●謎の衛星「フォボス」 ●沖縄問題
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子育て最前線の育児論byはやし浩司 10年 9月 15日
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【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
休みます。
【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
●謎の衛星「フォボス」
+++++++++++++++
火星には2つの衛星がある。
そのひとつが、「フォボス」。
まさに謎の衛星。
私はこのフォボスに、たいへん
興味がある。
ひょっとしたら、人類の起源、
さらには人類の未来の謎を解く鍵が、
このフォボスに隠されているかもしれない。
けっしておおげさなことを書いているのではない。
「ありえる」という話で、私は信じている。
真夏の夜のロマン。
大ロマン。
そう、夏になるといつも決まって、
フォボスが気になる。
++++++++++++++
2007年の4月に書いた原稿より
++++++++++++++
●宇宙ステーション
++++++++++++++++++
もっとも効率的で、高性能、かつ安価な
宇宙ステーションの作り方といえば、
宇宙に漂う、惑星の中をくりぬいて作る
という方法。
小さな衛星でもよい。
衛星でなくても、もっと小型のものでも
よければ、隕石がある。
外殻が、固い岩石でおおわれているため、
各種の宇宙線から、乗員を守ることが
できる。大きな衛星になれば、それなりの
重力もあるから、観測機器などを、内部で
固定することもできる。
では、どうすれば、そういう衛星を、ちょうど
よい場所に、もってくることができるか?
これも、方法は、簡単。
岩石の表面に、すり鉢状の穴を掘り、その
中心部で、ものを爆発させればよい。
大きな衛星であれば、小型核爆発でもよい。
爆発力をうまくコントロールすれば、
衛星を移動させることができる。
++++++++++++++++++
現在、いろいろな国が集まって、宇宙空間に、宇宙ステーションを建設している。しか
し地球から、そのつど資材を持ち運ぶため、莫大な費用がかかる。
そこでもっとも簡単で、安価な宇宙ステーションの建設方法と言えば、宇宙に漂う衛星
の内部を、くりぬいて作るという方法がある。直径が、1~2キロもあればじゅうぶん。
あるいはそれ以上でもよい。
それ以下でもよい。
重力といっても、軽いから、削岩機を使えば、まるで雪を削るように簡単に穴を掘れる
はず。掘った岩石は、そのまま、衛星表面の補強に使うこともできる。うまくいけば、岩
石の中に閉じこめられている(水)を取り出すこともできるかもしれない。
衛星内部に研究室や実験室、居住室などを作ればよい。
では、そういう衛星を、どうやって、ちょうどよい位置にもってくることができるか。
これも簡単である。
衛星の一部に、すり鉢状の穴を掘る。茶碗のような穴を想像すればよい。その穴の中心
部で、火薬を爆発させればよい。あるいは大きな衛星であれば、小型の核爆発を起こして
もよい。
こうして衛星を移動させる。速度は、遅くても構わない。危険なコースに入りそうにな
ったら、そのときはそのときで、軌道修正すればよい。
衛星を止めるときは、隕石の向きを180度変えて、また火薬を爆発させればよい。衛
星を、ちょうどよいところで静止させることができる。
……というのは、SFの世界の話だが、しかしそれをすでに考え、実行した生物がいる
のではないか。それを思わせる痕跡は、いくつかある。
たまたま今朝のヤフー・ニュースは、こんな記事を載せている。
『火星と木星の間にある、珍しい双子の小惑星、「アンティオペ」は、日本の探査機「は
やぶさ」が着陸した小惑星「イトカワ」と同様に、岩石片が集まってできており、内部に
すき間が多いことが分かった。パリ天文台などの研究チームが10日までに、南米チリに
ある欧州南天天文台の大型望遠鏡などを使って、精密に観測した成果を、米惑星科学誌イ
カルスに発表した』と。
どうやって「かすかすであること」がわかったかということは、別として、「かすかす」
ということは、「内部が空洞である」というふうには、考えられないだろうか。もしそうだ
とするなら、自然に、空洞になったとは、考えにくい。
……けっして、荒唐無稽(こうとうむけい)なことを書いているのではない。この太陽
系には、それを疑わせる衛星がいくつかある。私がとくに注目しているのは、「フォボス」
という火星の衛星である。
この惑星には、先に書いたような、すり鉢状の穴が、一方の端についている。隕石の衝
突でできた穴ということになっているが、ならば、こんなふうに穴があくためには、正確
に真上から、隕石が当たらなければならない。写真でみるかぎり、穴は、真円に近い。し
かもその穴からのびる直線状の縞模様は、観測されるたびに、数がふえているという。
このフォボスも中は、「かすかす」と言われている。
繰りかえすが、衛星をくりぬいた宇宙ステーションであれば、中に住む生物を、危険な
放射線や太陽光から守ることができる。小さな隕石だったら、当たっても、ビクともしな
い。宇宙空間を漂うゴミと衝突しても平気。部屋をふやしたかったら、穴を掘って作れば
