++++June. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●オーストラリアの土地税制vs中国の土地税制

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オーストラリアの土地税制に興味がある。
オーストラリアには、「Land Valuer(土地査定人)」
と呼ばれる、専門の査定人がいて、土地家屋の
価値の査定をする。
その査定に応じて、税金が決まる。

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Dear Hiroshi,
ヒロシへ

In Australia there are "Commonwealth" (national) taxes and State taxes (eg. State of
Victoria).
オーストラリアには、連邦税と州税の2つがある。
When I buy a house in Victoria I must pay a tax ("stamp duty") of 1.4% of the value.
私がビクトリア州で家を買うとき、その家の価値の1・4%分に相当する、「スタンプ税」
を払う。
No need to pay when selling.
家を売るときは、払わなくてもよい。
That is a State tax.
これは「州税」。
Once I own a house I must pay annual "rates" to the local council.
家を所有するときは、地方局に、毎年「率税」を支払わなければならない。
This is partly calculated on the land value but also includes fees for garbage collection.
これは土地の価値に応じて別に計算されるが、それには、ゴミ収集の費用も含まれる。
I pay no other tax on my own home but if I own a second property then I must pay "land
tax" on the second property according to the value of the property.
私はこれ以外には、税金を払っていないが、もし2番目の不動産を所有するときは、「土地
税」を、その土地の価値に応じて、払わなければならない。
That is a State tax.
これは「州税」。
If my business is buying and selling properties then I will be taxed on the profit just like
any other business.
もし私が不動産屋を経営しているなら、他のビジネスと同じように、所得税が課せられる。
That is a Commonwealth tax.
これは「連邦税」。
When calculating land value, the local council or the State government will use a
professional land valuer.
土地の価値を計算するとき、地方局と州政府は、専門の「土地査定人」を使う。
The vlauer will decide how much the house is worth if it was sold.
土地査定人は、もしその家が売られるなら、いくらの価値があるかを査定する。
That becomes the "taxable value".
これが「課税評価価値」となる。
The valuation is fair and is usually lower than a real sale value.
課税評価価値は、公正でで、ふつう実際の売買価格よりも低い。
In my case I pay the annual "rates" to my local council.
私のばあい、毎年地方局に、「率」を払っている。
In return they arrange for garbage collection, provide various services such as a library
and assistance for old people etc.
その代わり、彼らはゴミ収集をし、図書館や、老人介護などの種々のサービスを提供して
くれる。
It is a bit complicated, I suppose.
少し複雑かな。
D
Dより

The government knows that owning a house is important for people and people will vote
for a party which makes it easier to own a house.
政府は、家の所有は、人々にとって重要と心得ているし、人々は家を所有しやすくしてく
れる正当に票を入れる。
So taxes are not too high.
だから税金は、そんなに高くない。
Owning a home is like a sacred thing for Aussies.
オーストラリア人にとっては、家をもつということは、神聖なことだ。
The difficult thing for home-owners is bank interest rates for loans.
家の所有者にとって、難しいことは、銀行からの借入金の利率ということになる。
Maybe that is more a problem than taxes.
たぶんそれのほうが、税金より大きな問題だ。
Anyway people talk about interest rates more than taxes.
オーストラリア人は、税金より、借り入れ金利のほうに関心がある。

Dより
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●中国の土地税制について

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D君は、オーストラリアでも中国研究の第一人者でもある。
中国の土地税制についても教えてくれた。

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Dear mate,
友へ、

In China, people do not pay tax for their house but the system is different.
中国では、自分の所有する家には税金を払わない。システムが異なる。
Firstly, they can only buy a house not the land underneath.
第一に、彼らは家を買うのであり、その下の土地は買わない。
The land belongs to the government.
土地は政府に属する。
Secondly, they can only buy a house for 70 years.
第二に、彼らは70年間、家を買う。(最長限度は70年。)
So in China, a big company or corrupt official can easily push people of the land which
they are living on.
それで、中国では、大きな会社や役人は、そこに住んでいる人々を容易に追い出すことが
できる。
When a company wants to build a factory in a village, there is a negotiation over price
but the local government is in charge of everything and they can favour the powerful
side.
会社が村に工場を建てるとき、価格の交渉をするが、地方政府はすべてに責任をもち、力
のあるほうに味方することができる。
So many farmers sell as soon as they receive a good offer and move into a town.
それで多くの納付は、よい条件がつけば、すぐ家を売り、町へ移動する。
Eventually there will be a shortage of good farming land.
結果的に、農地が不足することになるだろう。
One day the system in China will crash down like a shaky old house.
いつか中国のこのシステムは、がたがたの古い家のように崩壊するだろう。
D
Dより


