Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, July 27, 2008

*Someone lives in the Moon(1)

【月は、巨大な宇宙船か?】

● 『月の先住者』(Secrets of our Spaceship Moon)
written by Don Wilson 昭和58年発刊、たま出版)  

++++++++++++++++++H.Hayashi

ドン・ウィルソン著、『月の先住者』という本を
読み直す。
昭和58年7月発刊、ということだから、今から約
24年前の本ということになる。
私が36歳のときである。

月にまつわる謎は多い。
その謎について書かれた本だと思えばよい。

++++++++++++++++++H.Hayashi

 ドン・ウィルソン著、『月の先住者』という本を読み直す。原題は、『Secrets of the Spaceship Moon』である。「宇宙船、月の秘密」と訳せる。

 この本の中では、各章ごと冒頭で、月にまつわる謎を、箇条書きにしてある。

 全体では19章。339ページ。文字が小さいから、かなりボリュームのある本と思ってもらえばよい。

 その中のいくつかを紹介する。

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● 第7章 月軌道を決定した動力

次の疑問点について考えてみたい。

○ NASAは、月がなぜ地球の衛星となったかを、最大の疑問としている。
○ あるノーベル科学賞受賞者の告白のように、月の起源や地球の衛星となった理由について、「どう説明してもありえない」と述べているのは、なざだろう。
○ NASAの科学者が、「月は存在しないといったほうが説明しやすい」と発言した真意は?
○ なぜ今日の科学者は、起源を説明できないからといって、月は存在しない、などと提議するのか。
○ 科学者の中には月を、「自然のなせる宇宙のいたずら」とし、月が地球の衛星にしては大きすぎると主張しているのは、なぜだろう。
○ 現在定説となっている、“自然捕獲説”でさえ、一般の科学者は充分に説明できないのだろうか。
○ 天文力学の権威者でさえ、地球の引力が月を引き寄せたことを「不可能」「とてもありえない」としているのは、なぜか。
○ 月の軌道が正確であるはずなのに、自然に地球の衛星となったと説明できない理由は?
○ 天文学者の中には、「ある力が月を地球の軌道に乗せた」という者もいる。「ある力」とはいったい、何なのか。
○ なぜ月の公転面は、太陽とまったく同じ公転面に配置され、月食が起きる位置にあるのか。
○ 月が信じられないほど正確な位置にあるということはわかっているが、“月宇宙船説”以外の方法ではその理由が説明できないのは、なぜだろう。
○ 天文力学の知識や月計画による実際の研究成果によって、月が地球の軌道に「乗せられ」「操縦されている」と説明されることになるのだろうか。

++++++++以上、「月の先住者」より、転載++++++++++

 わかりやすく説明しよう。

 まず、夜の空に輝く、月を見てほしい。あの月は、地球の周囲を、(1)ほぼ真円に近い軌道上を、回っている。
 つぎにあの月は、(2)地球から見ると、太陽とほぼ同じ大きさに見える。もちろん太陽のほうがはるかに大きいが、(みかけの大きさ)は、ほぼ同じ。だから、皆既月食、皆既日食を、数年おきに、世界のどこかで観測することができる。
 さらにあの月の(3)公転面は、太陽の公転面とまったく、同じである。

 ほかにも(4)月の自転周期と公転周期が、1秒の狂いもなく、一致しているということもある。だから月は、地球に対して、(月の表側)だけを見せ、いわゆる(月の裏側)を、見せることはない。(私たちは、常に、月の表側のみを見ていることになる。)

 こうした月の存在について、現在の今も、(1)捕獲説と、(2)地球からの分離説、さらには(3)隕石の衝突説などが、意見を戦わせている。(最近の学説によれば、太古の昔、地球に隕石が衝突し、その衝撃で飛び出した地球の一部が、月になったというのが、定説になりつつある。)

 しかしこの説に従っても、なぜ月の軌道が、真円に近いのか。月の(みかけの大きさ)が、太陽と同じなのか。さらに月の公転面が太陽の公転面と一致しているのかということは、説明できない。

 偶然というには、あまりにも偶然すぎるのである。

 もちろん「捕獲説」にしても、大きな矛盾がある。「太古の昔、月が遠い別の天体からやってきて、地球の重力によって捕獲された」という説である。しかしならばその軌道面は、楕円形になるはず。ぜったいに、真円にはならない。