よい。それでできた土砂は、衛星の表面に捨てればよい。
形こそぶかっこうだが、もっとも効率のよい宇宙ステーションということになる。
……ということで、この話はおしまい。で、ここから先は、私のSF的空想物語。
遠い昔、火星にも、人間に似た知的生物が住んでいた。そして現在の人間のように、宇
宙へ飛び出すほどの知的能力を身につけた。
そして宇宙空間を漂う衛星や惑星を、つぎつぎとくりぬいて、宇宙ステーションを建造
した。が、火星は、急速に温暖化現象を迎えた。火星に住んでいた知的生物たちは、太陽
系のあちこちへと非難を開始した。もちろん地球にもやってきた。
が、地球には住むことができなかった。太陽から注ぎこむ放射線、太陽光に、彼らは耐
えられない。太陽に近い分だけ、量も多い。まぶしい。それに地球の重力がある。で、彼
らは、地球の衛星の、月に目をつけた。彼らは、月をくりぬいて自分たちの宇宙ステーシ
ョンを作ることにした。
やがて火星は、生物の住めない惑星となってしまった。火星に住んでいた知的生物たち
は、そのままそれぞれの衛星に、住むことにした。地球の上に輝く、月も、その一つであ
る。
……ハハハ。私の説によれば、あの月も、どこかの衛星で生まれた知的生物たちの宇宙
ステーションというわけ。(この説を信じているのは、けっして私だけではないが……。)
しかしそんな思いをもって、あの月を見ると、これまた楽しい。ヤフーのニュースを読
むと、さらに楽しい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●謎の縞模様
フォボスの縞模様をながめているだけで、壮大なロマンがかきたてられる。
いろいろな説がある。
もっとも有力視されている説は、隕石の衝突によってできた爆発痕。
(いろいろな本にそう書いてあるだけだが……。)
しかしこの説は、一読しただけで、ウソとわかる。
フォボスの写真を見れば、すぐわかる。
爆発痕なら、放射状に縞模様が残るはず。
が、フォボスの縞模様は、どれも並行に並んでいる。
縞模様が交差している部分もある。
さらによく見ると、その縞模様が、小さなクレーターの山を越え、谷を越え……
というように途切れることなくつづいている。
爆発によってできたものなら、クレーターの谷の内側部分にまで、縞模様が残る
ことはない。
●ふえる数
フォボスの縞模様の数が、観測のたびにふえているという話は、よく聞く。
以前、どこかのサイトでも、その比較写真を紹介していた。
あとでもう一度、そのサイトを調べてみる。
もしこの縞模様が何らかの自然現象によってできたものなら、「ふえる」ということは、
ありえない。
しかも仮にこの20年にうちにふえたとしても、宇宙的な時間から見れば、「瞬時」。
自然現象によって縞模様ができたと考えるのには、無理がある。
まだある。
ロシアの探査衛星は、フォボスに近づいたところで「きりもみ状態」になり、墜落
してしまったという。
そのとき最後の1枚に、巨大なUFOが写っていたという。
加えてフォボスから、水蒸気が立ち上るのも観測されている。
……などなど。
●ウィキペディア百科事典より
++++++++++以下、ウィキペディア百科事典より転載++++++++++++
【特徴】
フォボスは太陽系の惑星の衛星の中で最も主星に近く、火星の表面から6,000km以内の軌
道を回っている。
フォボスの軌道は火星の静止軌道より内側にあるため、公転速度は火星の自転速度よりも
速い。従って、1日に2回西から上り速いスピードで空を横切り東へ沈む。表面に近いため、
火星のどこからでも見えるわけではない。また、火星の自転より早く公転しているので、
フォボスは火星の潮汐力のために徐々に火星に引きつけられ(1.8m/世紀)、いずれ壊れる
運命にある。5000万年以内に火星の表面に激突するか、破壊され火星の環となると考えら
れている。
ソ連の探査機フォボス2号は、故障直前にフォボスからごくわずかな気体が安定して噴出
していることを発見した。この気体は水蒸気だと考えられている。
フォボスは、ダイモスと共に火星の重力に捕捉された小惑星だと考えられている。実際、
両者はC型小惑星同様に炭素化合物に富んでいるが、密度が非常に小さいことから、氷と
岩石の混合物だと考えられている。
【地形】
フォボスには一つの峰 (Ridges) と十数個のクレーターが確認されている。峰は
ヨハネス・ケプラーに因んでケプラー・ドルスムと名付けられた。クレーターは天文学者、
および『ガリヴァー旅行記』の登場人物に因んで名付けられた。
フォボス最大のクレーターは直径が10kmあり、ホールの妻アンジェリンの旧姓にちなみ
スティックニー・クレーターと命名されている。スティックニーを中心としてフォボスに
は放射状の溝が見られるが、これはスティックニーを作った天体が衝突した際の衝撃でで
きたと考えられている。
【フォボス空洞説】
1950年代から60年代にかけて、フォボスの奇妙な軌道と密度の低さから、フォボスは中
空の人工天体ではないかという説が唱えられたことがある。
1958年頃、フォボスの公転の永年加速について研究していたロシア人の宇宙物理学者
ヨシフ・シクロフスキーは、フォボスが「薄い金属板」構造であると提唱した。これはフ
ォボスが人工的な起源を持つことを示唆するものである。シクロフスキーは火星の上層大
