Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Wednesday, December 29, 2010

●作られる反日感情






☆☆☆この電子マガジンは、購読を登録した方のみに、配信しています☆☆☆
.  mQQQm            
. Q ⌒ ⌒ Q  ♪♪♪……   
.QQ ∩ ∩ QQ         
. m\ ▽ /m 彡彡ミミ      
.  /~~~\  ⌒ ⌒      
. みなさん、   o o β       
.こんにちは!  (″ ▽ ゛)○  
.        =∞=  // 
□■□□□□□□□□□□□□□■□ ================= 
子育て最前線の育児論byはやし浩司   2011年 1月 17日
□■□□□□□□□□□□□□□■□ =================
★ ★★HTML版★★★
HTML(カラー・写真版)を用意しました。
どうか、お楽しみください。(↓をクリックしてみてください。)
************************

http://bwhayashi2.fc2web.com/page009.html

メルマガ(6万3000誌)の中で、2008年度、メルマガ・オブ・ザ・イヤーに
選ばれました!

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【「死」を考えたら、それは「心の病気」(Depression、私のばあい)】


●NG先生の死を考えながら……


++++++++++++++++++


私もあぶなかった。
もともとうつ病気質。
ささいなことがきっかけで、うつ病ぽくなる。
(あくまでも自己診断によるものだが……。)


NG先生が亡くなってからというもの、
かなり落ちこんだ。
連絡を受けたのが、12月2日の朝。
以来、「死とは何か」と。
いっぱしの哲学者にでもなったかのように、
そんな文章ばかりを書いていた。


が、BLOGにはアップロードしなかった。
つまり原稿としては、ボツ。
読み返せば、読み返すほど、へん。
まともではない。
自分でも、それがよくわかった。
だからボツ。


結論を先に言えば、こういうこと。
「死」を考えたら、それは「心の病気」。
健康な心の持ち主は、「死」など考えない。
心の病気にかかっているから、「死」を
考える。


だからこの一週間、こんなおかしな経験をした。


私の中に2人の「私」がいた。
その2人の「私」が、心の中で綱引きをしていた。
「がんばって生きよう」と、前向きに引っ張る「私」。
「どうせ長生きしても、無駄」と、後ろ向きに引っ張る「私」。


あぶなかった!
もしそのとき、「どうせ長生きをしても、無駄」と
考える力のほうが大きかったら、私はさらに
深く落ち込んでしまっていたかもしれない。


そこで重要なこと。
これは精神病一般に通ずることだが、まず「それ」
に気がつくこと。
これを精神医学の世界では、「病識」という。
常識のある・なしで、軽重が決まるともいう。
また病識があれば、治るのも早いという。


つまり「私は病気である」という意識をもつこと。
自分を客観的にながめる冷静さをもつこと。
つぎにどこがどのように「へん」か、自分でそれを
知ること。


昨日(12月6日)は、本当に苦しかった。
何を考えても、「死」に結びついてしまった。
が、それも限界へ来たとき、私はハタと気がついた。
「私は病気」と。
とたん、目の前が、パッと明るくなった。


++++++++++++++++++++++


●みんな、死ぬな!


 警察庁のまとめによれば、こうだ(2009年度)。

 自殺者の男女別では、
男性が2万3472人(71.5%)、
女性が9373人(28.5%)。


 男性のほうが、圧倒的に多い。


 原因・動機が特定できた自殺者2万4434人のうち、
「経済・生活問題」が前年比13.1%増の8377人。具体項目では、「生活苦」が前年
同期比で34.3%増の1731人、
「失業」が65.3%増の1071人
とそれぞれ大幅に増加したそうだ。
また、「事業不振」も1254人。


 生活で追い詰められて「死」を選ぶ人が多いということらしい。


 一方、「健康問題」を原因・動機とする自殺は1万5867人。
このうち「うつ病」が前年比7.1%増の6949人。
すべての具体項目の中で最も多かったという。


 このあたりから、私に関係してくる。
「うつ病によるものが、前年比7・1%増の6949人」とか。
「そんな少ないのかなあ?」と思うと同時に、その一歩手前でふんばっている人たちの
姿が目に浮かぶ。
その何十倍、あるいは何百倍はいるはず。
アメリカ人のばあい、3人に1人が、うつ病にかかっているとも言われている。
日本人も、それに近づいてきた(?)。


 年代別では50歳代が6491人で全体の19.8%を占めて最多。
以下、60歳代(5958人、18.1%)
40歳代(5261人、16.0%)
30歳代(4794人、14.6%)
70歳代(3671人、11.2%)
20歳代(3470人、10.6%)
80歳以上(2405人、7.3%)など。


 要するに、50代、60代が多いということ。


 10万人当たりの自殺者数を示す「自殺率」は、20歳代で24.1、30歳代で26.
2と、統計開始後最高を記録した。


 職業別では、主婦や失業者、年金生活者などを含む「無職者」が全体の57.0%を占
める1万8722人。
細目では「年金・雇用保険等生活者」が18.4%に上り、際だっているそうだ。


 やはり仕事をもつということは、大切なことのようだ。
仕事という連続的な緊張感があればこそ、人は自分の心を正常に(?)保つことができる。
(もちろん仕事が原因でうつ病になる人も多いが……。)


●私のばあい


 落ち込んでくると、脳のCPU(中央演算装置)が狂ってくる。
そのため自分が狂っていることがわからなくなる。
反対に、正常な人のほうが、おかしく見えてくる。


たとえば私はあれこれ、ワイフに話しかける。
が、ワイフは上の空。
ぜんぜん話に乗ってこない。
「お前は、そうは思わないのか」と何度も言うのだが、ワイフは、「私はそうは思わない」
と。
それを私の方が、腹立たしく思う。
「どうしてぼくの気持ちがわかってくれないのだ!」と。


