●今日のこと(11-13)byはやし浩司
【教室で】
●ワイフ(晃子)
ワイフが直接、私の教室を手伝ってくれるようになって、もう5年になる。
当初は、交通整理程度の手伝いだった。
それでもありがたがった。
が、最近は、私の苦手な子ども(?)を、指導するようになってくれた。
私は、ワイフと比べても、短気。
はるかに短気。
子どもによっては、何かのことで気分を損ねると、30分でも40分でも、
いじけたり、ぐずったりする。
そういうとき私はすぐ怒ってしまう。
「うるさい!」と。
が、一方、ワイフは気が長い。
そういう子どもを相手に、30分でも40分でも、こんこんと説得しながら、
指導する。
私にはとうていまねできない芸当である。
昨日も、そうだった。
2人の子ども(小4児)が電気ストーブを取り合って、喧嘩した。
私は頭から、「そのストーブは、A子さんのものだから!」と言って、
B君の主張を退けてしまった。
それから30~40分ほど、B君はうつむいたまま、勉強をしなくなってしまった。
そのB君の横に座り、ワイフは静かに、ただひたすら静かに、B君をなだめていた。
●孫の芽衣
ということもあって、このところ生徒のことが話題になることが多い。
ドライブをしながら、それぞれの子どもについて、よく質問をする。
私も相手がワイフだから、遠慮しない。
「あの子は、自閉症スペクトラムだよ」
「あの子は、場面かん黙児だよ」
「あの子は,ADHD児だよ」と。
そういう話を聞きながら、ワイフはワイフなりに、知識と理解を深めている。
私「X君は、一時、あぶないときがあった」
ワ「いつごろ?」
私「3年くらい前かな? 親の離婚騒動に巻き込まれて、グレかかった」
ワ「今は、そんなふうに見えないわ」
私「いや、今でも、ときどきそういう様子をしてみせるよ」
ワ「・・・そう言えば、ものの考え方が直情的ね」と。
教育というより、子育ての奥は深い。
加えてこんなことも。
ときどき孫そっくりの子どもに出会うときがある。
現在、教室に通っている、Sさん。
孫の芽衣によく似ている。
よく似ているというより、ウリ二つ。
年齢も同じ。
Y君の妹も、そっくり。
ワイフは毎回会うたびに、「芽衣に似ている」と言う。
そういうときのワイフはうれしそう。
自分の孫のように、ときどき、抱かせてもらったりしている。
●ワイフの誕生日
嫌われ役の私。
その反動か、最近は、ワイフは人気者。
今年も、一言、「6月xx日は、晃子先生の誕生日だよ」ともらしただけだが、
その日は、生徒たちがプレゼントをもって、集まってくれた。
みなで、ワイフの誕生日パーティを祝ってくれた。
ワイフがあれほどまでにうれしそうな顔をしたのは、見たことがない。
こぼれんばかりの笑顔を浮かべていた。
・・・ということで、最近は、ワイフのほうが積極的に、教室を
手伝ってくれるようになった。
それぞれのクラスで、担当する子どもを決めて、その子どもを集中的
に指導してくれる。
「今日は、ぼくひとりで、やるよ」と声をかけても、「今日はC君が
来る日だから・・・」と言って、勝手に出かける用意をする。
私は助かる。
その分のエネルギーを、別のところで使うことができる。
Hiroshi Hayashi++++++Nov 2010++++++はやし浩司(林浩司)
【講演旅行】
ここ数年、私の講演を利用して、あちこちを旅行することにしている。
講演先で旅館やホテルを見つけ、そこに泊まるようにしている。
それが楽しみで(?)、ワイフがついてきてくれる。
ワイフは若いころから、旅行が趣味。
で、11月は講演のシーズン。
あちこちで講演をさせてもらっている。
同時に私たちにとっては、旅行のシーズン。
日帰りの距離でも、近くの旅館やホテルに泊まるようにしている。
浜松市内の講演でも、そうしている。
そんなわけで、11月は忙しい。
温泉の朝風呂に入り、その気分が抜けないまま、教壇に立つことも多い。
そんなわけで・・・。
このところ体重は、64キロ台をキープしたまま。
目標値を3~4キロもオーバーしている!