気の密度の推定値に基いて、微弱な制動効果でフォボスの永年加速を説明するためには、
フォボスが非常に軽くなければならないと推論した ……ある計算では直径が16km、厚さ
は6cm未満の中空の鉄の球が導かれた。
アイゼンハワー合衆国大統領の科学顧問を務めていたジークフリード・シンガーは、
"Astronautics" 誌の1960年2月号でシクロフスキー説を支持し、さらに「フォボスの目的
は、おそらく火星人が彼らの惑星の周囲で安全に活動できるように、火星の大気中の放射
を吸い取ってしまうことだろう」というところまで飛躍させた。また、シクロフスキーと
親しかったカール・セーガンやフレッド・ホイルも人工的要素を指摘していた。
しかし、後にこうした考えが生まれるきっかけとなった永年加速に関する疑問が提示され、
そして1969年までにはこの問題は解決された。初期の研究では、軌道高度が低下する速度
を5cm/年という過大な値を使用していたが、後に1.8cm/年まで修正された。現在では、永
年加速は当時考慮されていなかった潮汐効果の結果だと考えられている。また、フォボス
の密度は1.9 g/cm3と測定されており、これは中空の殻であるという説とは矛盾する。さら
に、1970年代にバイキング探査機によって得られた画像は明らかに天然の天体であり、人
工物ではないことを示していた。
同様の月空洞説や地球空洞説も唱えられたことがある。
++++++++++以上、ウィキペディア百科事典より転載++++++++++++
●1立方センチ当たり、1・9グラム
1立方センチメートル当たり、1・9グラムという。
それを「重い」というか、「軽い」というか。
アルミでさえ、1立方センチメートル当たり、2・7グラム。
花崗(カコウ)岩も、ほぼ同じ、2・7グラム。
マントルによるカンラン岩で、3・3グラム。
鉄にいたっては、8・1グラム(以上、「地質教室」HPより)。
つまりフォボスは、アルミの約3分の2の密度ということになる。
現在地球上にあるもっとも軽い金属は、マグネシウム。
そのマグネシウムの密度は、1・74グラム。
マグネシウムよりはやや重いかなという程度。
フォボスはやはり、カスカスの状態か、あるいは中が空洞になっていると考えるのが
妥当ということになる。
で、調べてみたら、学研より、こんな本が出版されていることを知った。
「失われた火星人の謎とサンドワーム エイリアンの改造天体フォボスと超古代アルテミ
ュア文」(あすかあきお著)。
長いタイトルだが、興味をググーッとそそる。
さっそく注文してくる。
●否定派と肯定派
UFOを認めるか、認めないか。
これについては、徹底した否定派と、徹底ではないが、その否定派を攻める肯定派に
分かれる。
たとえばアメリカのNASAなどは、徹底した否定派。
「あやしい」ということすら、認めない。
で、こうまで徹底して否定されると、かえって「何かあるのでは?」と、そこまで
勘ぐってしまう。
もう少し歩み寄れないものか?
それともUFOの存在を認めると、何かまずいことでもあるというのだろうか。
一説によれば、UFOの存在を認めると、社会秩序そのものが崩壊するという。
しかし仮にそうであっても、それをコントロールする権限は、NASAにはないはず。
ありのままの宇宙の姿を、ありのままに私たちに見せる。
それがたとえ混乱を招くものであっても、私たちにはそれを乗り越える力がある。
つまり混乱は、一時的で終わる。
数日前も私とワイフは、こんな会話を交わした。
「あの夜、ぼくたちが見たものが何であるか。その正体を突きちめるまで、ぼくたちは
死ねないね」と。
私が火星の惑星のフォボスに興味をもっているのも、そういう理由による。
もしあなたも宇宙人に興味があるなら、フォボスあたりから、調べてみたらよい。
シュメール人でもよい。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 火星 フォボス 謎 謎の縞模様 謎の衛星 夏の夜のロマン フォ
ボス空洞説 UFO シュメール シュメール人 衛星フォボス)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●謎の衛星『フォボス』
少し前、火星の衛星のひとつである、「フォボス」について書いた。
その中で、フォボスの比重について書いた。
それがどうも気になる。
今日も気になる。
フォボスの比重は、1立方センチ当たり、1・9グラム!
たったの1・9グラム。
その一部を、もう一度ここに掲載する。
●1立方センチ当たり、1・9グラム
フォボスの比重は、1立方センチメートル当たり、1・9グラムという。
それを「重い」というか、「軽い」というか。
アルミでさえ、1立方センチメートル当たり、2・7グラム。
花崗(カコウ)岩も、ほぼ同じ、2・7グラム。
マントルによるカンラン岩で、3・3グラム。
鉄にいたっては、8・1グラム(以上、「地質教室」HPより)。
つまりフォボスは、アルミの約3分の2の密度ということになる。
現在地球上にあるもっとも軽い金属は、マグネシウム。
そのマグネシウムでも、比重は、1・74グラム。
マグネシウムよりはやや重いかなという程度。
フォボスはやはり、カスカスの状態か、あるいは中が空洞になっていると考えるのが
妥当ということになる。
●中身は「水」?
