Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Thursday, July 24, 2008

*July 25th 2008

●7月25日(金曜日)

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久々に、書斎に、もどった。
昨日までは、新しく買ったノートパソコンを手に、
あちこちの部屋を移動しながら、原稿を書いていた。

やはり、原稿を書くには、この部屋がいちばん、よい。
このデスクトップがいちばん、よい。
電源を入れて、1~2分後には、ビスタで作業ができる。

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●K国の核開発問題

シンガポールで行われていた、ASEAN地域フォーラム
(ARF)閣僚会議が、7月24日、終わった。
期間中、米朝の外務大臣どうしが、秘密会談を行ったようだ。
しかし結果は、「不発」。
拉致問題についても、ゼロ声明。
「K国の核計画申告書の検証の重要性を強調する議長声明を採択した」
(TBS)程度で終わってしまった。

来月8月11日に、K国のテロ国家指定解除が発効する。
それまでに核計画申告書の検証作業が具体化する予定だが、
このままでは、むずかしい。
K国は、さらにああでもない、こうでもないと、難グセをつけて、
引き延ばし戦術に出てくるはず。

期間中、C・ライス国務長官が、日本の高村外務大臣に、「検証
作業の具体化を急ぐよう、K国圧力をかけてほしい」という
要請があったという。

しかしC・ライスさんよ、今ごろ気がついても、遅い!
拉致問題を棚上げし、既存核兵器を切り離し、その上、検証作業
メンバーから日本をはずした。
何もかも、K国の言いなり。
原油もあげた、食糧もあげた、時間もあげた、音楽もあげた……。
しかしK国がしたのは、すでにジャンク・ヤード化していた冷却塔を
爆破しただけ。
あなたはK国に、完全に、ナメられている。


●調査書改ざん

TBS―iニュースは、つぎのように伝える。

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静岡県H市にある県立高校で、大学受験する生徒2人の調査書が改ざんされた問題で、県の教育委員会は、当時の校長を虚偽公文書作成などの疑いで警察に刑事告発しました。

(中略)

 この問題はT林業の教師4人が。去年卒業した2人の生徒について、推薦入試を受ける際の基準を満たすよう、大学に提出する調査書の成績を改ざんしていたもので、4人は懲戒処分を受けています。

 静岡県の教育委員会は、4人の話などから、当時の校長の働きかけで改ざんが行われたと判断し、今月24日に虚偽の公文書作成などの疑いで警察に告発し、受理されました。

+++++以上、TBS-iニュースより+++++++++++

ニュースの記事だけでは、調査書のどの部分を、どのように「改ざん」したかまでは、わからない。
成績という数字だけの改ざんなのか、それとも、活動記録という記録の改ざんなのか。
雰囲気としては、「数字」の改ざんであったように感ずる。
そこでここでは、あくまでも、「数字の改ざん」という前提で、考えてみたい。

たとえばアメリカなどでは、いくら成績がよくても、成績だけでは、ハーバード大学などの名門校には入学できない。
人物像、性格、人間性などを総合的に判断した、学校長などの推薦文がなければ、入学できない。
この「推薦文」にあたる部分が、この日本には、ない。
成績一辺倒というか、数字一辺倒。
(人物評価欄というのは、あるにはあるが……。しかしそれは各大学でも、形式的なものとしかとらえていない。)

そこで今では、テストの点数だけで、成績をつけるということは、あまりしない。
「頭の中で、その子どもの印象を思い浮かべながら、成績をつける」(某、中学校教師談)という方法が、一般化している。
さらに、小学校レベルでは、「あっちの子の成績をさげて、こっちの子の成績に上乗せする」ということが、ごく当たり前のこととしてなされているという。
そういう話を、うわさとして聞いている。

ただ今回の事件は、校長が指示して(?)、4人の教員がそれに応じて動き、懲戒処分を受けているという点で、きわだっている。
不正は不正なのだから、どこかで歯止めをかけておかないと、調査書そのものが、さらに形骸化してしまう。
だから「事件」になったのだろう。

しかし教育には、ハンドルの(遊び)のような部分が、必要である。
わかりやすく言えば、「まあ、いいじゃないか」という、おおらかさである。
(たとえば、成績はあまりあがらなくても、がんばったという姿勢が見られたら、その子どもを励ますという意味で、成績をあげたりする、など。)
その(遊び)の中で、子どもは自ら、伸びていく。
ギスギスは、かえって子どもの伸びる芽を摘んでしまう。

調査書改ざんを擁護するつもりは、まったくない。
ないが、しかしこの事件は、大分県で起きた、教員不正採用試験とは、まったく異質のものである。

要するに、「推薦」という部分を、「数字」ではなく、もっと別の方法で表現できないかということ。
そうすれば、「推薦入学制度」も、もっと実のあるものになっていくと思う。
(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 Hiroshi Hayashi education essayist writer Japanese essayist 調査書改竄 改ざん)


●鮎

先日、あるところで、ある料理を食べた。
「料理」と言えるようなものか、どうかは、わからない。

看板には、「ジャンボエビフライ、牛肉ステーキ、鮎の塩焼き、食べ放題」とあった。

しかし入ってみて、驚いた。
食べ始めてみて、驚いた。

まず、(1)ジャンボエビフライ。……というのは、まっかなウソ。
コロモだけがやたらと厚く、中のエビは、ヒモのように長く伸ばされていた。
(コロモの暑さは、1センチ程度。その中のエビは、太くても5~8ミリ。)

つづいて(2)ステーキ。どれも硬くて、歯が立たなかった。

が、最悪なのは、(3)鮎の塩焼き。

私は子どものころから川魚を食べ慣れているから、そうでもなかったが、ワイフには、ちがった。
あの川魚独特の生臭さは、海の魚には、ない。
人によっては、ムッとするような臭い。
おまけにあの、ヌルヌル感。
それだけで食欲をなくす人も多いはず。

それを丸いコンロの上で、いっしょに、焼く。
言い忘れたが、「塩焼き」と言いながら、鮎には、塩がまぶしてなかった。
そういう生の鮎が、金属製のトレイの中に、串をさして並べてあるだけ!

私はいろいろな料理を食べてきたが、あれほどまでに最悪の料理を食べたことがない。

ほかの客たちは、鮎の焼き方もわからないから、コンロの上に、そのまま置いた。
そのため皮だけが真っ黒にこげ、中は、生焼き。
口に入れたとたん、ゲーゲーと、口から吐き出している客もいた。

あとで聞いたら、店員に抗議した人もいたとか。

それにしても、ひどい料理だった。