で、自分なりに運動をしたり、ダイエットしたりしているが、効果なし。
旅館やホテルでは、どうしても食べ過ぎてしまう。
「食べたら損(そこ)ねる」と自分に言い聞かせながら食べる。
が、それでも食べ過ぎてしまう。
Hiroshi Hayashi++++++Nov 2010++++++はやし浩司(林浩司)
【看板作り】
今日は土曜日。
午前中にやらなければならない仕事がある。
看板作り。
教室の看板作り。
こういう仕事は、長男が得意で、ときどき手伝ってくれる。
が、今日の作業は、少し重労働。
業者に頼めば20万円という仕事を、私とワイフの2人でする。
予算は1万円。
・・・だからといって、制作費をケチっているわけではない。
私は若いころから、そういう作業が好き。
それにそこらの業者より、器用。
山荘をもったときも、家以外の造作は、すべて自分たちでした。
水道工事、排水工事、石垣工事、街灯工事などなど。
土地を平らにする工事も、自分たちでした。
機材や道具は、ほとんど、そろっている。
あとはパネルなどの材料を買ってくるだけ。
それをデザインして、鉄ワクにはめこむ。
今度BW教室の前を通ったら、角地の看板を見てほしい。
その看板は、私たちが立てたもの。
ハハハ。
(笑われないうちに、先に笑っておく)
Hiroshi Hayashi++++++Nov 2010++++++はやし浩司(林浩司)
【ウソの構造(ウソの4要素)】(はやし浩司説)
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ウソが本当になるためには、つぎの
4つの要素が必要である。
(1) 近親性
(2) 権威性
(3) 集団性
(4) 反復性
これをウソの4要素(はやし浩司)という。
順に考えてみよう。
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● ウソの4要素
(1) 近親性
ウソを言う相手が近親の者であればあるほど、ウソは真実性をもつ。
相手をだますことができる。
(2) 権威性
より権威のある人のウソほど、信じられやすい。最高の権威者といえば、
神や仏ということになる。
(3) 集団性
ウソをつくとき、その人を取り囲む。人数は多ければ多いほど、よい。
取り囲んで、みなが同じウソを言う。
(4) 反復性
繰り返し同じウソをいう。「ウソも100ぺんつけば、本当になる」と
言った人もいた。
この手法は、カルト教団と呼ばれる宗教団体でよく使われる。
1人の人間を入信させるとき、その人に一番近い人(家族、友人、親類など)
を前に置き、ほかの信者たちが、ぐるりと取り囲む。
そして繰り返し、同じことを言う。
「X導師様は釈迦の生まれ変わりです」と。
最初は抵抗していた人でも、やがて疲れてくる。
気力が途切れる。
その瞬間、「そうだ」と思ってしまう。
思ったまま、「X導師様は、釈迦だ」と。
一度、心の隙間を埋められたら最後、あとはお決まりのカルト教信者!
人間には、そういう心のエアーポケットがある。
「盲点」と書くべきか。
ごくふつうの、しかも良識や常識があると思われるような人でも、ある日
とつぜん、何らかのきっかけでカルト教の信者になる。
●CPU(中央演算装置)
カルトの恐ろしいところは、脳のCPU(中央演算装置)が狂うこと。
自分を客観的に評価する能力、現実を正確に検証する能力、それに理性や
知性が、機能しなくなる。
そのためとんでもないことをしながら、それがとんでもないこととわからなくなる。
たとえば死んだ人を前に、まだ死んでないとがんばってみたり、反対にイワシの
頭を信仰の対象にしたりする。
が、ここで誤解してはいけないことがある。
私たちはいろいろな形で、何かを信仰しているということ。
たとえば学校神話もそのひとつ。
「お金こそすべて」と考えるのも、それ。
(だからといって、それらがまちがっているというのではない。
それも誤解がないように!)
そうした信仰が、常識をはずれ、指導者の金儲けの道具になったとき、
それをカルト」という。
カルトの定義は難しいが、要するに妄信や迷信が集団化したものと考えると
わかりやすい。
そのカルトが、いろいろな場面で、急速に勢力を伸ばしている。
数もふえている。
みなさん、どうか注意してほしい。
警戒レベルでいうなら、黄信号を越えて、赤信号に入った。
馬鹿げた占いや、まじないが、若い人たち中心に流行(はや)っている。
冒頭に書いた、ウソの4要素を知っているだけでも、カルトから身を
守ることができるはず。
Hiroshi Hayashi++++++Nov 2010++++++はやし浩司(林浩司)
【アクセス数】
昨年の5月、BLOGやHPへのアクセス数を調べたら、月間30万件
を超えているのがわかった。
現在メインのHPから、それぞれのHPへ、ハイパージャンプさせている。
枝分かれしたHPだけでも、30くらいある。
(HPの一部に、別のHPから直接アクセスすることを、ハイパージャンプ
という。
以前はそれを禁止しているHPサービスが多かった。)
この方法を使うと、それぞれのページの更新が楽。
つまりひとつのHPにすべてを放り込むよりも、枝分かれさせ、それぞれを
別のHPとして独立させる。
が、もうひとつ、利点がある。
アクセス数が、それぞれのHPごとに集計される。
アクセス数が、すぐわかる。
その結果、「30万件」という数字が出てきた。
もちろん30万件イコール、30万人ということではない。
また本とちがい、30万冊ということでもない。
多くは、チラッと立ち寄って、そのまま去っていく。
そういう人も含めて、30万件ということになる。
が、実際には、もっと多いはず(?)。
