●土星の輪について考える
【土星の輪(環)】(不思議探検byはやし浩司)
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昨夜、床に就いてから、土星のことを考えた。
土星の輪が気になった。
(本当は「環」と書いて「わ」と読む。以下、「輪」で統一。)
「どうして土星の輪が、輪なのか?」と。
とたん、頭の中が冴えてしまった。
土星の輪が輪であるためには、何らかの力、たとえば
磁場が働いているはず。
その力は、どこでどのようにして生み出されて
いるのか。
また輪なら輪でよい。
どうしてその輪は、レコード盤のようになっているのか。
もちろん厚みはあるはず。
が、宇宙から見ると、紙のように薄い。
土星の大きさに比べると、極薄のパラフィン紙のよう。
あの輪は、小さな岩石でできているという。
それはわかるが、どうして岩石どうしが衝突をしないのか。
衝突を繰り返せば、輪はバラバラになってしまうはず。
小さな岩石というか、衝突を繰り返せば、砂のように
なってもおかしくない。
が、最大の謎は、なぜあの輪には、「筋」があるのか。
しかもその筋は、写真で撮影されるたびに、微妙に
模様を変えている。
(これは写真の取り方にもよるのかもしれないが……。)
どうして筋の模様が変わるのか。
いつもならこういうときは、つまり何か疑問をもったような
ときは、書斎へ入る。
調べる。
しかし昨夜は、寒かった。
私の書斎は、小さなこたつだけ。
床は、アイススケート場の氷のように冷たい。
書斎へ戻る気がしなかった。
そのままがまんした。
眠ってしまった。
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●カッシーニ
土星探査機、カッシーニが、不思議な写真を地球に届けてきた(2009年8月12日)。
それには土星の輪を横切る、謎の物体が移されていた。
輪の大きさから計算しても、巨大な物体と考えてよい。
(Photo1)
中央の白い物体が、それである。
いったい、この物体は、何なのか。
それはさておき、土星の輪の構造について、「AstroArts」サイトは、
つぎのように説明している。
『粒子の大きさを表している。5センチ以下の大きさの粒子が少ない領域が紫、5センチと1センチ以下の粒子が含まれる領域がそれぞれ緑と青に着色されている。写真で白く写っている領域は、粒子があまりに集まっているため電波による撮影ができなかった部分である。他の画像と合わせて考えると、どうやら土星の環は、どの領域も様々な大きさの粒子が集まってできていて、大きい物で数メートルになるようだ』(同・サイトより)。
(Photo2)
つまり岩石といっても、大きいので数メートル、5センチ~1センチ程度ということ
らしい(カッシーニの分析による)。
が、土星にまつわる謎は、これだけではない。
たとえば土星の北極付近を流れるジェット気流は、何と六角形になっている。
カルフォルニア工科大学の、サヤナギ・クニオ氏も、「地球の気象現象の規模が数週間程度であることを考えると、この六角形構造の寿命の長さは特別な現象だ。これは、木星の大赤斑を形成する不思議な気象条件に匹敵する謎だ」(Livedoor News)と述べている。
詳しくは……
http://news.livedoor.com/article/detail/4498557/
が、ここでは土星の輪についての謎に焦点をしぼりたい。
●インターネット
しかし便利になった。
すばらしく便利になった。
15年前なら、こうした疑問をもったら、図書館へ足を運ばねばならなかった。
が、今は、小さな書斎の中で、瞬時にそれが調べられる。
しかもそれだけではない。
たまたま火星の写真を見ていたときのこと。
何と、その中に、私とワイフがあの夜見たのと同じ形のUFOが写りこんでいるのを
知った(NAVARサイト)。
驚いた!
http://matome.naver.jp/odai/2128073146356728601/2128081244857809503
(Photo3)
火星の上空に、ブーメラン型のUFOが写っている。
この形は、まさに私たちが、あの夜、見たUFOの形である。
しかも35年近くも、前に!
それについては、地元の中日新聞に記事を書かせてもらった。
またまた話が脱線してしまうが、どうか許してほしい。
そのときの記事の一部をここに掲載する。
イラストは、その夜私たちが見たUFOである。
このUFOと、火星上空を飛ぶ(?)UFOと比べてみてほしい。
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
(photo4)
http://www.flickr.com/photos/86343436@N00/58300138/
http://www.flickr.com/photos/86343436@N00/58300138/sizes/l/in/photostream/
こんなことまでわかるから、インターネットは、たまらない!
ぞっとするほど、楽しい!
Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司
●再び土星の輪
土星の輪は、12本の環と、6本の隙間でできているという。
それぞれに名前がついている。
が、それについて調べていたら、またまたとんでもない写真が、目にとまった。
同じ「NAVAR」サイトは、土星の輪の上に写る、巨大なUFOの写真を紹介
している。
http://matome.naver.jp/odai/2128073146356728601/2128081197357795203
いったい、これはどういうことなのか?
この写真の信憑性も問題になるが、土星には、(「土星にも」と書くべきか)、底知れぬ
謎が隠されていることがわかる。
●土星
土星自体は高速で回転している。
そのため土星は完全な球形ではなく、扁平な形をしている。
そのことと磁場の形成と関係あるかどうかは、私にはわからない。
なおウィキペディア百科事典は、土星の構造について、つぎのように説明している。
『……土星の内部は木星と似ている。中心に岩石の核があり、その上に液体金属水素の層、水素分子の層がある。様々な氷も存在している。
土星の内部は高温であり、核では12,000K に達し、土星が太陽から受けているよりも多くのエネルギーを放出している。
このエネルギーのほとんどは、ケルビン・ヘルムホルツ不安定(重力によるゆっくりとした圧縮)により生成されていると考えられているが、それだけで熱生成の全てが説明できているわけではない』と。
土星の内部では、何か、不思議なことが起きているらしい。
では、土星の輪はどうなのか?
