●実験教室(幼児に小数を教えてみる)
●1月14日(金曜日)
【幼児に小数は理解できるかvs教えられるか】(BW実験教室byはやし浩司)
○結果はみごとに、成功!!
Click here to My main Website (はやし浩司のメインサイトヘは⇒クリック)
Click here to enter
はやし浩司のメインサイトへは、こちらから!(ここをクリック!)Hiroshi's Main Website!
++++++++++++++++++++
1か月前に、「夫婦論」を書いた。
それを今日、マガジンで発表した。
ちょうど1か月前の原稿ということになる。
それを読んで、いろいろ考える。
++++++++++++++++++++
●離婚
ある本に書いてあったが、本当に離婚する夫婦というのは、静かなものだそうだ。
会話もなく、話し合いもない。
「話し合っても無駄」と。
離婚相談所はおろか、友人や、親類にも相談しないそうだ。
夫婦でも、たがいに心が冷え切ると、そうなる。
(親子でも、そうだが……。)
一方、家事調停などに臨む夫婦などは、調停委員の一言で、またもとのサヤに収まる
ことが多いとか。
つまり相手のここが悪い、あそこが悪いと言い合っている夫婦というのは、それほど
危機的な状況ではない、と。
別れたくないから、言い争う。
しかし考えてみれば、不思議なもの。
親子とは何か。
夫婦とは何か。
そして家族とは何か。
考えば考えるほど、わからなくなる。
私たちは本能に操られた、ただの奴隷なのか。
となると、「私」とは、いったい、何なのか。
何だったのか。
考えれば考えるほど、わからなくなる。
●JAL(日本航空)の再建問題
昨日の報道によれば、ANAは、売上高、乗客数ともに、JALを上回った。
ANAは、全体に20%以上伸び、半面、JALは、30%近く、落ち込んだ
(2010年)。
ふつうの会社でも、業績が10%落ち込むと、社内に異様な雰囲気が漂うようになる。
社員同士が、ピリピリし始める。
それが30%!
30%という数字は、危機的な数字と考えてよい。
会社という組織そのものが、空洞化する。
わかりやすく言えば、ガタガタ。
そのJALに日本政府は、1兆円という税金を注いで、救済した。
借金をチャラにした。
その上さらに1兆円近い、債務保証。
もし再建問題が頓挫すれば、日本政府は、2兆円という税金を、ドブに捨てることになる。
もうメチャメチャな金額と言ってもよい。
浜松市(人口80万人)に当てはめると、約160億円の損失ということになる。
(1人、2万円で計算。)
……で、こうして今回のJALの一次破綻劇を振り返ってみると、結局は、
JALではなく、銀行の救済劇だったことがわかる。
JALに多額の債権をかかえていた銀行を、税金を使って救済した。
本来ならJALを倒産させ、その分の損失を銀行にかぶせればよかった。
が、政府はJALの救済と称して、銀行を救済した。
この手法は、あの日債銀の倒産時のそれとよく似ている。
あのときも、「預金者保護」という名前を使って、銀行を救済した。
本当に預金者を保護するためだけだったら、預金者だけを保護すればよかった。
で、ここからは私の憶測。
(あくまでも憶測。)
政府は銀行を救済する過程で、銀行とこんな話し合いをしたのかもしれない。
国「税金を使って、あなたがたを助けてあげたのだから、再建時には、また1兆円貸して
やってほしい」
銀「もうコリゴリです」
国「そこを何とか。政府保証をつけるから……」
銀「いくら?」
国「融資額の80%ではどう?」
銀「……?」
国「2年間の猶予があるから、その間に残りの20%分は、利益として吸い上げればいい」
と。
それを知ってか知らずか、まじめに働かされる社員こそ、あわれ。
言うなれば巨大資本のために、ただ働きさせられているようなもの。
このままではJALの二次破綻は避けられそうにもない。
Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司
<< Home