このカスカス説に対して、「内部は水(氷)」という説があることがわかった。
外殻は写真を見てもわかるとおり、岩石ぽい。
少なくとも水ではない。
が、この説はどう考えてもおかしい。
どうして比重がより軽い「水」が内部にあって、(水は1立方センチメートル当たり、
1グラム)、それよりも重い岩石(?)が、外側にあるのか?
物理学の常識に反する。
仮に氷であるとするなら今度は、フォボスはいったいどのようにして形成されたのか
という謎が生まれる。
ゆいいつ考えられるのは、宇宙をただよっていた氷の塊(かたまり)に、ほこりのような
岩石が積もって、現在のような姿になったという説。
(だれもこんな説を主張していないが……。)
やはりフォボスは、カスカスか、もしくは中が空洞になっていると考えるのが
自然である。
もしそうでないというのなら、かなり強力な反証がないかぎり、私は納得しない。
ロシアの探査機は、フォボスの一部から水蒸気が吹きあげているのを観察している。
水蒸気?
宇宙空間の温度は、マイナス270度と言われている。
温度というのは、間に熱を伝える粒子があってはじめて伝わる。
無に近い宇宙では、太陽に近いところでも、遠いところでも、均一にマイナス270度と
考えるのが正しい。
ただ太陽から吹き出る気体(太陽風)は、太陽の近くで100万度、地球の近くで
10万度と言われている(OK・Waveサイト)。
しかし太陽風といっても、先にも書いたように太陽の熱で暖められているわけではない。
わかりやすく言えば、太陽からの電磁波が物体の分子に当たり、そこで振動を起こす。
その振動が「熱」になる。
ではフォボスでは、どうか?
内部から水蒸気が出るということは、内部は100度以上に加熱されていなければ
ならない。
理論上は、太陽に面した部分は、数百度になる反面、反対側の部分は、マイナス270
度。
宇宙の絶対0度にかぎりなく近づく。
それに放出されたとしても、水蒸気というのは、宇宙空間に飛び出した直後、今度は
こまかい氷の粒子になるはず(?)。
(若い頃、宇宙船の乗組員が小便を船外に放出したら、こまかい氷の粒子になった
という話を聞いたことがある。)
よくわからないが、どうして水蒸気なのか。
現在、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機、「マーズ・エクスプレス」が、
火星の周囲を回っている。
そのマーズ・エクスプレスが、フォボスの詳細な情報を届けつづけている。
その結果を待ちたいが、しかし同時に、発見したことをすべてそのまま公表してくれる
かどうかについては、大きな不安が残る。
たとえば2008年、マーズ・エクスプレスは、奇妙な「峰」を発見している。
「フォボス表面に、全体の姿とは明らかに不釣り合いな、学者達が「一枚岩」と呼んだ、
90メートルの高さの奇妙な「峰」が発見されました」(ロシア「The Voice of Russia」)と。
フォボス表面に、90メートルの高さの「峰」があったというのだ。
「一枚岩」と呼べるような「峰」?
何か?
「塔」ではないのか?
どうして「塔」であっては、まずいのか?
どうしてわざわざ「明らかに不釣り合いな峰」と、遠回しな言い方をするのか?
……フォボスについての謎は、このように底なしに深い。
知れば知るほど、謎が深まる。
興味のある人は、インターネットで片っ端からフォボスについて、調べてみるとよい。
ものの考え方が一変するかもしれない。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司
BW はやし浩司 フォボス 90メートルの峰 一枚岩 フォボスの謎 謎の衛星 フ
ォボス)
●フォボスの写真集
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title="phobos-mars-enhanced by bwhayashibw, on Flickr">src="http://farm5.static.flickr.com/4116/4912723250_caf1a3c6c0.jpg" width="500"
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title="img1f2862920qcuy7 by bwhayashibw, on Flickr">src="http://farm5.static.flickr.com/4075/4912723390_e248c7d5d3_s.jpg" width="75"
height="75" alt="img1f2862920qcuy7" />
title="img8d13ee3bdqd1o2 by bwhayashibw, on Flickr">src="http://farm5.static.flickr.com/4138/4912723402_5e434f9e92_m.jpg" width="200"
height="159" alt="img8d13ee3bdqd1o2" />
src="http://farm5.static.flickr.com/4099/4912800340_0a002ac540.jpg" width="500"
height="494" alt="フォボス180度回転したあと、上下反転" />
(上の写真の中の1枚を、180度回転したあと、上下反転した写真)