Hiroshi Hayashi+++++++May. 2011++++++はやし浩司・林浩司

【年中4歳児に、言葉のレッスン】(5月30日、2011)

年中4歳児クラスです。今週は、言葉の学習をしました。最終的に、「お話作り」まででき
るように指導しました。言葉は、まず正しく、話す、ですね。「ハンカチ、ハンカチ、もっ
た?」ではなく、「あなたはハンカチをもっていますか?」と。そういう日常的な会話が、
その子どもの国語力の基礎となります。

(1)

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type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344">


(2)

value="http://www.youtube.com/v/vjG9sRIUTGo?hl=ja&fs=1">name="allowFullScreen" value="true">value="always">src="http://www.youtube.com/v/vjG9sRIUTGo?hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344">


(3)

value="http://www.youtube.com/v/lsziMJUxRsU?hl=ja&fs=1">name="allowFullScreen" value="true">value="always">src="http://www.youtube.com/v/lsziMJUxRsU?hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344">


(4)

value="http://www.youtube.com/v/4zAJuWFv9EI?hl=ja&fs=1">name="allowFullScreen" value="true">value="always">src="http://www.youtube.com/v/4zAJuWFv9EI?hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344">


●おまけ(小3クラスの子どもたち)

value="http://www.youtube.com/v/3fGW0EBXe_c?hl=ja&fs=1">name="allowFullScreen" value="true">value="always">src="http://www.youtube.com/v/3fGW0EBXe_c?hl=ja&fs=1"
type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always"
allowfullscreen="true" width="425" height="344">



Hiroshi Hayashi+++++++May. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●5月31日(火曜日)夜記(今月も終わった!)


++++++++++++++++++++


今日で、2011年5月は、終わり。
いつもなら月末パーティ(打ち上げ式)を
ワイフとするのだが、今日はなし。
教室のドアが壊れたので、それを直して
いるうちに、パーティのことを忘れて
しまった。


ハハハ。


++++++++++++++++++++


●北朝鮮


 北朝鮮が、「韓国など相手にせず」という声明を発表した。
おかしな国だ。
だれもあんな国など、相手にしたくない。
相手にもならない。
できるならもう、日本のことなど放っておいてほしい。
忘れてほしい。
忘れて自分の国のことだけを考えて、勝手にやってほしい。
韓国にしても、そうだろう。


 武力で脅し、それがすむと今度は援助を求める。
その繰り返し。
あえて「韓国など相手にせず」と言わなくても、北朝鮮は、もとから相手にされていない。
自己認識能力ゼロの国というのは、今の北朝鮮のような国をいう。


●韓国


 韓国も思考回路は同じ。
北朝鮮と同じ。
北方領土へ国会議員を送り込んだ。
韓国政府は、「勝手に行った」と弁解したが、これはウソ。
韓国政府がビザ申請にからんでいたことが、発覚。


 日本人の国民感情としては、「何もこの時期に!」となる。
日本が混乱しているのをよいことに、竹島の実効支配を進め、北方領土に国会議員を送り
込む。
イヤ~ナ国。
本当に、イヤ~ナ国。


 今に竹島(独島)どころではなくなる。
38度線以北が、ゼーンブ、中国の領土になる。
日本の知ったことではないが……。


●管首相


 民主党が割れた。
明日(6月1日)にも、内閣不信任案が提出され、議決されるかもしれない。
私は何も、民主党支持者ではないが、言いたいことは同じ。
「何も、この時期に!」。


 週刊文春(6月2日)によると、「……もはや1億円の裏献金は、真っクロ以外の何物で
もない。やっぱり(小沢一郎は)万事休す」(P38)とある。
裁判傍聴記の結論として、そう書いてある。


 管首相にも問題はあるかもしれない。
しかし今は、原発事故処理に全力を傾けるとき。
管内閣以下、国民が一致団結して、この難局を乗り越えるべきとき。
煙こそ見えないが、福島第一原発からは、今の今も、モウモウと放射性物質が空中に放出
されている。
そんな時期に内輪もめをしていて、どうする?
どうなる?