というのも、30万件という数字は、それぞれのHPのトップページ
を訪れた人の数。
中には、ハイパージャンプで、カウントされないページへジャンプして
くる人もいる。
たとえばYOUTUBEにしても、私のHPを介して閲覧したばあいは、アクセス
数は、カウントされない。
ためしに私のHPから同じ動画に何度もアクセスしてみてほしい。
アクセス数は変わらない。
で、昨夜ワイフとドライブをしながら、その話になった。
「これはすごいことだね」と。
私「今では、BLOGだけでも、1日、5000件はあるよ」
ワ「そんなにあるの?」
私「昨日は、G・Blogだけで、3000件を超えた」と。
私は現在、毎日6~7か所からBLOGを発行している。
コピーして貼りつけるだけだから、作業は、楽。
10分程度ですむ。
が、これについて先日、横槍(やり)を入れてきた人がいた。
「多くの人に読んでもらい気持ちはわかるが、同じ原稿を、複数の
BLOGで流すな! わずらわしいから、ヤメロ」と。
しかしこれにはきっちりと反論しておきたい。
(1) それぞれのBLOGには、それぞれの性格があり、別の読者
がついている。
(2) 最近でこそ少なくなったが、BLOGも、雨後の竹の子のように
生まれ、また消えていく。
そのとき同時に、それまでの原稿がすべて消されてしまう。
そういう苦い経験を、私は何度かしている。
(3) BLOGによって、保存期間、保存容量がまちまち。
規約は、いつも変動する。
自分の原稿をできるだけ長く残したいと願うなら、ひとつの原稿を
できるだけ分散して保存して残しておいたほうがよい。
それで私は同じ原稿を、複数のBLOGに載せている。
もし困ることがあるとするなら、検索をかけたとき、同じ原稿がズラリと並ぶこと。
しかしこれについては、こう反論したい。
「無料で読むのだから、文句を言うな!」と。
ともかくもこんな数字は、本の世界では考えられないこと。
30万部も売れたら、そのままベストセラー。
それが毎月、つづく。
1年にすれば、360万部!
それだけに影響力も大きい(?)。
が、同時に辛らつな批評やコメントも多くなった。
とくに私が書いた『ポケモン・カルト』(三一書房)については多い。
熱心な(?)ゲーマーたちの逆鱗に触れたらしい。
しかしこれも慣れ。
当初は頭にカチンと来たが、今はちがう。
ていねいな礼状を書くようにしている。
「きびしいご意見、ありがとうございました。
いただきましたコメントについては、おおいに参考にさせて
いただきます。
誤解されている面もあるようですから、それについては私の
HPのほうで、今後、ゆっくりと説明させていただきます」とか、何とか。
今では、それを書いた直後に、忘れることができるようになった。
で、先の「多くの人に読んでもらい気持ちはわかるが、同じ原稿を、複数の
BLOGで流すな!」という意見について。
その翌日、私はさらにひとつ、BLOGをふやした。
同じ原稿を貼り付けて発行した。
ハハハ。
それが私のやり方。
私はそんなヤワな男ではない。
叩かれれば叩かれるほど、強くなる。
昔から、そうだった。
そうそう、書き忘れるところだった。
これは昨日までの推計だが、このところ毎月のアクセス数は、40万件を
超え、50万件に達しているのではないか。
BLOG、HP、YOUTUBE、それにマガジンへのアクセス数を計算すると、
そうなる。
この原稿を読んでくれたみなさんへ、
ありがとうございます!
Hiroshi Hayashi++++++Nov 2010++++++はやし浩司(林浩司)
【山荘にて】
●置き物
昨夜遅く、山荘にやってきた。
「近く、山荘を売る」と言い出してから、逆に、山荘へ来る回数がふえた。
そういうものか。
ワイフもどこかさみしそう。
いろいろな飾り物や置き物は、それぞれ理由をつけて、生徒にあげている。
今にこの山荘も、からっぽになるだろう。
床の間には、掛け軸が3本かかっている。
うち1本は、土佐左近将(温?)光作。(「|口皿」とある)
かなりの値打ちモノらしい。
昔、母がそう言っていた。
これは3月に、Dさんにあげるつもり。
私の教室に14年間も通ってくれた。
「3月に、山荘へ招待するよ」と言ったら、うれしそうに、ウンと言ってくれた。
そのとき、あげるつもり。
(興味をもたないかな?)
ほかにも石の置き物などが20個あまりあったが、今は数個を残すのみ。
飛行機の模型は、今年になってから、ほとんどを生徒にあげた。
残っているのは、50機あまり。
ミニコプター(トイヘリ)ついては、すでに予約済み。
5年生のA君が、かなり以前から、「ほしい」と言っている。
・・・ということで、実は、この山荘も、村の人たちに寄付しようかと、
ときどき思う。
ワイフは反対しているが、村の人たちに、集会所のような所として
使ってもらうのが、私はいちばんよいと考えている。
そのほうが大切に使ってもらえる。
一度、不動産屋を通して売りに出し、それで売れなければ、(どうせ高い価格では、
売れないだろうし……)、そうする。
●11月12日
今朝は、7時に起きた。
つづいてワイフも起きた。
今は、時刻は午前8時。
さて、これから作業、開始。
自宅に帰る途中で、DIYショップに寄り、材料を買い集める。
それにどこか途中で、朝食。
今日も始まった。
今日こそは、「充実した1日だった」と言えるような日にしたい。
がんばろう。
はやし浩司 2010―11-12 土曜日
Hiroshi Hayashi++++++Nov 2010++++++はやし浩司(林浩司)
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