【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
【沖縄の領有権問題】
●映画『インセプション』、2回目
+++++++++++++++++
昨夜遅く、映画『インセプション』を
観てきた。
2回目である。
2回目で、やっとすべて理解できた。
あの映画は、一応、ハッピーエンドで
終わっている。
それが確信できた。
で、やはり同じことを感じた。
字幕の翻訳が、不親切。
たとえば「~~へ行く」という字幕が出る。
英語のほうでは、「だれが」という言葉が
入っている。
が、字幕だけだと、そのつど頭の中で、
「だれが?」と考えなくてはいけない。
明らかな誤訳もいくつか、見つけた。
あの映画を観に行くときは、あからじめ、
ストーリーを知っておく必要がある。
でなければ、頭が混乱する。
なお「もう一度、観よう」と言ったのは、
ワイフ。
映画館から出るとき、ワイフはこう言った。
「2回目で、やっと意味がわかったわ」と。
『インセプション』というのは、
そういう映画。
このところ観たい映画があまりない。
そのためときどき同じ映画を観る。
『ソルト』も2回、観た。
で、その感想。
同じ映画を2回観ることについて、「無駄」と
思う人がいるかもしれない。
しかしよくできた映画は、(よい映画とはかぎらないが)、
2回目でその(できのよさ)がよくわかる。
より深く楽しめる。
それに英会話の勉強にもなる。
レッスン料と思えば、安い。
+++++++++++++++++++
●ソニーのビデオカメラ(CX-170)
昨日、ソニーのビデオカメラが届いた。
CX-170。
小型カメラ。
今使っているビクターのEverioと比べても、一回り小さい。
値段は、5年保証+代引き手数料込みで、4万1000円。
それでも近くの大型電気店で買うよりも、1万5000円ほど、安い。
Everioは、買って、1年半。
その間にボロボロ、ガタガタ。
よく使った。
CX-170がその後継機というわけだが、機能がよくなった分だけ、今のところ
うまくパソコンに取り込めない。
あれこれ試行錯誤を繰り返す。
……この間、10分ほど……
SONYの相談窓口に電話をかけて確かめたら、こういうこと。
つまりSDカードからはパソコンに直接、取り込めない。
ソニー専用のソフトを使ってほしい、と。
そういうこと。
……ということで、一件落着。
今日から教室の様子は、ソニーのCX-170で撮影する。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●とうとうでてきた、「沖縄領有権問題」
++++++++++++++++
私は10年ほど前から、こう書いてきた。
「中国はそのうち沖縄は中国の領土と
言い出すようになるだろう」と。
カイロ宣言(1943)のとき、中国の毛沢東は、
そう主張した。
で、今月、中国のGDPが日本のそれを
追い越した。
とたん、出てきた、「沖縄領有権問題」。
いわく
『18日付毎日新聞は、最近数年の間に沖縄が中国領だとして、返還を求める声が中国で
高まっていると報じた。
報道によると、中国の一部学者は、沖縄がかつて琉球王国時代に中国との交易で栄え、
中国に従属する地位にあったと主張している。昨年12月に北京で中国人歴史研究者らに
よるシンポジウムが開かれ、「明治政府による琉球併合(1879年)も、戦後の沖縄返還
(1972年)も国際法上の根拠はない」との主張が繰り返されたという。
同紙は中国でこうした主張が出る背景について、「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)
の移設問題で日米同盟が揺らぎ、沖縄と日本政府の関係もぎくしゃくする中、中国では『沖
縄を返せ』の声が強まっている」と分析した』(朝鮮N報より)と。
中国が国力をますにつれて、この問題は加速度的に大きくなる。
そのとき日本および、沖縄の命運は決まる。
++++++++++++++++
2009年に書いた原稿を
そのまま再掲載します。
++++++++++++++++
●琉球独立党
「沖縄が生き残る道は、日本(ヤマトンチュー)からの独立しかない」と。
そうして生まれたのが、琉球独立党。
党首は、YC氏(55歳)。
06年の沖縄県県知事選挙にも出馬している。
そのとき獲得した票数が、6220票。
その数を多いとみると、少ないとみるか……。
沖縄独立党は、それを「大勝利」と喜んでいる。
「我々を支持してくれる人が、6220人もいる」、あるいは「6220人にふえた」と。
「独立党」という名称からもわかるとおり、沖縄独立党は、「日米の支配状態を脱せ」を、
旗印にかかげている。
ほかにも「琉球共和国」とか、「石油採掘権獲得」などという言葉も並ぶ。
興味深いのは、「独立したあかつきには……」「国際入札で、アメリカ軍はもちろん、
日本の自衛隊、あるいは中国やロシアの軍隊を、(有料で)、駐留させる」(「日本のタブー」・
ミリオン出版)という部分。
しかしそうはうまく、いくものか?
どこか現実離れしている?
あるいは排他的民族主義?
中国は、台湾の独立を認めていない。
いずれは、台湾を自国の領土に編入しようとしている。
と、同時に、すでに、沖縄は、中国の領土であると主張し始めている。
その前に、もう一度、日米関係について考えてみたい。
つぎの原稿は、2006年の1月に書いたものである。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●対米追従外交?
