*Too much poor, is North Korea!
●ミサイル迎撃、反対!(I am against shooting down the Missile!)
●あまりにも貧しいK国!(4月24日記)(Too much poor, is the North Korea)
先ほど、K国の経済事情について書いた。
それを読んでもらえばわかるが、K国は、あまりにも貧しい。
想像を絶するほど貧しい。
もう一度、数字を並べてみる。
公式レートによっても、K国の国家予算は、たったの37億ドル。
実勢の交換レートは、その26分の1(中朝国境)。
それによれば、さらにたったの……(絶句!)。
K国の人口は、約2330万人だから、日本の人口の約5分の1。
それでも、この数字である。
なぜ、中国や韓国、それにロシアが、K国の崩壊を恐れるか、
これでわかった人も多いかと思う。
(ちなみに、実勢交換レートに従えば、K国の国家予算は、1・42億ドル。
日本円で、142億円。
それを2330万人で割ると、1人あたり、609円!
公式レートに従っても、たったの1万6000円弱!
何度計算しなおしても、そうなる。
一方、島根県の標準財政規模は、2546億円(平成18年度)。
人口は、72・3万人。
同じように2546億円を72・3万人で割ると、1人あたり、35万円。
K国と島根県を比較するのは、以前からよく「K国の国家規模は、人口の
少ない山陰地方の1つの県にも及ばない」と言われているからである。
とくに島根県にこだわっているではない。
どうか誤解のないように!)
こんな国が、まともに(?)崩壊したら、それこそたいへん!
何10万人、何100万人という難民が、それらの国に押し寄せる。
金日成教団の信者かもしれないが、それ以外に、満足な教育を受けていない。
これは韓国へ脱北してくる人についての話だが、「税金」という概念を理解させる
だけでも、たいへんとか。
あとは、推して量るべし。
わかりやすく言えば、韓国や中国は、とんでもない(お重荷)を背負うことになる。
が、皮肉なことに、日本へやってくる難民は、少ないと予想されている。
徹底した反日教育のおかげ(?)、とか。
ある日本のカメラマンが、K国へ行き、「私は日本人だ」と言っただけで、
K国の子どもたちが泣き出してしまったという。
そんなエピソードもある。
それくらい、日本人は、嫌われている(?)。
あるいは元在日朝鮮人の人たちや、日本人妻たちをそれくらい虐待している(?)。
彼らにしてみれば、「日本にだけは、行きたくない」「行けば、仕返しを受ける」となる。
●人間ロボット
異常なまでに虚栄心が強く、見栄っ張り。
加えて異常な思い込み。
それが現在のK国を裏から支えている。
が、しかし一般の人たちはどうかというと、それがよくわからない。
政府関係者は、金太郎飴ならぬ、金xx飴のように、みな、同じ。
同じことしか言わない。
「洗脳」というのは、そういう意味で、恐ろしい。
人間が人間でなくなってしまう。
独裁者のロボットになりながら、「ロボットになっている」という意識さえない。
ためしにK国の人たちに、(あるいは日本に住むK国関係者の人たちでもよいが)、
こう聞いてみたらよい。
(私は聞いたことがないが……。)
「あなたがたは、自分の意思で行動していますか?」と。
するとまちがいなく、彼らは笑いながら、こう言って答えるだろう。
「もちろん、そうです。私たちは、自分の意思で考え、行動しています」と。
洗脳の恐ろしさは、ここにある。
が、そのことは、私たち日本人についても言える。
戦前や、戦時中の日本人ではない。
今の今ですら、カルト教団のロボットになりながら、教団に操られるまま
動いている人は、少なくない。
●本気で相手にしてはいけない
それにしても、貧しい。
K国ウォンは、世界の中でも、もっとも不安定な通貨ということになっている。
わかりやすく言えば、紙くず同然。
だれもほしがらない。
使わない。
K国の国内ですら、みな、K国の人たちはドルをほしがるという。
K国ウォンを信じていない。
そのためマンションなどの高額商品は、「金(=gold)」で取り引きされているという。
そこで改めて、本題。
私も拉致問題については、きわめて激しい(怒り)を覚える。
抗議の念をこめて、金xxと書く。
あの国を「K国」と書くのも、そういう理由による。
しかし「制裁」ということについては、この問題が提起されたときから、一貫して
反対している。
K国と日本の連絡船である、M号の入港禁止措置にしても、反対してきた。
理由は、簡単。
「あんな国を本気で相手にするな」である。
大切なことは、通関をきびしくするということ。
徹底的にきびしくする。
それこそバッグの隅の隅まで、チェックする。
M号の問題は、それで解決したはず。
また制裁しても意味がないことは、現状を見ればわかる。
餓死者が続出しても、あの国は、倒れない。
そこはカルト国家。
自己否定を選ぶくらいなら、「死」を選ぶ。
私たちの常識では理解できないが、現在のK国は、そういう国である。
●しかし……
そのK国も、このところ内部の動きが、たいへん不安定になってきている。
たとえば4月5日に打ちあげられたテポドン(=ミサイル)にしても、
K国国内では、「大成功」「宇宙から電波を傍受した」と報道している。
各国の在P市在住の大使たちが、みな、抗議の意味で、祝賀行事に参加
しなかったにもかかわらず、「各国が賞賛している」と報道している。
つまりすべてが、ウソである。
ウソの上にウソを塗り固めている。
100に1つも、本当がない。
が、問題は、なぜウソをつかねばならないかということ。
この(ウソをつかねばならない)というところに、K国の危機感が表れている。
K国の崩壊は、たいへん近い。
何かのきっかけがあれば、明日にでも……という状況である。
もし開城工業団地から、韓国が手を引いたら……。
それだけでも、K国は、一気に崩壊するかもしれない。
現在は、そういう状況と考えてよい。
たぶんに希望的観測だが……。
●日本の立場
日本としては、K国に(日本攻撃)の口実を与えないこと。
中に「制裁だ!」「迎撃だ!」「日本も核兵器を!」と主張する人たちがいる。
しかしこの日本は、丸裸以上の丸裸。
仮に1発でも日本に発射されたら、日本はそれで万事休す。
化学兵器にせよ、生物兵器にせよ、1発で、約20万人が死傷すると言われている。
その救護態勢も整っていない。
経済活動は、もちろんその日からさらにドン底へ向かう。
だから繰りかえす。
あんな国をまともに相手にしてはいけない。
相手になるような国ではない。
それとも日本は、あんな国といっしょに心中するつもりなのか!
