Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Wednesday, May 06, 2009

*May 6th 2009 My Diary

●5月6日

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この数日間、軽い虚脱感に襲われている。
日々の生活が、それほど変化したというわけではない。
何か大きな問題があるというわけでもない。
しかしどこか虚しい。
けだるい。
「これでいいのか?」という思い。
「こんなことをしていていいのか?」という思い。
それがよどんだ池に浮かぶ、メタンガスのように、
ポカン、ポカンと、水面に浮かびあがってくる。

5月に入ってから、そんなわけで原稿をあまり
書いていない。
本来なら、今ごろは、6月5日号の電子マガジンの編集を
していなければならない。
(マガジンは、いつも1か月先の分を、配信予約をしている。)
しかしまだ6月号には、手をつけていない。
(そんなわけで、この原稿は、6月1日号用
ということになる。)

マガジンの読者がふえなくなって、もう数か月になる。
私のワイフですら、このところ、私のマガジンを
あまり読んでいない。

BLOGのほうの原稿も書いているが、こちらも、
原稿をアプロードしなくなったとたん、ガクンと
読者数が減る。
ここ数日は、合計でも1日あたり、1000件程度。
アクセス数が低迷している。
(それ以前は、多いときは、合計で、5000件~。)
アクセス数がふえるのはうれしい。
が、毎日、何かに追い立てられているような感じ。
気が抜けない。
それが少し、負担になってきた?
……というより、少し疲れを覚えるようになってきた。

なぜだろう……?、と考えながら、こうした
心の状況を記録しておくことは、将来の自分の
ためにも、また同じような状態にある人たちの
ためにも役に立つのではないか。

こうした虚脱感は、多かれ少なかれ、だれしも、
そのつど日常的に経験するもの。
けっして私だけに起きていることではない。

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●原因

原因のひとつとして、手を広げ過ぎた?
あれこれやりすぎた?
2月に入ってから、「BW公開教室」を手がけるようになった。
毎日、教室の様子をビデオの収め、それをYOU・TUBEにUPLOADする。
教室での作業は、ビデオカメラのスイッチを入れたり切ったりするだけ。
編集にも、それほど時間はかからない。
YOU・TUBEにUPLOADするときに、時間がかかるが、ただぼんやりと
待っているわけではない。
ほかのパソコンを使って、別の作業をする。
だから時間的ロスは、それほどないはず。

どうしてだろう?

あるいは仕事が忙しくなりすぎた?
昨年度より、量的には、1・x~x倍になった。
しかしこれとて、若いときの量にくらべたら、何でもない。
その分だけ、体力と気力が低下した?

こういう世相だから、仕事があるだけでも、御の字。
こういう年齢だから、仕事ができるだけも、御の字。
健康で仕事ができるだけでも、御の字。
家族がいるだけでも、御の字。

が、何よりも大きな理由は、このところ目標がはっきりしないからではないか。
「何のために」という部分がない。
さらに言えば、「だからそれがどうしたの?」という質問に対して、答えがない。
いくら書いても、孤独感が癒されるわけではない。
もちろん収入につながるわけでもない。
何かしら、壮大な(お人好し)をしている感じ。
バカなことをしている感じ。
その(感じ)から、自分を解き放つことができない。

いや、ボランティアならボランティアでもよい。
しかし私がしているボランティア活動には、ギャラリーがいない。
他人の視線を感ずることもなければ、拍手を受けることもない。
あるとすれば、日々のアクセス数だけ。
数字だけ。
それにだからといって、みながみな、好意的に読んでくれているというわけではない。
中には、私のアイディアをどんどんと盗んでいる人もいる。
盗んで本にしている人もいる。
一般の人にはわからないかもしれないが、私にはそれがわかる。

というのも、育児書というのは、ひとつの哲学書でもある。
その哲学、もっと言えば、育児哲学というのは、そうは一致しない。
書いた人によって、大きな違いが出てくる。
出てきて、当然。
が、その育児哲学が一致している本が、別のところで数百万部も売れていたりする。
おかしなことだが、相手も、利口な人だと思う。
それなりの肩書もある。
しっぽをつかまれるようなことはしないだろう。

あるいは別のライターが書いて、その人の名前で出しているのかもしれない。
この世界では、よくある話である。
そういうのを知るたびに、ガクン、ガクンと、やる気がうせる。

今がそのときかもしれない。

ときどき「一気に、すべてのHPを閉鎖しようか」とも考える。
「とりあえず、電子マガジンを休刊にしようか」とも。
こんなお人好しをつづけていて、何になるのか。
だれが評価してくれるのか。

孤独……。
本当に孤独……。

……しかしここはがんばるしかない。
読者のため……などという、きれいごとは言わない。
私は、私自身のために書く。
だれのためではない。
私自身のため、である。

『我らが目的は、成功することではない。
失敗にめげず、前に進むことである』(スティーブンソン)と。

●気分転換

こういうときは何かの気分転換をするのがよい。
自分でも、それがよくわかっている。
そのこともあって、ここ数日は、私が料理をしている。
コツは、ぐんと腹が減った状態で、料理をすること。
たまたま三男夫婦が遊びに来ているので、それなりに結構、楽しかった。

で、今日の目標。
(1)朝風呂に入る。
(2)床屋へ行く。
(3)三男と嫁の両親のために、なにかみやげを用意する。
(4)ワイフと1万歩を目標に、散歩する。
(5)昨夜の夕食の様子を、YOU・TUBEにUPLOADする。
そして
(6)何とか、今日中に、電子マガジン6月1日号の配信予約を入れる。

虚脱感というのは、吹き寄せる風のようなもの。
こちらがふんばれば、何とかもちこたえることができる。
こちらが弱気になれば、そのまま体ごと吹き飛ばされる。
あとは気力の問題。

がんばるしかない!
とにかく、がんばるしかない!

大切なことは、人に期待をしないこと。
甘い幻想を抱かないこと。
期待を抱けば、裏切られる。

「だれかが何かをしてくれるだろう」という甘い期待をもたないこと。
私は私。
それを貫く。
とくにこういう状態のときは、前に向って、一歩、足を踏み出す。

……ということで、5月6日が始まった。
みなさん、おはようございます。
(5月6日、午前6時10分記)


Hiroshi Hayashi++++++++May. 09+++++++++はやし浩司