 そこで「乗せられた」という説が出てくる。
 
 太古の昔、月は、だれかによって、その位置に、「乗せられた」と。つまり月自体が、巨大な宇宙船というわけである。

 そこでこの説を補完するのが、『月内部、空洞説』である。つづく第8章の冒頭には、つぎのようにある。

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 ……さらにじれったい疑問を投げかけてみよう。

○ 月の不思議な密度は、月が空洞であるどのような証拠になるか。
○ なぜ英国天文学協会。月面課の主任を努めた、“月の権威”が、「何もかもが、月の20~30マイル下が空洞であると示しているようだ」と結論したのか。
○ なぜ有能な第一線の科学者たちが、自然の衛星は空洞であるはずがない、という意見で一致しているのか。では、月が空洞だというのは、人工的だからだ、とはいえないのか。
○ NASA の第一線の科学者によるアポロ計画以前の研究は、なぜ月の動きが空洞の球体みたいだと結論したのか。
○ 重力場の研究は、月が空洞であるという裏づけにはなりえないのか。なぜこの結果が驚くべきものなのか。
○ 宇宙飛行士が持ち帰った、“月の石”は、月が空洞であると、どう説明しているのか。
○ 人工的に作られた月面地震(月着陸船やロケットなどによる)の時、月はなぜゴングのように4時間も鳴りつづけたのか。このことが、どうして空洞の球体であることを説明しているか。
○ 米国の宇宙局が、月内部が巨大な空洞であるかもしれないと、秘密裡に調査を行ったのは、どういう証拠があってのことだろうか。
○ 月の密度が一番高いのは、月面近くである(月が空洞であるという証拠)という月の研究(質量の中心運動)は認められなかったのか。このような科学的証拠が、宇宙船説を引き起こさなかったのか。
○ 数々の証拠がどのように“空洞の月”を証明しているのか?

それでは、ここでショッキングな証拠を提示することにしよう……。

++++++++以上、「月の先住者」より、転載++++++++++

 簡単に言えば、月の内部は空洞であり、おかしなことに、つまり常識に反して、月の外郭部ほど、密度が高く、重金属でおおわれているということ。

 ……こう書くと、「月は巨大な岩石のかたまりではないか。宇宙船という(船)と考えるには、無理がある」と考える人がいるかもしれない。
仮に巨大な宇宙船であるとしても、それは映画、『スター・ウォーズ』に出てくる、デス・スターのようなものではないか、と。

 しかし残念ながら、宇宙を航行するとき、もっとも安全な乗り物といえば、それなりの大きさの隕石や衛星をくりぬいた船ということになる。
外壁を、厚い岩石で覆われているため、小さな隕石程度の衝突では、びくともしない。
が、何よりもすばらしいことに、危険な放射線類から、乗り組員を守ってくれる。
仮に映画『スター・トレック』に出てくる、エンタープライズ号のような宇宙船だったら、隕石の衝突や放射線類から、乗り組み員を守ることはできない。

 では、動力源は何か。

 これも隕石や衛星をくりぬいた宇宙船であれば、方法は簡単。
緻密に計算をしながら、その上のどこかで、何かを爆発させればよい。
それでその宇宙船は、その反動によって、目的の方向に向かって、まっしぐらに進んでいく。
もちろん宇宙船を止めるときには、その反対のことをすればよい。

 こうして考えて見ると、月が宇宙船であっても、なんらおかしくはない。
ないばかりか、実に精巧、かつ科学的に作られた乗り物ということになる。

 ちなみに月空洞説を裏付ける、ひとつの事実を紹介しよう。

 「月に人類が到達する以前解明されていたのは、『月の密度は地球の半分くらいだ』ということぐらいだった。実際、月の密度は、地球の約6割だった。月の土、1立方センチメートルと、地球の土1立方センチメートルでは、地球の方が、約2倍も重いということだ」(同書、111P)と。

 言い換えると、月の内部の40%は、空洞ということになる。

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 改めて『月の先住者』を読んで、私は、ふと、こう思った。
「私はこの24年間、何をしていたのか」と。