 しばらく、この繰り返し。
当然、口げんかも多くなる。


●被害妄想


 ささいなことが、気になる。
「あの人がこう言った」とか、「こんなことを書いてきた」とか、など。
それだけですめばよいのだが、それに被害妄想が重なってくる。
「あの人は、私に悪意をもっている」とか、「私にいやがらせをしている」とか、など。
そればかりを考えているから、当然、妄想がどんどんとふくらんでくる。
頭の中がいっぱいになる。


 が、ふと我に返る。
我に返って、それを頭の中から、振り払う。
ワイフに「なあ、今のぼく、おかしいか?」と聞く。
ワイフはああいう人だから、ストレートにこう答える。
「あなたは、おかしい」と。


 するとまた口げんか。


私「こういうのを性格の不一致というのだ」
ワ「あなたに合う人はいないわよ」
私「お前は、一度だって、そうねと言ってくれたことがない」
ワ「あるわよ」
私「ない!」と。


 さらにエスカレートする。


私「お前とは、もう離婚だ」
ワ「しかたないわね」と。


●ということで……


 今朝、目を覚ますと、ワイフが横から聞いた。
「頭、痛いの?」と。
「うん、少しね。風邪ではなく、軽い偏頭痛だ」
「薬、もってきてあげようか?」
「いい。自分で取ってくる」と。


 ……ということで、私は起きてしまった。
時計を見ると、午前5時。
外は、まだ真っ暗。


私「あのなあ、来週あたり、ディズニーランドへでも行ってみるか」
ワ「そうねえ……。友だちがユニバーサル・スタジオへ行ってきたんだって。いろいろ
新しいアトラクションがふえたみたいよ」
私「じゃあ、ユニバーサル・スタジオにしようか」と。


 ……ということで、教訓。


 とにかく「死」を考えたら、「心の病気」と思うこと。
それには段階がある。
あくまでも私のばあいだが……。


(前兆段階)愚痴が多くなる。取り越し苦労、ぬか喜びが多くなる。ささいなことが
気になる。それについてあれこれと考える。
(第一段階)「死」についての原稿を書く。自責の念が強くなる。自分は生きていても無駄
とか、そんな思いが強くなる。あるいはみなに迷惑をかけていると悩む。ひがみやすく
なったり、いじけやすくなったりする。
(第二段階)「死」を近くに感ずる。あるいは「老後」を悲観的にとらえるようになる。
老後に強い不安を覚える。愚痴や取り越し苦労が、被害妄想と重なり、ふくらんでくる。
(第三段階)「死んだ方が楽」とか、「死ねば楽になる」とか考える。生きていることの
虚しさを強く感ずるようになる。生きていても無意味と考えるようになる。
(第四段階)死に方を具体的に考えたり、「どう死ぬか」を考える。何を考えても、悲しくなる。反対にイライラしたり、突発的にカッとなって怒る。
(第五段階)部屋に引きこもり、悶々と悩みつづける。だれにも会いたくなくなる。
電話さえも、うるさく感ずる。


 第一段階から第五段階にまで分けて考えてみたが、第一から順に第五へ進むというわけ
ではない。
こうした症状が軽重をともなって、複合的、かつ、重複して現れる。


 なお自分にわかる変化としては、脳の働きが重くなる。
鈍くなる。
どんよりとした感じになる。
前頭部がボーンと詰まったような感じになる。
これにはセロトニン(脳間伝達物質)が関係しているよう。


●では、どうればよいか


 とにかくこの病気は、自分でそれと気がつくこと。
気がつくだけで、ほとんど治ったとみてよい。
(これは私の素人判断。)
そのために、日ごろから自分を客観的に見つめる訓練をしておく。
その訓練をしておくと、「今は正常だ」とか、「今はおかしい」とか、そんなことが
自分でもわかるようになる。


 それともうひとつ気をつけなければならないのは、この病気は、どうしても
まわりの人たちに迷惑をかけてしまうということ。
ある会社で、課長がうつ病になったら、その半年後には、その課の社員全員も、うつ病
になってしまった。
一家の主人(夫)がうつ病になったら、家族もみな、おかしくなってしまった。
そういうケースも多い。
自分がそうなるのはしかたないとしても、どうしてもみなに、迷惑をかけてしまう。
(こんなことを書くと、うつ病の人は、ますます気が重くなってしまうかもしれない
が……。)


 あとは、私のばあい、体がヘトヘトになるまで、歩く。
あるいは運動する。
ほしいものを、パッパッと買う。
もっとも効果的なのは、子どもたち(=生徒たち)と、バカ話をする。
いっしょになって、騒ぐ。
子どもたちの顔を見ただけで、気分がパッと晴れる。


 ……ということで、今朝は気分一心。
もう悩まない。
私は今日は、前向きに生きていく!
前だけを見て、生きていく!


みなさん、おはようございます。
2010年12月7日。


(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 うつ病 鬱病 死を考える 自殺願望 死を考えたら心の病気 心の
病気)


(補記)


 50代、60代の男性の自殺が多いという。
しかもふえつづけているという。
私にとっては、けっして他人事ではない。
が、今、私はこう断言することができる。


「死を考えたら、それは心の病気」と。
心だって、肉体と同じように、病気になる。
東洋医学でも、その両者を区別しない。
だから病気は病気として、病院へ行って、治せばよい。
すぐれた薬もあるという。
私もそのうち世話になるかもしれない。
が、今は、女性用の精神安定剤と、睡眠導入剤、それに市販されているハーブ系の安定剤、
カルシウム剤で、自分の心を調整している。


最後に一言。
みなさん、死ぬことなど考えてはいけない。
そのときがきたら、ぼんやりとした状態で、安らかに死ねるから……。
それまでは、現役。
前だけを見て、前に向かって進んでいこう!