++++++++++++++++
たしかに日本の外交は、戦後一貫して、
「対米追従外交」(経済評論家・T氏談)
である。
事実は、事実。それは、もうだれの目にも、
疑いようがない。
しかし一方で、国際外交は、どこまでも
現実的でなければならない。
現実を見失ったとき、国際外交は崩壊する。
同時に、その国は、進むべき道を、
見誤る。
++++++++++++++++
対米追従外交を、批判する人は多い。経済評論家のTJ氏も、そのひとりである。三井
物産時代のかつての同僚ということで、肩をもちたい気持ちもないわけではないが、なら
ば聞く。今の日本にとって、どうして対米追従外交であってはいけないのか。
「追従」「追従」というが、追従しなければならない「現実」がそこにある。
あの中国は、ものの10分足らずで、(あるいは数分で)、日本中を廃墟と化すことがで
きる。それだけの核兵器を、すでに保有し、実践配備をすませている。
忘れていけないのは、戦争というのは、兵器だけでするものではないということ。日本
にとって脅威なのは、兵器もさることながら、その兵器を底流で支える、士気である。反
日感情である。中国人がもっている、その反日感情には、ものすごいものがある。
いったんどこかでそれに火がつけば、悲しいかな、今の日本に、それをくい止めるだけ
の武器もなければ、実力もない。もっとわかりやすく言えば、日本の平和がかろうじて守
られているのは、(中国側から見れば)、その背後に、アメリカという巨大な軍事国家がひ
かえているからにほかならない。
また在日米軍を支えるための、多額の負担金を問題にする人もいる。たしかに日本は、
2006年度だけでも、「思いやり予算」(=在日米軍駐留経費)と称して、2326億円
もの負担金を支払っている。先に問題になった、沖縄からの基地移転費用についても、こ
れとは別に、「3500億円までなら支払ってもよい」と、日本側は、回答している。
この額を多いとみるか、少ないとみるか?
仮に日本有事ということにでもなれば、日米安保条約が発動されて、日本は、アメリカ
軍の庇護下に入る。が、そのときアメリカ側が負担する金額は、ぼう大なものになるはず。
あの韓国でさえ、こんな試算を出している。
「朝鮮半島有事の際には、韓国は、アメリカから1300兆ウォン(約158兆円)分の
軍事装備を、無償で借りることができる」(朝鮮日報・K論説委員)と。(158兆円だぞ!)
現に今、となりのK国は、日本攻撃を目的として、核兵器を開発している。が、そのK
国に対して、この日本には、満足な交渉能力すら、もっていない。拉致問題ひとつ解決で
きない。そういう日本が、どうして核開発問題を解決できるというのか。
韓国にしても、いまや日本の同盟国と考えている人は、ほとんど、いない。いつなんど
き、中国と手を組んで、日本に襲いかかってくるか、わかったものではない。K国とさえ、
手を組むかもしれない。少なくとも、現在のN大統領政権というのは、そういう政権であ
る。
日本は、そういう立場である。つまりそういう立場であることを棚にあげて、「自主権」
なるものをいくら唱えても、意味はない。わかりやすく言えば、日本は、アメリカに追従
するしか、今のところ、生き残る道はない。「追従」という言葉に語弊(ごへい)があるな
ら、「密接な協調」でもよい。
戦後、日本という国が、かろうじて平和を保つことができたのは、日本人が、平和を愛
したからではない。(こういうばあい、「愛する」という言葉は、腸から出るガスくらいの
意味しかないが……。)
日本が平和を保つことができたのは、背後にアメリカ軍がいたからにほかならない。が、
もしアメリカ軍がいなければ、そのつど日本は、毛沢東・中国、スターリン・ソ連、金日
成・K国、さらに李承晩・韓国に攻撃されていただろう。これまた悲しいかな、日本はそ
ういうことをされても文句が言えないようなことを、先の戦争でしてしまった。
日本は、アメリカに追従せざるをえなかったし、基本的には、今も、その状態はつづい
ている。それが「現実」である。
もちろん私も、このままではよいとは思っていない。いつか日本も、アメリカから独立
し、日本は日本として、独自の道を歩まねばならない。しかしその前提として、この極東
アジア、東北アジアに、相互の信頼関係が築かれなければならない。それがないまま、「日
本は日本だ」「日本が国内で何をしようが、日本の勝手」と言い切ってしまうのは、今の日
本にとっては、きわめて危険なことである。
その一例が、日本のK首相によるY神社参拝問題ということになる。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●沖縄の独立(?)