 ここで内閣不信任案が可決されたら、日本の政局は大混乱。
火事の真っ最中に、夫婦喧嘩に始まる離婚騒動をしているようなもの。
そんなヒマがあったら、国会議員たちよ、福島の原発事故現場へ行け!
火を消せ!
選挙のたびに、「命をかけて……」と君たちは言っているではないか。
だったら、今こそ、そのとき。
命をかけて行け。
君たちの信念を、形で示せ。


 さあ、どうだ!


●UFO


 2日前、UFOについての原稿を書いた。
反響は大きかった。
BLOGへのアクセス数で、それがわかる。


 で、今、こう考える。
もし私が宇宙人なら、(神でもよいが)、人間をどうするだろうか、と。
人間を許し、人間を宇宙人の世界に、(神の世界でもよいが)、迎え入れるだろうか、と。
もう少し具体的には、宇宙人から見た人間は、どんなふうに映るだろうか、と。


 たとえば人類全体が存亡の崖っぷちに立たされたとする。
現在、すでに崖っぷちに立たされているとみてよいが、そんなとき宇宙人は、人間を助け
の来るだろうか。
神でもよい。
神は助けに来るだろうか。


 そこでいきなりこう考える。
「もし私が宇宙人なら、どう判断するだろうか」と。
あるいは「もし私が神なら、どう判断するだろうか」と。
あるいはこの文を読んでいる、あなたなら、どう判断するだろうか。


 人間である私がこう言うのもおかしいが、私が宇宙人なら、(神でもよいが)、答はかな
り否定的にならざるをえない。
人間の世界では、「力」をもった人間ほど、より強欲になる。
貪欲になる。
北朝鮮の金xxを見れば、それがわかる。
民主党の小沢一郎を見れば、それがわかる。
ああいう人たちは、自らが発する悪臭に気がついているのだろうか。


 ひょっとしたら今ごろ、この太陽系のどこかでこんな評決がなされているかもしれない。
「人間に、生存する価値、なし」と。


 「ヒト科ヒト属」という、たった1種類の生物のために、ほかの何百万種類という生物
が犠牲になっている。
こんなバカげたことを、宇宙人が許すはずがない。
神が許すはずがない。


 ……という原点から、人間は、自らを反省しなければならない。
あるいは自らがもつ欠陥を改めなければならない。
宇宙人に、(あるいは神でもよいが)、叱られてからそうするのでは、あまりにも遅い。
その前に、それをする。


 たしかに私たちは何ものかによって、試されている。
宇宙人かもしれない。
神かもしれない。
だれであれ、何ものかによって、試されている。
が、こわいのは、その結論。
もしそれが「NO!」であったら……。


 私たちはいとも簡単に、宇宙人によって、(あるいは神でもよいが)、抹殺されてしまう
だろう。
たった1日かもしれない。
1時間かもしれない。
あるいは数秒かもしれない。


 もし宇宙人に、(神でもよいが)、最後の慈悲というものがあるなら、人間がそれに気づ
く前に、彼らは人間をこの地球から抹殺するだろう。

 ……とまあ、かなりSF的なことを書いてしまった。
これもおととい観た映画、『アジャストメント』の影響かもしれない。
そう言えば、6月末に、『スーパー・エイト(SUPER 8)』という映画が封切りにな
る。
製作は、あのスティーブン・スピルバーグ。
楽しみ!


 では、おやすみ。
5月31日夜記


Hiroshi Hayashi+++++++May. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●6月1日

+++++++++++++++++++++++++

●消えた2時間

 今日は7時起き。
よく眠った。
頭痛もなし。

 ……先週は、軽い頭痛がつづいた。
朝方、いつも頭が重かった。
それが毎日、昼ごろまでつづいた。
おかしな神経痛もあった。
左耳の下から脳を突き抜けるような神経痛。
偏頭痛(?)と判断しかねているうちに、週末になって風邪の症状が出てきた。
くしゃみと発熱。
市販の風邪薬をのんだ。
頭痛も消えた。
風邪だった。
よかった。

 で、今朝も、いつもの日課。
起きるとすぐ、ウォーキングマシンに。
30分もすると、全身から汗が噴き出す。
それが気持ちよい。

そのまま書斎へ。
パソコンに電源を入れる。

……

 時刻は……ギョッ!
現在、時刻は午前9時!