(補記2)


 60歳を過ぎたら、涙がこぼれるような葬儀には、参列しないほうがよいのかも
しれない。
涙をこぼすことには、カタルシス効果もあるようだが、しかしそれがきっかけで、
落ち込んでしまうということも、よくある。
今回の私がそうだった。
「あいつは早々と逝ってしまったなあ」程度で、軽く受け流す。
受け流して、あとは忘れる。


 国によっては、葬儀が終わったら、みなでどんちゃん騒ぎをするところもある。
飲んで笑って、ワイワイと騒ぐ。
楽器を鳴らして、みなで踊る。
遺族の人たちにとっても、そのほうがよいのかもしれない。
その人の死を喜べということではない。
死んだ本人の気持ちになって、楽しく過ごす。


今朝も死んだNG先生から、メールが届いていた。
「林さん、早々と、死んでしまいましたよ。
私もこんなに早く死ぬとは思っていませんでした。
ハハハ、うかつでした。
80になったら、いっしょにピンコロしようと約束していたのに、ごめん」と。
……とまあ、そんなメールを、私は勝手に想像してみた。


 日本の葬儀は、どうも湿っぽくていけない。
「死」とはそういうものという先入観だけで、葬儀をしてしまう。
もっとも三日目の儀式にでもなると、結構、みなさん、楽しそうに振る舞っているが……。


 要するに生きることを前向きにとらえるということは、死ぬことも前向きにとらえる
ということ。
繰り返しになるが、そのときがきたら、そのとき。
大切なことは、そのときまでに、自分を完全燃焼させておくこと。
それさえしっかりとしておけば、そのときがきても、こう思えるようになる。
「これでやっと、私も死ねる」と。


 死など、恐れるにたりず!


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【朝鮮日報・日本支局、御中】조선 일보 일본 지국, 귀중


++++++++++++++++++


相も変わらず、反日記事を書きたてる
朝鮮日報・日本支社の記者のみなさんへ。


언제나처럼, 반일 기사를 쓰고있는 조선 일보 일본 지사의 기자 여러분에게.


++++++++++++++++++


●どちらが本当か?(朝鮮日報に知る、反日記事)


●朝鮮日報vs東京新聞+産経新聞


 まず、朝鮮日報における記事を読んでみてほしい。
この中で、朝鮮日報は、


(1)日本の東京新聞(中日新聞)は、根拠があいまいな情報をもとに、あたかも今すぐ
にでも、朝鮮半島で戦争が起きるというようなことを書いていると批判している。
それを「驚くべき取材源」と表現している。


(2)産経新聞は、北朝鮮が、ムスダンを数か月以内に発射する準備をしていると報道し
ているが、「消息筋」というだけで、根拠があいまいであると批判している。


(3)以上、日本の新聞社の記事を統括して、朝鮮日報は、「うわさや憶測による報道を徹
底して禁じる内容が所狭しと続く。日本のメディアは、BBCの報道方針を一度読んでみて
ほしい」と、注文をつけている。


+++++++++++以下、朝鮮日報、2010-12-04+++++++++++


 「緊張感は残っているが、韓国を今、離れた。皆、人がとてもよく、温かかった」。米
NBC放送のリチャード・エンゲル特派員が2日、簡易投稿サイト「ツイッター」に書いた
言葉だ。エンゲル特派員はイラクやアフガニスタンといった紛争地域をくまなく取材して
いることから、「戦争開始者」と呼ばれている。北朝鮮による延坪島砲撃の直後にエンゲル
特派員が韓国を訪れると、インターネット上では「イラクのように韓国でも戦争が起きる
と思っているようだ」と心配する書き込みが相次いだ。エンゲル特派員は「全くそうは思
わないが、専門家たちは北朝鮮のほうが敵対的に出るものと見ている」と語った。


 南北の状況に関する速報を世界のメディアが先を争うようにして報じている今、一部誤
報も飛び出している。CNNは数日前、北朝鮮が地対空ミサイルを発射したと報道したが、
その後に訂正した。韓国メディアよりも大きな扱いの記事も目立つ。ニューヨーク・タイ
ムズは1日、「平壌は普段と変わらない」というニュースを伝えた。北朝鮮で働く国際救護
団体職員の話をまとめ、平壌のムードを報じたものだ。


 ルモンドは先月24日、「南北は戦争に突入したのではない」という見出しで、アジア専
門家オリビエ・ギヤル氏のインタビューを掲載した。同氏は「延坪島は国防や産業施設が
ない。象徴的な場所だ。実質的な軍事目標ではない」と分析した。ルモンド紙は「北朝鮮
は予測できない、非理性的な体制であることを立証した」と報じた。事実報道と共に充実
した分析が主なヨーロッパ・メディアの特徴だ。


 最近の日本メディアの報道を見ると、韓半島(朝鮮半島)では近く戦争が起こるかのよ
うに感じられる。東京新聞は、北朝鮮の人民武力省偵察総局幹部が「年が明ける前に、京
畿道を目標に新たな砲撃があるだろう」との見通しを示した、と2日に報じた。間もなく
全面戦争が起こるという意味だ。この驚くべきニュースの取材源は、「北朝鮮に詳しい消息
筋」になっている。また、産経新聞は北朝鮮が射程距離3000キロの弾道ミサイル「ムスダ
ン(舞水端)」を数カ月以内に発射する準備をしているとし、「韓半島情勢に詳しい消息筋」
の話を伝えた。


 大勢の人々の命に関する報道には、確実な根拠がなければならない。日本メディアの報
道のように「駄目でもともと」式では困る。韓半島の緊張を高めることは、日本にとって
得だろうか。イギリスBBCの戦争報道方針は「視聴者たちが放送を確信できなければなら
ない」という文で始まり、うわさや憶測による報道を徹底して禁じる内容が所狭しと続く。
日本のメディアは、BBCの報道方針を一度読んでみてほしい。


+++++++++++以下、朝鮮日報、2010-12-04+++++++++++


●では実際にはどうなのか?