琉球独立党のYC氏(党首)には悪いが、もし沖縄が独立すれば、沖縄はそのまま中国
の支配下に入る。
中国が、黙っていない。
また中国は、現状においては、そんな甘い国ではない。
ないことは、チベット問題ひとつみても、わかるはず。
尖閣諸島周辺には、天然ガスや石油など海洋資源が眠っている。
であるならなおさら、中国は、沖縄の独立を認めるわけがない。
2005年に書いた原稿を、そのまま紹介する。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●台湾問題は、日本の問題
++++++++++++++++++++++
どうして、中国は、日本が主張する経済水域の中で、
ガス油田の開発および採掘を始めたのか。
どうして日本の抗議に対して、中国は耳を貸そうと
しないのか。
実は、この問題に裏には、台湾、さらには沖縄(琉球)
の領有権問題がからんでいる。
雑誌「諸君」(11月号)の中の記事を参考に、この
問題を考えてみたい。
+++++++++++++++++++++++
中国と台湾。その中国は、台湾は、中国の領土と主張し、もし台湾が独立宣言をするよ
うなことがあれば、中国は武力介入も辞さないと、ことあるごとに宣言している。
つまり台湾の独立は、許さない、というわけである。
しかし、この問題は、そのまま日本の問題と考えてよい。中国に視点を置いてみれば、
それがわかる。中国の東には、台湾がある。しかしその台湾の向こうには、沖縄(琉球)
がある。もし台湾が独立してしまえば、沖縄(琉球)は、ますます、中国から遠ざかって
しまう。
仮に台湾が、中国の領土の一部になれば、つぎに中国が領有権を主張してくるのは、実
は、沖縄(琉球)なのである。これは私の被害妄想でも、憶測でも、何でもない。
連合国は、ポツダム宣言(1945)によって、日本の敗戦を明確に位置づけた。しか
しそのポツダム宣言の前に、ヤルタ協定(同、1945)、さらにその前に、エジプトのカ
イロでなされたカイロ宣言(1943)がある。
そのカイロ宣言の中には、「日本は、中国から奪取したすべての領土を、中国に返還すべ
き」という一文があるが、中国は、その中には、台湾はもちろんのこと、沖縄(琉球)も
含まれると主張した。毛沢東が、その人である。毛沢東は、その著書、『中国革命と中国共
産党』の中で、「沖縄(琉球)は、日本が中国から奪った領土である」と書いている(中西
輝政氏、指摘・「諸君」11月号)。
……こう書くと、「沖縄が、中国の領土だって?」と思う人がいるかもしれない。しかし
ここは、明確に述べておかねばならない。
琉球王朝、つまり沖縄は、江戸時代においては、薩摩の「附庸国」であると同時に、明と
清との朝貢関係をもっていた。つまり沖縄(琉球)は、幕藩体制の中では、一応、日本の
「領分」としながらも、日本では異国として扱われていたのである。
が、1871年、宮古・八重山島民が台湾に漂着し、54人が、台湾島民に殺害される
という事件が起きた。これに対して時の明治政府は、「日本国民を殺害した」として清国に
抗議、台湾へ出兵。そしてそのあと、日本は、北京条約で、清に沖縄(琉球)の日本への
帰属を認めさせる(参考、中島成久氏ゼミ資料)。
こういう流れからみると、つまりどこか力ずくで、沖縄(琉球)を日本の領土としてき
たという流れからみると、「沖縄(琉球)は、中国の領土である」と、中国が主張しても、
どこもおかしくない。少なくとも、「沖縄は、日本の領土である」という主張には、歴史的
根拠があまりない。つまりここが、日本最大のアキレス腱ということになる。
しかしその中国が、沖縄をあきらめたわけではない。かろうじて、本当にかろうじて、
今、中国がそれを主張しないのは、台湾問題があるからにほかならない。台湾が、中国の
コブなら、沖縄(琉球)は、そのコブの上のコブにすぎない。「沖縄(琉球)が、中国の領
土である」ということを主張するためには、まず台湾を、自分の領土に組みこまねばなら
ない。
わかりやすく言えば、台湾が、大きな壁となって、中国と日本の間に、またがっている。
中国にしてみれば、まず、台湾問題なのである。
つまりもうおわかりかと思うが、台湾問題が片づけば、つぎにやってくるのが、沖縄(琉
球)問題である。「台湾問題は、日本に関係ない」などと思っていたら、たいへんなまちが
いである。現に今、「沖縄は中国の領土である」と主張する知識人が、中国国内で、ふえ始
めている。
一方、ここ1、2年、米中関係は、急速に悪化の一途をたどっている。新たな冷戦時代
の始まりと説明する人も多い。最近になってアメリカのライス国務次官も、中国を、「明ら
かな脅威」と位置づけ始めている(05年8月)。台湾や日本にとって、脅威という意味で
はない。アメリカ本土にとって、脅威という意味である。
事実、それに呼応するかのように、中国の軍の近代化と拡充には、ものすごいものがあ
る。軍事費にしても、公表されている数字の3倍近くはあると言われている。あるいは、
それ以上かもしれない。
そこで、その中国がなぜ、こうまで、軍事力の拡充に熱を入れるかといえば、すでに中
国は、台湾や日本を飛び越して、アメリカとの戦争を、念頭に置いているからに、ほかな
らない。その中国は、これまたことあるごとに、「もし中台戦争にアメリカが介入してくる
ようなことがあれば、アメリカとの対決も辞さない」と主張している。
中西輝政氏は、つぎのような事実も指摘している。
「この(05年)7月、中国国防大学のエリート、朱成虎少将が多くの欧米記者を前に、
『アメリカが中台の武力紛争に介入したときには、中国は、アメリカ本土に、戦略核ミサ
イルによる先制攻撃を加える』という警告を発した」(同、「諸君」11月号)と。