 この地球には、いろいろな問題がある。
教育問題からはじまって、時事、環境、宗教、哲学、医学問題などなど。
しかし私たちが住む、この地球のそばに宇宙人がいて、それが月に住んでいるかもしれないという話については、ほとんど考えてこなかった。

 さらにとても残念なことに、この日本では、UFO問題にしても、幽霊や心霊と同格の、「超常現象」として位置づけられている。
そのためこの日本では、「UFOを見た」というだけで、奇人、変人扱いされる。

 しかしUFOは、「科学」である。少なくとも科学的に解明されうる世界の乗り物である。また科学の対象と考えて、なんらおかしくない。
それを一部の良識派(?)と呼ばれる科学者たちは、UFOを否定することによって、自分たちの良識性を誇張する。
 
 が、もしいつか、(やがてその日は来るだろうが)、UFOなるものが、その姿を私たちの前に姿を現したとき、そういった人たちは、どう自分たちの(非良識性)を弁解するのだろうか。

 私とて、「見たものは見た」というだけで、どれだけ、白い目で見られたことか!
これからも、自分が納得するまで、この問題を追求してみたい。

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(付記)

私とワイフが見たUFO と同じものを見た人が、この浜松に、2人いる。
BT氏(男性、現在54歳)と、その弟氏である。
見た時期と、飛んでくる方向はちがったが、ほとんど同型のUFOである。
私が私の見たUFOについて中日新聞に書いたのを、BT氏が読んだ。
それで知り合いになった。

そのBT氏と、今夜(7月27日)、電話で、1時間ほど、話す。
私はこう言った。

「私は、あのUFOを見て以来、ずっと、自分の中のもう一人の自分と闘わねば
なりませんでした。
『私が見たのは、幻覚だ、夢だ、見まちがいだ』と言う私自身。
しかし一方で、『見たものは見た』とがんばる私自身。
ときに、『見たものは見た』という私自身が負けそうになりましたが、そういうとき、ワイフが、『私も見た』と言のです。
それでまた話が、振り出しにもどってしまう……。
毎回、その繰り返し。
記憶も、時間とともに、どこか薄れてきます。
もし見たのが私ひとりだけだったら、私はもう一人の自分に負けてしまっていたかもしれません。
今ごろは、『やっぱり、あれは幻覚だったのだ』と、自分を納得させてしまっていたでしょう。
私は死ぬまでに、何としても、あの夜に見たものが何であるか、それに決着をつけておきたいのです」と。

BT氏についても、事情は同じ。
BT氏もこう言った。
「私も弟と2人で見ました。私も、もし私ひとりだけで見ていたら、今ごろは、『やっぱり
あれは夢だったのだ』と自分を納得させてしまっていたでしょう」と。

しかしE・ミシェル博士の言葉で、私は、救われた。
肩の荷がはずされたというか、スーッと心が軽くなるのを感じた。
と、同時に、大きな使命感のようなものを覚えた。

私ももう60歳。
世間に遠慮しなければならない年齢ではない。
書きたいことを、書く。
伝えたいことを、伝える。
私のことを、奇人だとか、変人だとか、そういうふうに思いたければ思うがよい。

……しかし、この爆発的なエネルギーはどこから生まれてくるのか。
つい先日まで、私はものを書くということそのものに、嫌気すら覚えていた。
その私が、何かに取りつかれたように、今、こうして文章をたたいている。

……で、この話とは別に、私には、こんな奇妙な体験がある。
それについて書く前に、この話に出てくる、DK君について書いておく。

DK君は、現在、オーストラリアのM大学で、教授職級の地位にいる。
そのDK君が、この2月に日本へ、娘さんといっしょに、来た。
そしてあの日のことについて、話し合った。
DK君も、あの日のことをよく覚えていた。
そしてその話になると、「ヒロシは、その話をよくするが、たしかに、あの日のことは、
理解できない」と言った。

当時の私たちは、UFOについて、ほとんど興味はなかった。
知識もなかった。
(アダムスキー型のUFOについては、俗説程度には、知っていたが……。)
いわんや、それがUFO現象と関係あるなどとは、思ってもみなかった。
「アダプション(誘拐)」という言葉にしても、それを耳にしたのは、それから
10年以上もたってからのことである。

以前書いた原稿を、そのまま紹介する。