 朝鮮日報が問題にしている記事(東京新聞、産経新聞)の両方をさがしてみた。
キーワードをいくつか選び、検索をかけてみたら、簡単に見つかった。
朝鮮日報の筆者は、同じくインターネットを使って情報を収集したのが、このことからも
よくわかる。


東京新聞の記事と産経新聞の記事を、そのまま紹介する。


【以下、東京新聞および産経新聞より】(2010-12-04)


★東京新聞(ネット上の記事)


「北朝鮮軍、追加攻撃も」=北朝鮮人民武力部の偵察総局幹部が、「年内に京畿道(キョン
ギド)本土を目標にした新たな砲撃があるだろう」と述べたと日本の東京新聞が2日、ソ
ウル発で報道した。


同紙は北朝鮮情報に精通した消息筋の話として、「北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)砲撃直
後の先月下旬、人民武力部偵察総局幹部が、『新年になる前に京畿道を目標とした新たな砲
撃があり、西海(ソヘ、黄海)の(韓国)軍艦にも大きな打撃が加えられるだろう』と述
べたと伝えた。


同紙はまた、「具体的な攻撃を前提にした発言なのかどうかは不透明だが、島ではなく韓国
本土に対する追加挑発の可能性を言及したことで波紋が大きくなりそうだ」としている。
北朝鮮偵察総局は韓国と海外で工作活動を担当しており、国防部の金泰栄(キム・テヨン)
長官は北朝鮮の延坪島砲撃翌日の先月24日に国会で偵察総局長の金英哲(キム・ヨンチ
ョル)上将が砲撃を主導したとの見方を示したと明らかにした。


★産経新聞(ネット上の記事)


北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程約3千キロ)の発射実験を数カ月以内に実
施しようと準備を進めていることが24日分かった。


朝鮮半島情勢に詳しい情報筋が明らかにした。北朝鮮は10月の軍事パレードで、
ムスダンとみられる新型ミサイルを登場させたが、これまで発射実験は行っていない。実
験によって実戦可能であることを“宣言”するとみられる。北朝鮮軍による韓国国内への砲撃
で、朝鮮半島情勢が緊迫化しているなかでの弾道ミサイル発射準備は、北朝鮮のさらなる
挑発行為といえる。


 ムスダンは在日米軍基地が集中する沖縄まで射程圏に収める。北朝鮮で核弾頭を搭載す
るミサイルはムスダンが最初になるともみられている。北朝鮮はこのほど米専門家に寧辺
(ニョンビョン)の新たなウラン濃縮施設をみせており、ムスダンの発射実験は
ウラン濃縮とも密接に関係しているといえそうだ。


 同筋によると、発射は北朝鮮との間でミサイル開発で協力関係にあるといわれるイラン
との間の共同作業で進められ、実験結果に関する情報などは両国で共有するという。


++++++++++++以上、東京新聞および産経新聞より+++++++++++


●問題のか所


 東京新聞は、「北朝鮮情報に精通した消息筋の話として」という切り出して、記事を書い
ている。
また産経新聞も、「情勢に詳しい情報筋」という切り出して、記事を書いている。


 朝鮮日報紙は、こうした書き方が、「いいかげん」と断言している。
つまり根拠があいまいであると。
そこで念のため、東京新聞(中日新聞)本紙の記事(新聞本紙)の記事をさがしてみた。
それは12月2日朝刊、P6にあった。
いわく、


「北朝鮮に詳しい消息筋は、……北朝鮮の人民武力省偵察総局幹部が……との見通しを示
した」と。


 以下、東京新聞は、記事の中で、「同筋によれば」という文言を、1度使っている。
ここまで読むと、朝鮮日報の言い分のほうに意見が傾く。
たしかに根拠が、あいまい。
いいかげんと言えば、いいかげん。
が、ここで待ったア!
しかしつづく記事の内容をよく読むと、こうある。


「具体的な計画を前提にした発言かどうかは不明だが、韓国本土への追加挑発の可能性に
ついて言及したことで波紋を広げそうである」※と。


東京新聞(中日新聞)のほうでは、「具体的な計画を前提にした発言かどうかは不明だが…
…」と、ちゃんと、「不明」という言葉を使って、内容をきちんと説明している。
一方、インターネットの記事のほうは、その簡略版ということがよくわかる。
記事の長さも半分以下。
つまり「不明うんぬん」の部分は、ネット上の記事では省略されている。
朝鮮日報の記者は、実際に、東京新聞(中日新聞)の紙面を広げ、記事を読み、その記事
をもとに原稿を書いたのではないことが、これでよくわかる。


簡単に言えば、ネット上の記事を、コピー&ペイストしただけ!


