Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Tuesday, October 07, 2008

*how to go abroad in Australia

【海外留学・オーストラリアのばあい】

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(1)大学選び

まず大学を選ぶ。
ある程度、大きな大学であれば、付属の語学校(Language 
School)をもっている。
小さな大学よりは、大きな大学のほうが、カリキュラムもしっかり
している。
個人の私立語学校もあるが、内容がよくわからないのであれば、
避けたほうがよい。

こうした大学、および、語学校の資料は、インターネットを介して
ただで手に入る。

その間に、パスポートの取得などは、常識。

(2)願書提出

願書提出は、驚くほど、簡単。
必要事項を書き込んで、FAXで送るか、インターネットを介して
送る。
語学校に関しては、無試験が原則。

(3)授業料の送付

先方から、授業料の振込みを指示されるので、それに従って、
授業料を銀行経由で振り込む。
クレジットカードによる支払いも可能。
費用は、半年分で、70~80万円程度。

(4)正式の入学通知書

しばらくすると、領収書とともに、正式の入学通知書を送ってくる。
その入学通知書の番号などを、オーストラリア領事館へ連絡すると、
学生ビザを発行してくれる。
これも今では、すべてインターネットを介してできる。
詳しくは、各自、領事館へ問い合わせてみるとよい。

(5)下宿先

大学のほうで紹介してくれる。
寮の紹介も、希望に応じて、してくれる。
当たり外れもあるが、気に入らなかったら、数か月単位で、
引っ越せばよい。
最初から、ぜいたくを言わないこと。
下宿代は、食事つきで、週単位で払う。
約2万円前後/週。

(6)航空チケットの購入

入学日に合わせて、航空チケットを購入する。
それを大学側に連絡すると、大学の職員が空港まで、車で迎えに来て
くれる。

(7)あとは、本人のやる気次第

語学校である程度の成績を取らないと、専門課程への進学はできない。
語学校独自でも、試験をし、卒業証書を発行している。
(そのため、語学校も、できるだけ大規模な大学を選んだほうがよい。
語学校での成績がよければ、そのまま専門課程に進学できる。)
が、やる気のない学生は、語学校すら卒業できないということになる。
アメリカのばあい、大学を学士号を取得して卒業できるのは、
約5%(20人に1人)ということになっている。
オーストラリアのばあい、もう少し、きびしい。

(8)付記

目的もなく行くというのであれば、遊びに行くようなもの。
(遊ぶことが悪いというのではない。念のため。)
とくに日本の女子学生の行状が、悪い。
評判もよくない。
「うちの子にかぎって……」と思うのは、幻想以外の何ものでもない。

子どもを海外へ留学させるというのであれば、その覚悟もしておくこと。

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●悪徳留学仲介会社に注意!

先ごろ、GWAYという、留学仲介会社が倒産した。
報道記事の内容を読むと、(1)学費を会社を通して払い込んだ、
(2)すでに留学している学生も、留学継続が難しくなる、とのこと。
しかし、どう考えても、おかしい。
どうして学費をGWAYを通して、支払うのか?
どうして留学継続が、難しいのか?
おかしいことは、先に書いた留学法を読んでもらえばわかる。

新聞報道によれば、「同社は、留学や体験型海外旅行を企画、販売、
授業料などの支払いを代行していた」とある。

授業料の支払いについては、カードによる支払い方法や、銀行から
海外送金するという方法がある。
会社を通すほうが、もともと、おかしい。

今回の事件は、その(おかしさ)の上で、起きた事件と考えてよい。