メールを読み、ニュースサイトに目を通した。
いくつかの原稿をBLOGにアップした。
それだけで、午前9時!

2時間は、どこへ消えたのか?

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●時間がない!

 週末にK市で某大会がある。
その大会の記念講演の講師を務める。
今は、その準備。
準備といっても、私のばあい、体調を整えること。
運動量をふやすこと。
食事の量を減らすこと。
眠った脳みそでは、講演はできない。
が、この緊張感がたまらない。
楽しい。

 ところで先週、ワイフと映画を観に行ったときのこと。
映画館は、市内のZ・シティというショッピングセンターの
中にある。
その地下街を通ったときのこと。
明らかに私と同年齢、あるいは私より若いと思われる
男たちが、ぼんやりとした様子で、椅子に座っていた。
3、4人もいた。

それなりの服装はしていたが、緊張感がなかった。
うつろな目つきで、空(くう)を見つめていた。
私はそれを見て、ドキッとした。
ドキッとして、口を閉じてしまった。

ワ「どうしたの?」
私「……」と。

 明日は我が身。
明らかに退職者たちだった。
仕事もなく、かといって、家の中では粗大ゴミ(?)。
行くところもなく、そういうところで時間をつぶす。
もちろん遊ぶお金もない。

 ……エスカレーターに乗って1階へ出ると、
そこにも小さなたまり場があった。
が、そのたまり場にも、2、3人!

私「これから先、ああいう人たちがふえるだろうね」
ワ「そうね」と。

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●パソコン

 パソコンを相手に仕事をしている人なら、異論はないだろう。
パソコンというのは、「時間を食う」。
たいした仕事はしていないのに、時間ばかり過ぎていく。
パソコンというのは、そういうもの。

 数日前も、マガジンの過去版を整理した。
6月1日(2011年)で、1526号を数えた。
2001年6月、創刊。
以来、ちょうど10年。
コピーして張りつけていくだけの単純作業。

 朝から作業を始め、ホッと一息ついたのが、午後3時。
1日仕事になってしまった。
……ということで、今の今も、時間が足りなくて、困っている。
やりたいことは山のようにある。
書きたいことは山のようにある。
が、その時間がない!
時間が足りない!
忙しくはないが、時間が足りない!

 ……だからといって、ショッピングセンターで無意味に時間を
つぶす人を、どうこう言っているのではない。
先にも書いたように、「明日は我が身」。
「私はああいう人たちとはちがう」と思うのは、その人の勝手。
しかしどこもちがわない。
ちがわないというより、中身は同じ。
言うなれば、今の私は「包装紙」のようなもの。
包装紙をはがしたら、中身は同じ。

 ただ、そうはなりたくないと思い、懸命にふんばっている。
がんばっているというより、ふんばっている。
もしその気力が途絶えたら、私も明日からショッピングセンターで
時間をつぶすようになる。
そういう自分をよく知っているから、ふんばるしかない。

 ……おとといも、静岡県教育委員会の担当者の方が、講演の仕事を回してくれた。
そのときのこと。
いつもなら「ありがとうございます」で終わる電話だった。
が、思わず私は「生きがい」という言葉を使ってしまった。
「いつも、生きがい、ありがとうございます」と。

 ……ということで、この先、死ぬまでハラハラとした人生がつづきそう。
肉体の健康、精神の健康、心の健康、それに脳みその健康。
が、何よりも大切なのは、「気力」。
前に向かって生きるという気力。
いつまでつづくかわからないが、とにかくつづけるしかない。

 で、そのあとは、ピンポク。
願わくは、ピンポク。
前日までピンピンしていて、その翌朝、ポックリと逝く。

 しかしみなさん、誤解してはいけない。

 ああしてショッピングセンターで、ぼんやりと時間をつぶしている人たちは、
本当は苦しんでいる。
けっして、したくて、そうしているのではない。
もちろん楽しんでいるのでもない。
苦しんでいる。
その苦しみがほんの少しでも理解できたら、けっして責めたり、バカにしてはいけない。
なぜなら、明日は、それがあなたの姿。
あなた自身の姿。
それを忘れてはいけない。


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