 しかしこれはあるべき新聞記者の報道姿勢と言えるのだろうか?
もし東京新聞(中日新聞)の記事にケチをつけるなら、ネット上の記事についてではなく、
ちゃんとした本紙を取り寄せ、記事の内容を確認すべきではなかったのか。
「大勢の人々の命に関する報道には、確実な根拠がなければならない」という言葉を、そ
っくりそのまま朝鮮日報の記者に返したい。


 産経新聞については、どうかここではわからない。
が、記事の長さからして、実際の記事の簡略版であることがわかる。
つまり朝鮮日報の記者は、ここでも実際の新聞紙を広げ、その文言を一字一句自分でタイ
プしたのではないと、思われる。


●「消息筋」


 インチキ新聞社が、デタラメ記事を書くときによく使われる言葉がある。
「識者」とか、ここでいう「消息筋」とかいう言葉である。
しかし新聞社の社是は、「信用」と「信頼」。


 私は浜松に住むようになって40年以上。
以来、ずっと私は中日新聞を40年以上購読している。
もしその過程で、不信感をもつような記事がつづけば、私はとっくの昔に中日新聞の購読
をやめていたであろう。
たとえばあの朝日新聞は、「(北朝鮮による)拉致事件を、日本政府のでっちあげ」と報道
していた。
が、北朝鮮は、自ら、拉致事件を引き起こしていた。
以後、朝日新聞への信頼度は、地に落ちた。
同時に朝日新聞の購読をやめた。


 そこで「消息筋」について調べてみたが、検索をかけるまでもなく、情報の出所をあい
まいにするため、あえてそういう言い方をすることが多いということがわかった。
当然のことである。
朝鮮日報の記者なら知っているはずだが、北朝鮮では、スパイの容疑がかけられると、本
人はもちろん、家族、親族もろとも銃殺刑に処せられる。
「消息筋」と書いてあっても、日本人なら、それを疑わない。
またそう書いてあったからといって、「あいまい」イコール、「インチキ」とは考えない。


 私たちは新聞社を信頼している。
少なくとも、韓国の新聞よりは、信頼している。
ウソ記事を書いて、韓国内で反日感情をかきたてているのは、むしろ君たち、朝鮮日報の
記者ではないのか?
それについてたびたび指摘してきたとおりである。


●反日記事


 広く見れば、この記事も「反日記事」のひとつと解釈することができる。
韓国国内の韓国の人たちが読んだら、韓国の人たちは、あたかも私たち日本人が、朝鮮半
島の混乱を楽しんでいるかのような印象をもつだろう。
が、それこそ朝鮮日報の記者のねらい。
「日本のメディアは、BBCの報道方針を一度読んでみてほしい」(朝鮮日報)の結びが、そ
れを示している。
この結びを読めば、日本人なら、だれしも自分たちがバカにされたと思うだろう。
もし逆に、韓国のどこかの日本新聞社が、韓国の人たちに向け、こんな書き方をしたら、
君たちはどう反応するだろうか。
ほんの少しでもよいから、それを頭の中で想像してみればよい。


 以下(※注)に東京新聞(中日新聞)の生の記事を載せておくので、もう一度、よく読
んでみてほしい。
むしろ日本人は、韓国(朝鮮半島)のことを心配して、この記事を書いているのがよくわ
かる。


●終わりに


 以上、ことあるごとに日本のアラさがしをし、反日記事をかきつづける朝鮮日報の記者
たち。
親日であれとは、私は言っていない。
しかしゆがんだ反日感情でもって、いつまでも反日記事を書きつづけるのは、もうやめた
らよい。


私自身は戦後の昭和22年(1947)生まれ。
記者自身も、戦後の生まれだろう。
今、この日本を見て、戦前の軍国主義が生きていると思う人は、いない。
一部の右翼団体はたしかにいる。
が、一部は一部。
目立った行動はしているが、実際には、だれも相手にしていない。
日本人のほとんどは、隣国とは仲よくしたいと願っている。
しかし残念なことに、それを拒み、拒むどころか、むしろ反日感情を盛りたてる記事を韓
国へ配信しつづけている君たち。
君たちの存在が、残念でならない。


はやし浩司(1967年、日韓UNESCO交換学生)


(注※)(中日新聞紙の実際の記事より)


「(この発言は)、1日に終了した米韓軍事演習の実施が決まったあとの発言とされる。具
体的な計画を前提とした発言かどうかは不明だが、韓国本土への追加挑発の可能性につい
て言及したことで波紋を広げそうだ。


 北朝鮮に詳しい消息筋は偵察総局幹部の名前は明らかにしなかった。どう消息筋による
と、幹部は、『黄海上の韓国の軍艦にも、大きな打撃が加えられる』と付言したという。(以
下省略)。」


(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 朝鮮日報 中央日報に見る、反日記事 反日感情)


Hiroshi Hayashi++++Dec. 2010++++++はやし浩司・林浩司

●朝鮮日報(2010-12-06)조선 일보 기사 더


●砂糖は白い麻薬
설탕은 백색 마약


+++++++++++++++++


조선 일보, 귀중(朝鮮日報、御中)


いつも批判ばかりして、すみません。
今日の記事について、私が10年近く
前に書いた原稿が参考になると思いますので
送ります。


+++++++++++++++++


●砂糖(精製された白砂糖)は、「白い麻薬」


+++++++++++以下、朝鮮日報、12月5日の記事より+++++++++++


ソウル市江南区内の高校に通うPさん(16、高1)は、この1年間で体重が15キロも増え
た。昨年までは、身長165センチに体重50キロというスリムな体型だった。共働きの母親
は、「自分がちゃんと準備して食べさせなかったから子どもがやせている」と思い、いつも
家にチョコレートなどのおやつを置いていた。


 クラスで1、2位の成績だったPさんは中3になり、高校受験に向けた競争が激しくなる
中、成績が少しずつ下がり始めた。Pさんは勉強のストレスがたまると、お菓子の袋を開け
た。あめを一つ、二つ、クラッカー数枚…次第にその量が増えていった。