昔からこの日本では、こう言う。
『負けるが勝ち』と。
●日本としてのプライド論
「正義」にせよ、「大義」にせよ、はたまた「プライド」にせよ、それを説くなら、
まず相手を選ぶ。
それなりの相手なら、それなりの意味がある。
しかしあんな国を相手に、正義だの、大義だの、はたまたプライドなど説いて、どうする?
どうなる?
「勝った」「負けた」ということになれば、戦後、日本は勝ちつづけた。
一方、K国は、負けつづけた。
その結果が今である。
忘れてならないのは、まだ日本は、大国である。
経済大国である。
大国なら、大国らしくしよう。
愚かな政治家は、もてる武器を最大限使いたがる。
しかし武器のもつ力を過信してはいけない。
よい例が、あのベトナム戦争。
つづくイラク戦争。
さらにここ数日の報道によれば、アフガニスタンのタリバン勢力は、
パキスタンの首都、イスラマバードに、あと100キロまで迫っているという。
迎撃ミサイルをもったとたん、「迎撃!」「迎撃!」と叫ぶのが、いかに愚かなことか!
報復は報復を呼び、やがて戦争は泥沼化する。
だから……。
私たちは賢くなろう。
「卑怯だ」「弱腰だ」と言われても、ここはじっと我慢。
我慢しながら、K国を、自己崩壊に導く。
いや、導くまでもない。
あの国は、すでに崩壊している。
それが、冒頭に書いた、37億ドルという数字である。
(付記)
こう書くからといって、K国を擁護するわけではない。
しかしK国を理解するためには、K国の立場で、ものを考えてみる必要がある。
経済はメチャメチャ。
国民を満足に食べさせることもできない。
やることなすこと、すべて裏目、裏目……。
あなた自身のこととして考えてみればよい。
たとえばあなたには、家族がいる。
しかし満足に食べさせることもできない。
仕事もない。
家はボロボロ。
雨漏りもする。
しかしふと隣を見ると、そこには、煌々(こうこう)たる光に包まれた大御殿。
このあたりでも評判の金持ち。
みな、腹いっぱい、メシを食べ、好き勝手なことをしている。
収入は、あなたの数百倍!
ときどき隣の金持ちが、見るに見かねて、あなたの子どもたちにチョコパイをくれる。
しかしそんなもので、空腹感を満たすことはできない。
で、いくらあなたに甲斐性(かいしょう)がないといっても、あなたはそれに
納得するだろうか。
そこであなたは、知り合いの暴力団から拳銃を手に入れた。
なけなしの貯金をはたいて、買った。
その拳銃を隣の金持ちに、ちらつかせた。
とたん、隣の金持ちは、パニック。
それを見て、あなたは隣の金持ちに向かって、こう言う。
「拳銃を捨ててほしいなら、金をよこせ!」と。
が、隣の金持ちも考えた。
家の周りを、鉄板でかためた。
さすが金持ち。
やることがちがう。
さらに隣の金持ちは、近所の人たちにも相談した。
みな隣の金持ちに一応同情はしてみせたが、それ以上、何もすることができない。
そこで金持ちは、あなたの周囲の人たちの話しかけて、商売をできないようにした。
「あの人との商売は、やめましょう」と。
けっして好ましい商売ではないが、あなたには、それしか収入源がない。
覚せい剤販売に、偽札づくり。
見ようみまねで、ついでに、拳銃の弾丸づくり。
そこであなたはこう叫ぶ。
畜生!
バカヤロー!、と。
まともな思考力をもてといわれても、無理。
そんな余裕もない。
あんたの妻や子どもは、「父ちゃん、何とかしてよ!」と、ただただあなたに
泣きつくばかり……。
家の中は、真っ暗。
電気もつかない。
あなたができることといえば、拳銃を神棚に置いて、「今に見てろ!」「今に見てろ!」
と手を合わせるだけ。
現在のK国は、今、そういう状態である。
(09年4月26日記)
Hiroshi Hayashi++++++++April. 09+++++++++はやし浩司
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