Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, March 30, 2008

*Sulky North Korea

●いじけるK国(Sulky North Korea)
South Korea on Sunday reacted calmly to North Korea's threat to suspend all inter-Korean dialogue in protest over remarks by Seoul's top general.(UPI)

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「テロ支援国家指定を解除しなければ、
核開発リストを提出しない」と、
理由にもならない理由をこじつけて、
ノラリクラリと、約束を反故(ほご)
にしようとしているK国。

テロ支援国家指定といっても、国連という
国際的な機関が、そう指定しているわけで
はない。

アメリカという一国が、その国内で、
いわば勝手に、そう指定しているに
すぎない。

もしそれが気にくわないというのであれば、
K国はK国で、たとえば「金権腐敗国家」
として、アメリカを指定したりすればよい。

それに仮に解除したところで、国際社会が、
それで同調するわけではない。
国際社会は、国際社会として、独自の
判断で、独自に行動する。

こうした、つまり理由にもならない理由を
こじつけて、ああでもない、こうでもない
とゴネるのが、K国の常套手段。
そのゴネ方は、うつ病質の人のゴネ方と、
どこか似ている?

ささいなことにこだわり、それを針小棒大に
問題にして、おおげさに騒いだりする。

そこへもってきて、このところ、南北関係
が、少し、おかしくなってきた。

おかしくなってきたといっても、韓国が
おかしくなったわけではない。
韓国は韓国として、やっと(まとも)な
ことを言い出した。

それにK国が、反発し始めている。
例によって例のごとく、理由にもならない
理由をこじつけて……。

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ことの発端は、韓国の統合参謀本部議長が、「K国に核攻撃のきざしがあれば、
先制攻撃も辞さない」と発言したことにあるとされる。

しかし当の統合参謀本部議長は、そんなことは言っていない。

正確に統合参謀本部議長の言葉を、拾ってみる。
統合参謀本部議長は、つぎのように言っている。
朝鮮N報の記事をそのまま紹介する(3月29日付)。

++++++++++++以下、朝鮮N報+++++++++++++++

K議長は26日、就任前の国会人事聴聞会で、「K国が核兵器で韓国を攻撃しようとした時、どう対応するか」との質問に、「最も重要なことは核を持っているような場所を確認し攻撃することで、その次にミサイル防御対策を行い、核がわれわれの地域で作動されることがないようにすること」と答弁し、緊急時の軍事攻撃の可能性を示唆した。

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K国はこれを、「宣戦布告も同然の無分別な挑発行為」と解釈し、韓国の先制攻撃の動きに対しては、「より迅速かつ強力な先制打撃で応じる」と断言したという(同)。

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核攻撃を受ければ、ソウルの市民は、一瞬にして、その600万人が命を失うとされる(アメリカ国防省の推算)。

問題は、「最も重要なことは核を持っているような場所を確認し攻撃することで、その次にミサイル防御対策を行い、核がわれわれの地域で作動されることがないようにすること」の部分。

同じく朝鮮N報は、30日付のほうでは、つぎのように報道している。

「最も重要なことは核を持っているような場所を確認し攻撃することで、その次にミサイル防御対策を行い、核がわれわれの地域で作動されることがないようにすること」と。

30日付の記事のほうが、正確ということになる。

この発言をよく読んでも、「先制攻撃」という感じは、あまりしない。
少なくとも「先制攻撃する」とは、言っていない。
しかも核兵器をもたない韓国としては、常識的な発言ということになる。
今の今ですら、もしK国が韓国を核攻撃する様子を見せたら、韓国としては、
K国のその場所を攻撃するしかない。

何しろ、たった一発で、600万人の人たちが命を失う。
ソウル市はそれで壊滅し、韓国経済は、そのまま崩壊する。
それを「だまって見ていろ」というほうがおかしい。

つまりは、核兵器というのは、それほどまでに恐ろしい武器であるということ。
その(おそろしさ)を棚にあげて、「先制攻撃は許さない」とがんばるK国のほうが、
おかしい。
狂っている。

で、そのあと、K国は、矢継ぎ早に、ケソン工業団地から当局者を撤退させ、
ミサイルを東シナ海に発射し、さらに今度は、韓国当局者が、軍事境界線を渡る
ことを禁止するという措置に出た(08年3月)。

どれも、自分で自分のクビを絞めるような行為ばかりである。

K国は、今、完全に、現実検証能力を、喪失している。
つまりまるで自分で、自分のことが、わかっていない。
この08年には、穀物だけでも、150万トン以上もの不足が
予想されている。

こうしたK国の動きに対して、韓国政府は、今のところ、正式に返答するか
どうかを検討しているという。
2、3日のうちに、その結論を出すという。

まったくもって、わけのわからない国、それがK国ということになる。
が、言いかえると、それだけK国内部が、今、大混乱しているということになる。
恐らくもう、収拾がつかない状態になっているのでは?

「殿、ご乱心!」と。