 次第に、毎日チョコレートを1、2個食べないとイライラし、物足りなさを感じるように
なった。憂うつな気分を落ち着かせようと、慌てて幾つもチョコレートを口に入れ、驚い
て吐き出したこともある。肥満クリニックを訪れたPさんに、医療陣は「甘いもの中毒」
と告げた。


■肥満児を生む「甘いもの中毒」


 先進国では、かなり前から「甘いもの中毒」が社会問題となっていた。世界糖尿病協会
では2005年、「全世界の人口の20-25%が、甘いもの中毒という新たな現代病を患ってい
る」と発表した。


 日本でも数年前から、10-30代に見られる「ペットボトル症候群(甘い飲み物が入った
ペットボトルから付いた名前)」という名の甘いもの中毒が社会問題として浮上した。ほか
の国とは異なり、韓国の場合、児童・生徒の甘いもの中毒は誤った食生活だけでなく、学
業のストレスとも関連が深い。


 ソウル市江南区淸潭洞のストレス・肥満管理医院「NDケアクリニック」のパク・ミンス
院長(内科専門医)は、成人には比較的多くのストレス解消法があるが、児童・生徒たち
は主にコンピューターゲームをしたり間食を取ったりすることでストレス解消しており、
また周囲に子どもたちを誘惑する食べ物があまりに多く、甘いもの中毒に陥りやすい」と
話した。






■身体、情緒障害を引き起こす「甘いもの中毒」


 ストレスと甘いもの中毒の間には、科学的にも相関性がある。ひどいストレスを受ける
と、満ち足りた気分を感じさせたり、うつ状態を食い止めたりする神経系伝達物質「セロ
トニン」の数値が低下する。このとき、甘いものを食べると「幸せホルモン」と呼ばれる
ドーパミンが活発に分泌され、一時的に気分転換ができる。そうなると、体はさらに甘い
ものを求め、甘いものを食べると体重が増加するという悪循環に陥る。


 また、甘い食べ物は、たばこやコーヒーのように中毒性があり、食べれば食べるほど中
毒が悪化し、さらに糖分を求めるようになるが、このような欲求が満たされないと直ちに
イライラやうつ症状が現れる。


 甘いもの中毒は、成長期の子どもたちに特に大きな害を及ぼす。延世大学セブランス病
院のキム・ヒョンミ栄養チーム長は、「甘い物ばかり食べていると偏食しやすく、成長ホル
モンの基となる亜鉛、カルシウムなどの必須栄養素を十分に摂取できなくなる上、甘い物
がエネルギーに変化する過程でビタミン、無機質を奪うため成長が阻害される可能性があ
る」と話す。専門家らは「子どもたちが甘いもの中毒にならないようにするためには、食
生活の改善以外にも、ストレス管理を並行すべきだ」と助言した。


+++++++++++以上、朝鮮日報、12月5日の記事より+++++++++++


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司


【キレル子ども栄養学の分野からの考察】


●過剰行動性のある子ども


 もう20年以上も前だが(1980年ごろ)、アメリカで「過剰行動性のある子ども」(ヒ
ュー・パワーズ・小児栄養学)が、話題になったことがある。ささいなことがきっかけで、
突発的に過剰な行動に出るタイプの子どもである。日本では、このタイプの子どもはほと
んど話題にならなかったが、中学生によるナイフの殺傷事件が続いたとき、その原因の一
つとして、マスコミでこの過剰行動性が取りあげられたことがある(98年)。


日本でも岩手大学の大沢博名誉教授や大分大学の飯野節夫教授らが、この分野の研究者
として知られている。


●砂糖づけのH君(年中児)


 私の印象に残っている男児にH君(年中児)という子どもがいた。最初、Hさん(母親)
は私にこう相談してきた。「(息子の)部屋の中がクモの巣のようです。どうしたらいいで
しょうか」と。話を聞くと、息子のH君の部屋がごちゃごちゃというより、足の踏み場も
ないほど散乱していて、その様子がふつうではないというのだ。が、それだけならまだし
も、それを母親が注意すると、H君は突発的に暴れたり、泣き叫んだりするという。始終、
こきざみに動き回るという多動性も気になると母親は言った。私の教室でも突発的に、耳
をつんざくような金切り声をあげ、興奮状態になることも珍しくなかった。そして一度そ
ういう状態になると、手がつけられなくなった。私はその異常な興奮性から、H君は過剰
行動児と判断した。


 ただ申し添えるなら、教育の現場では、それが学校であろうが塾であろうが、子どもを
診断したり、診断名をくだすことはありえない。第一に診断基準が確立していないし、治
療や治療方法を用意しないまま診断したり、診断名をくだしたりすることは許されない。


仮にその子どもが過剰行動児をわかったところで、それは教える側の内心の問題であり、
親から質問されてもそれを口にすることは許されない。診断については、診断基準や治療
方法、あるいは指導施設が確立しているケース(たとえば自閉症児やかん黙児)では、専
門のドクターを紹介することはあっても、その段階で止める。この過剰行動児についても
そうで、内心では過剰行動児を疑っても、親に向かって、「あなたの子どもは過剰行動児で
す」と告げることは、実際にはありえない。教師としてすべきことは、知っていても知ら
ぬフリをしながら、その次の段階の「指導」を開始することである。

 
●原因は食生活?


