Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Monday, January 19, 2009

*An Australian was sentenced to prison, for the lese of majesty?

●不敬罪?(Lese Mejesty?)
The Government of Thailand has sentenced an Australian writer, 3-year long prisoning because of the lese majesty. What is the lese majesty now? This is an oppression of words, isn’it? Be ashamed, Thailand people!

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『タイの裁判所は19日、著作物のなかでタイ国王を侮辱したとして、
オーストラリア人の作家に禁固3年の刑が言い渡されたという』(TBS-i・News・1月19日)。

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タイで大学講師をしていた、1人のオーストラリア人が、『過去の出版した著作の中に、タイ国王を侮辱する表現があったとして、不敬罪の疑いで逮捕、勾留された』(同)という。
その結果、禁固3年の実刑判決がくだされたという。

なお同時に、『タイ当局は昨年以降、王室に批判的と判断したおよそ4000のウェブサイトを閉鎖していて、言論弾圧との非難が国内外から出ている』(同)との報道もなされている。

今どき不敬罪?
戦前の日本にもあったが、「敬う」などという心の中の感情まで、法律でしばるところが恐ろしい。
またそういうふうにして敬われたとしても、当の国王は、それで満足なのだろうか。
私が国王なら、そんなバカげた法律は、自分のほうから願いさげる。

で、日本という国は、意識的には、オーストラリアとタイの中間あたりに位置する。
私たち日本人が、「バカげている」と思う以上に、オーストラリア人は、そう思うだろう。
だいたい、オーストラリア人には、そういう意識そのものがない。

が、それだけではない。
王室に批判的なウェブサイト(ホームページ)が、4000以上も閉鎖されたという。
こうなると、タイという国は、もうデタラメな国と判断してよい。
タイの人たちは、もっと自分に恥じたらよい。
国王を敬わないことを恥じるのではなく、言論の自由がないことを恥じたらよい。

世界から見れば、ちっぽけな国ではないか。
そんな国で、国王だのなんの、不敬罪だのなんのといっている、自分たちのおかしさに、まず気がついたらよい。

人間に上下があるわけがない。
一人ひとりの人たちが、自由にものを言い、生きる。
国としてのダイナミズムは、そこから生まれる。
またそういうふうにみなが、生き生きと生きている国を、すばらしい国という。