●輪の構造
土星の輪の構造については、『宇宙ニュース大辞典』が詳しく説明している。
http://kakocha.blog119.fc2.com/blog-entry-45.html
『……最近の望遠鏡や性能のよい双眼鏡を使えば土星の環は容易に観測することができる。
環は土星の赤道から 6,630 km から 120,700 km の距離まで広がっており、シリカや酸化鉄、氷の粒子などで構成されている。
粒子は細かい塵状のものから、小さな自動車程度の物まで様々である。
土星の環の起源については有力な説が2つある
一つは19世紀にエドゥアール・ロシュが唱えた説で、土星の衛星が土星に近づきすぎて潮汐力によって破壊されたというものである。
この前提として、破壊された衛星に彗星や小惑星が衝突したとされている。
もう一つはリングの構成物は元々衛星ではなく、土星形成時の星雲の成分がそのまま外に残った物という説である。
後者で形成された場合、土星の環は数百万年も形状を維持できるほど安定していないため、この説は今日ではそれほど広くは受け入れられていない。
土星の環は内側から順にD環、C環、B環、A環、F環、G環、E環があり、F環、G環はよじれた構造をしている。
地球から観察した場合、環の間隙は最も大きなカッシーニの間隙とエンケの間隙のみ見ることができるが、ボイジャーは土星の環に何千もの空白区間があることを発見した。
この構造は土星にある多くの衛星の副産物と考えられる。
また、衛星の運動以外では粒子同士の重力的共鳴現象によって環を形作っていると考えられる。
環の厚さはその大きさに比べて非常に薄く、特に内側ほど薄い。
各環の中央部の厚さは不明であるが、端部ではC環が約5m、B環が5~20m、A環が10~30mである。仮に土星本体の直径を10mとして模型を作ったとすると、環の厚さは数μm程度となる。
なお、G環の厚さは100km、E環は1万kmと推定されている。
F環は、羊飼い衛星のパンドラとプロメテウスの二つの衛星によって形を維持していると考えられており、物質密度の高いコアという部分と淡いストランドという部分で構成され、形状は常に変化している。
2005年9月のカッシーニの観測により、F環のストランドが螺旋状であることが発見された。螺旋構造の成因はF環とS/2004 S 6の衝突によると推測されている。
2006年3月、カッシーニによってエンケラドゥス南極付近に噴出孔が発見され、E環はここから放出された物質によって形成されたと考えられている』(以上、『宇宙ニュース大辞典』より)。
●どうして「輪」なのか。
土星の輪の構造については、よくわかった。
が、どうして「輪」なのか。
それについても、『宇宙の大辞典サイト』(上述)は、詳しく説明している。
『1980年まで、土星の環の構造は土星の重力のみによって形作られると説明されてきた。
しかし、ボイジャーはB環のなかに暗い放射状の構造を発見した。
これはスポークと呼ばれ、重力による環の軌道運動だけでは説明できない物だった。
この現象は土星の環がほぼ土星の磁気圏内を運動しているため、環を構成している粒子の電磁相互作用によって生じていると考えられている。
しかしスポークが形成される原因ははっきりと分ってはいない。
カッシーニは2004年7月の土星到着以来、ボイジャーと同等以上の精度で環を撮影したが、しばらくの間スポークは認められなかった。
2005年9月に、スポークの写真が得られ、四半世紀を経てその存在があらためて確認された。スポークは、環の平面が太陽と大きな角度をなす土星の夏・冬には消失し、環の平面が公転面と重なる土星の春・秋に姿を現すと考えられている』(以上、『宇宙ニュース大辞典』より)。
●スポーク?
スポーク?
自転車のスポークと同じように考えてよいのか?
B環の中に、放射状の構造(?)を発見したという。
(Photo5)
『……この現象は土星の環がほぼ土星の磁気圏内を運動しているため、環を構成している粒子の電磁相互作用によって生じていると考えられている。しかしスポークが形成される原因ははっきりと分ってはいない』(Wapediaより)。
写真の黒い影が、そのスポークと呼ばれる部分である。
そのスポークも、土星の輪の生成に関係がある(?)。
●結論
結局、私ごときの素人が、とやかく言うような問題ではない。
それが結論ということになる。
この分野の専門家たちが、土星の輪についても、徹底的に研究、分析を行っている。
私がもったような疑問など、この世界では、幼児の戯言(たわごと)のようなもの。
月を見ながら、「どうして月は落ちてこないの?」と。
そうたずねる幼児と同じ。
……ということで、この話はここまで。
それにしても宇宙は謎に満ちている。
あれこもこれも謎だらけ。
土星の輪にしても、しかり。
これで謎が解けたわけではない。
輪のことを調べていたら、今度は「スポーク」が出てきた。
「UFO」も出てきた。
六角形を描いて回転する、大気の流れまで出てきた。
さらに火星上のUFOまで出てきた。
ふつうの形なら驚かないが、それは明らかにブーメラン型をしていた。
さらに土星の輪の上に並ぶ、巨大なUFOも出てきた。
まさに何でもござれ!
……しかし眠られぬ夜は、こうしてはるかかなたの宇宙に視点を置くとよい。
心が広くなる。
夢見もよい。
(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 土星の環 土星の輪 スポーク 土星の輪の謎 土星の環の謎 火星のUFO)
Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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