 ヒュー・パワーズは、「脳内の血糖値の変動がはげしいと、神経機能が乱れ、情緒不安に
なり、ホルモン機能にも影響し、ひいては子どもの健康、学習、行動に障害があらわれる」
という。メカニズムは、こうだ。ゆっくりと血糖値があがる場合には、それに応じてイン
スリンが徐々に分泌される。しかし一時的に多量の砂糖(特に精製された白砂糖)をとる
と、多量の、つまり必要とされる量以上の量のインスリンが分泌され、結果として、子ど
もを低血糖児の状態にしてしまうという(大沢)。


そして(1)イライラする。機嫌がいい
かと思うと、突然怒りだす、
(2)無気力、
(3)疲れやすい、
(4)(体が)震える、
(5)頭痛など低血糖児特有の症状が出てくるという(朝日新聞98年2・12)。


これらの症状は、たとえば小児糖尿病で砂糖断ちをしている子どもにも共通してみられる
症状でもある。私も一度、ある子ども(小児糖尿病患者)を病院に見舞ったとき、看護婦
からそういう報告を受けたことがある。


 こうした突発的な行動については、次のように説明されている。つまり脳からは常に相
反する二つの命令が出ている。行動命令と抑制命令である。たとえば手でものをつかむと
き、「つかめ」という行動命令と、「つかむな」という抑制命令が同時に出る。この二つの
命令がバランスよく調和して、人間はスムーズな動きをすることができる。しかし低血糖
になると、このうちの抑制命令のほうが阻害され、動きがカミソリでスパスパとものを切
るような動きになる。先のH君の場合は、こまかい作業をさせると、震えるというよりは、
手が勝手に小刻みに動いてしまい、それができなかった。また抑制命令が阻害されると、
感情のコントロールもできなくなり、一度激怒すると、際限なく怒りが増幅される。そし
て結果として、それがキレる状態になる。


●恐ろしいカルシウム不足


 砂糖のとり過ぎは、子どもの心と体に深刻な影響を与えるが、それだけではない。砂糖
をとり過ぎると、カルシウム不足を引き起こす。


糖分の摂取が、体内のカルシウムを奪い、虫歯の原因になることはよく知られている。体
内のブドウ糖は炭酸ガスと水に分解され、その炭酸ガスが、血液に酸性にする。その酸性
化した血液を中和しようと、骨の中のカルシウムが、溶け出るためと考えるとわかりやす
い。体内のカルシウムの98%は、骨に蓄積されている。そのカルシウムが不足すると、「(1)
脳の発育が不良になったり、(2)脳神経細胞の興奮性を亢進したり、(3)精神疲労をし
やすくまた回復が遅くなるなどの症状が現われる」(片瀬淡氏「カルシウムの医学」)とい
う。わかりやすく言えば、カルシウムが不足すると、知恵の発達が遅れ、興奮しやすく、
また精神疲労を起こしやすいというのだ。甘い食品を大量に摂取していると、このカルシ
ウム不足を引き起こす。


●生化学者ミラー博士らの実験


 精製されてない白砂糖を、日常的に多量に摂取すると、インスリンの分泌が、脳間伝達
物質であるセロトニンの分泌をうながし、それが子どもの異常行動を引き起こすという。
アメリカの生化学者のミラーは、次のように説召している。


 「脳内のセロトニンという(脳間伝達)ニューロンから脳細胞に情報を伝達するという、
神経中枢に重要な役割をはたしているが、セロトニンが多すぎると、逆に毒性をもつ」(「マ
ザーリング」81年7号)と。日本でも、自閉症や子どもの暴力、無気力などさまざまな
子どもによる問題行動が、食物と関係しているという研究がなされている。ちなみに、食
品に含まれている白砂糖の量は、次のようになっている。



製品名             一個分の量    糖分の量         
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー        
 ヨーグルト    【森永乳業】     90ml  9・6g         
 伊達巻き       【紀文】     39g  11・8g         
 ミートボール   【石井食品】 1パック120g  9・0g         
 いちごジャム   【雪印食品】  大さじ30g  19・7g         
 オレンジエード【キリンビール】    250ml  9・2g         
 コカコーラ              250ml 24・1g         
 ショートケーキ    【市販】  一個100g  28・6g         
 アイス      【雪印乳業】  一個170ml  7・2g         
 オレンジムース  【カルピス】     38g   8・7g         
 プリン      【協同乳業】  一個100g  14・2g         
 グリコキャラメル【江崎グリコ】   4粒20g   8・1g         
 どら焼き       【市販】   一個70g  25g          
 クリームソーダ    【外食】  一杯      26g           
 ホットケーキ     【外食】  一個      27g          
 フルーツヨーグルト【協同乳業】    100g  10・9g         
 みかんの缶詰   【雪印食品】    118g  15・3g         
 お好み焼き   【永谷園食品】  一箱240g  15・0g         
 セルシーチョコ 【江崎グリコ】   3粒14g   5・5g         
 練りようかん     【市販】  一切れ56g  30・8g         
 チョコパフェ     【市販】  一杯      24・0g       



●砂糖は白い麻薬


 H君の母親はこう言った。「祖母(父親の実母)の趣味が、ジャムづくりで、毎週ビンに
入ったジャムを届けてくれます。うちでは、それを食べなければもったいないということ
で、パンや紅茶など、あらゆるものにつけて食べています」と。私はH君の食生活が、か
なりゆがんだものと知り、とりあえず「砂糖断ち」をするよう進言した。が、異変はその
直後から起きた。幼稚園から帰ったH君が、冷蔵庫を足げりにしながら、「ビスケットがほ
しい、ビスケットがほしい」と泣き叫んだというのだ。母親は「麻薬患者の禁断症状のよ
うで、恐ろしかった」と話してくれた。が、それから数日後。今度はH君が一転、無気力
状態になってしまったという。私がH君に会ったのは、ちょうど一週間後のことだったが、
H君はまるで別人のようになっていた。ボーッとして、反応がまるでなかった。母親はそ
ういうH君を横目で見ながら、「もう一度、ジャムを食べさせましょうか」と言ったが、私
はそれに反対した。