そうなれば、沖縄はもちろん、日本の本土すらも、中国の核攻撃の対象となる。
……とまあ、こうした物騒な話はさておき、中国は、日本の主張する経済水域を、そも
そも認めていない。だから平気で、その中で、ガス油田の開発、採掘をすることができる。
だからいくら日本が抗議の、のろしをあげても、どこ吹く風。中国は、これから先も、ま
すます堂々と、日本の経済水域内に入ってきて、ガス油田の開発、採掘をするだろう。
ワイフ「そう言えば、沖縄って、日本とは、ちがうという感じがしていたわ」
私「あまり、そういうことは言わないほうがいい。もしそんなことを、日本人のお前が言
っていることを知ったら、中国人は、『そら、みろ!』と喜んで、飛びついてくるかもよ」
ワ「でも、事実は事実だから……」
私「日本としては、何としても、米中関係の悪化を、阻止しなければならない。これ以上、
悪化すれば、日本の平和どころの問題では、なくなってしまう」
ワ「K国の核開発問題も、どこかへ吹っ飛んでしまうわね」
私「そういうこと」と。
こうした中国の野望を封じこめるための方法は、2つある。一つは、中国の民主化運動
を、側面から支援して、中国を民主化すること。ブッシュ大統領も、「世界を民主化するこ
とが、世界に平和をもたらす方法」というようなことを言っている。
もう一つは、日本、東南アジアからインドにかけて、中国包囲網を構築すること。とく
に重要なカギを握るのが、すでに核保有国となったインドである。すでに、アメリカも日
本も、その方向で進んでいる。中国が、軍拡をつづけているかぎり、日本は、中国とはど
こかで一線を画す。でないと、それこそ敵に、塩を送るようなことになりかねない。
……とまあ、いっぱしの外交評論家のようなことを書いてしまったが、しかしこれらの
問題はそのまま、私たち自身の問題である。日本の平和と安全に、直接かかわってくる問
題である。これからも、これらの問題を追求していきたい。
(参考、「国家の覚悟が問われる秋」by中西輝政、「諸君」11月号)
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ム宣言 ヤルタ会談 ヤルタ協定 沖縄問題)
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●国際政治は、現実的に!
沖縄がかかえている問題は、よくわかる。
「(沖縄の)住民は、基地問題、低学歴、就職難で苦しめられている」(「日本のタブー」)。
そのとおりだと、私も思う。
YC氏は、同書のインタビューに答えて、こう述べている。
「沖縄独立なんていえば、妄想だの、荒唐無稽だのって、鼻で笑われたが、六千数百人の
有権者が、私の訴えに賛成したのも事実。
海や空の色とは裏腹に、基地の重圧、戦争の傷痕、財政難が住民の心を重くしている。
けれどこれはみんなヤマトンチューから押し付けられたもの。
だから私はこれをヤマトにお返しして、シマンチューのための琉球共和国を作ろうと言っ
ているのです」と。
が、その問題と、「独立」とは、まったく別の問題である。
ヤマトンチュー(日本)が気に入らないから、シマンチュー(沖縄)は独立すべきという
考え方は、沖縄の人たちにとっても、現実的ではない。
第一に、私たち本土の(?)人間にしても、「鼻で笑っている」わけではない。
また「押しつけている」わけでもない。
沖縄県の人たちに、「申し訳ない」と思っている人のほうが、多い。
それを一足飛びに飛び越えて、「独立」と言われると、私たちとて、どうしてよいのかわか
らなくなってしまう。
むしろ私が心配するのは、「独立」の向うに見え隠れする、YC氏自身の排他的民族主義。
民族主義というのは、より狭小になればなるほど、また先鋭化すればするほど、戦争の火
種となってしまう。
それが排他的であればなおさら、そうである。
あのアインシュタインも、TK先生への手紙の中で、こう述べている。
「exaggerated nationalism(誇張されたナショナリズム=国粋主義)こそが、すべての戦
争の原因である」と。
ともあれ、沖縄というより、沖縄県の問題は、日本全体の問題である。
そのことを気づかせてくれた、沖縄独立党の存在感は、大きい。
私たちは私たちで、「沖縄に独立されては困る」という発想からではなく、沖縄の人たちが
かかえる問題を、私たちの問題として考える必要がある。
たしかに私たちは、今まで、沖縄の人たちがかかええる問題について、あまりにも無関心
でありすぎた。
一方、沖縄の人たちは沖縄の人たちで、もう少し現実的なものの考え方をしてほしい。
いろいろな問題があることは、みな知っている。
だからこそ、それらの問題をひとつずつ解決していく。
私はそのほうが現実的だと思うし、建設的だと思う。
そういう意味で、いきなり「離婚」を訴える沖縄独立党の考え方には、どうしてもついて
いけない。
……イマイチ歯切れの悪い結論で、ごめん!
Hiroshi Hayashi++++++++Dec. 09+++++++++はやし浩司
●日本よ、覚悟しよう!
この先、この問題は大きくなることはあっても、小さくなることはない。
2010/08/19記
Hiroshi Hayashi+++++++Aug. 2010++++++はやし浩司
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はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
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