●あいまいな言い方
●1月7日
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今朝は、運動、なし。
そのこともあって、寒くてしかたない。
先ほどまで、手先は、こたつの中に入れたまま。
今、やっと手を出した。
キーボードを叩き始めた。
いよいよ明日から、仕事始め。
長い休みだった。
それもあって、緊張感が、どうも盛りあがらない。
ワイフは「午後は、映画を観に行こう」と言っている。
運動不足もあって、何となく、体がだるい。
ブルブルと震えたあと、あくびがつづけて出る。
窓の外には、栗の木。
まだ黄色い葉を残して、がんばっている。
この浜松では、今ごろが、「秋」ということになる。
やがて冬のないまま、春を迎える。
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●折りたたみ式自転車
3、4日前、折りたたみ式自転車を買った。
値段は1万500円。
定価は1万5000円とか。
新春初売り、目玉商品ということで、その値段で売ってもらった。
安い!
この自転車なら、車(プリウス)で持ち運べる。
そう考えて、買った。
が、まだ一度も乗っていない。
明日から通勤に乗るつもり。
帰りはワイフの車に積んで帰ればよい。
●「遊びにおいでください」
日本人は、「遊びにおいでください」という言葉を、あいさつ代わりに使う。
深い意味はない。
あくまでも、「あいさつ」。
年賀状などにも、そう書いてくる人は多い。
とくに岐阜県の山間地方では、よく使う。
「正月には来てください」
「昼飯を食べていってください」
「またうちに寄ってください」と。
そう言われた方も、それをよく知っているから、適当に答える。
「ええ、また……」とか、何とか。
そういう言葉を真に受けてはいけない。
「じゃあ、来週にでもおうかがいします」などとでも言おうものなら、さあ、たいへん!
相手の様子や態度が、ガラリと変わることも珍しくない。
一方、オーストラリア人は、こうした「あいさつ」をしない。
「うちで泊まれ」と言ったら、言葉通り、受け取ればよい。
むしろ断るほうが、失礼。
だからめったにそういう言葉を、使わない。
で、困るのが私。
相手にそう言われたとき、どこまで本気で考えてよいか、わからないときがある。
迷う。
一方、「口のうまい人」というのは、多い。
相手が本気になる一歩、すれすれの手前で、言葉を切る。
「じゃあ、一度、行こうかなあ」と思い始めた矢先、「じゃあ、さようなら」と。
こういた言い方を、日本人のやさしさと解釈すべきか。
それともいいかげんさと解釈すべきか。
ただ言えることは、日本人も、欧米化し始めているということ。
言葉を言葉通りに受け取る人が、ふえてきた。
一方、そういうあいまいな言い方をする人が、減ってきた。
私は、そのほうが、よいと思っている。
たとえばこの浜松では、あまりそういう言い方をしない。
その分だけ、相手の心がよくわかり、つきあいやすい。
ところで私自身は、そういう言葉を使わない。
あいまいな言い方イコール、ずるい言い方ととらえる。
Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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