●カルシウムは紳士をつくる


 戦前までは、カルシウムは、精神安定剤として使われていた。こういう事実もあって、
イギリスでは、「カルシウムは紳士をつくる」と言われている。子どもの落ち着きなさをど
こかで感じたら、砂糖断ちをする一方、カルシウムやマグネシウムなど、ミネラル分の多
い食生活にこころがける。私の経験では、幼児の場合、それだけで、しかも一週間という
短期間で、ほとんどの子どもが見違えるほど落ち着くのがわかっている。川島四郎氏(桜
美林大学元教授)も、「ヒステリーやノイローゼ患者の場合、カルシウムを投与するだけで
なおる」(「マザーリング」81年7号)と述べている。効果がなくても、ダメもと。そう
でなくても、缶ジュース一本を子どもに買い与えて、「うちの子は小食で困ります」は、な
い。体重15キロ前後の子どもに、缶ジュースを一本与えるということは、体重60キロ
の人が、4本飲む量に等しい。おとなでも缶ジュースを4本は飲めないし、飲めば飲んだ
で、腹の中がガボガボになってしまう。


 なお問題となるのは、精製された白砂糖をいう。どうしても甘味料ということであれば、
精製されていない黒砂糖をすすめる。黒砂糖には、天然のミネラル分がほどよく配合され
ていて、ここでいう弊害はない。

 
●多動児(ADHD児)との違い


 この過剰行動性のある子どもと症状が似ている子どもに。多動児と呼ばれる子どもがい
る。前もって注意しなければならないのは、多動児(集中力欠如型多動性児、ADHD児)
の診断基準は、2001年の春、厚生労働省の研究班が国立精神神経センター上林靖子氏
ら委託して、そのひな型が作成されたばかりで、いまだこの日本では、多動児の診断基準
はないというのが正しい。つまり正確には、この日本には多動児という子どもは存在しな
いということになる。一般に多動児というときは、落ち着きなく動き回るという多動性の
ある子どもをいうことになる。そういう意味では、活発型の自閉症児なども多動児という
ことになるが、ここでは区別して考える。


 ちなみに厚生労働省がまとめた診断基準(親と教師向けの「子どもの行動チェックリス
ト」)は、次のようになっている。


(チェック項目)


1行動が幼い
2注意が続かない
3落ち着きがない
4混乱する
5考えにふける
6衝動的
7神経質
8体がひきつる
9成績が悪い
10不器用
11一点をみつめる


たいへんまたはよくあてはまる……2点、
ややまたは時々あてはまる……1点、
当てはまらない……0点として、
男子で4~15歳児のばあい、
12点以上は障害があることを意味する「臨床域」、
9~11点が「境界域」、
8点以下なら「正常」


この診断基準で一番気になるところは、「抑え」について触れられていない点である。多動
児が多動児なのは、抑え、つまり指導による制止がきかない点である。教師による抑えが
きけば、多動児は多動児でないということになる。一方、過剰行動児は行動が突発的に過
剰になるというだけで、抑えがきく。その抑えがきくという点で、多動児と区別される。
また活発型の自閉症児について言えば、多動性はあくまでも随伴的な症状であって、主症
状ではないという点で、この多動児とは区別される。またチェック項目の中の(1)行動
が幼い(退行性)は、過保護児、溺愛児にも共通して見られる症状であり、(7)神経質は、
敏感児、過敏児にも共通して見られる症状である。さらに(9)成績が悪い、および(1
0)不器用については、多動児の症状というよりは、それから派生する随伴症状であって、
多動児の症状とするには、常識的に考えてもおかしい。


ついでに私は私の経験から、次のような診断基準をつくってみた。


(チェック項目)


1抑えがきかない
2言動に秩序感がない
3他人に無遠慮、無頓着
4雑然とした騒々しさがある
5注意力が散漫
6行動が突発的で衝動的
7視線が定まらない
8情報の吸収性がない
9鋭いひらめきと愚鈍性の同居
10論理的な思考ができない 
11思考力が弱い


 このADHD児については、脳の機能障害説が有力で、そのために指導にも限界がある
……という前提で、それぞれの市町村レベルの教育委員会が対処している。たとえば静岡
県のK市では、指導補助員を配置して、ADHD児の指導に当っている。ただしこの場合
でも、あくまでも「現場教師を補助する」(K市)という名目で配置されている。


(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 砂糖は白い麻薬 砂糖断ちによる禁断症状 キレる子ども)


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■□コマーシャル★★★★★★コマーシャル□■

【BW生・募集中!】

 (案内書の請求)

   http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page228.html

 (教室の案内)

    http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page025.html

●小学生以上の方も、どうか、一度、お問い合わせください。

■□コマーシャル★★★★★★コマーシャル□■

***********************************

このマガジンがお役にたてそうな人が、あなたのまわりにいませんか?
よろしかったら、どうか、このマガジンのことを、お友だちの方に
話していただけませんか?

よろしくお願いします。              はやし浩司
***********************************
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  
まぐまぐプレミア版(有料版)のお申し込みは……
http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/page141.html
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                      
.   *※※
.※※  ***※
.*※※…※}※**   
. **++ ※))
. {※}※※ /
. ※*… /mQQQm
.**/| |Q ⌒ ⌒ Q  Bye!
.  = | QQ ∩ ∩ QQ   
.       m\ ▽ /m~= ○
.       ○ ~~~\\//
.=================================
.みなさん、次号で、またお会いしましょう!
.=================================