Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, December 16, 2007

*My wife caught a cold and had a bad coughing last night.

●風邪(Catching a cold)

My wife caught a cold last night. She had a bad coughing. We had not good medicine here at the mountain house. I dissolved medicine on the market in the hot water. Her coughing became more and more severe when it got later. It was around 2 or 3 o’clock in the morning when I got a sleep.

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昨夜、ワイフが風邪をひいた。
夜、遅くまでテレビをみていたのが、たたった。
最初は、咳。
その咳がだんだんとひどくなった。

よい薬がなかった。
市販の感冒薬をお湯に溶かして、飲ませた。
咳はますますひどくなり、ワイフは、そのたびに、顔をゆがめた。
体を丸めた。

夜中の2、3時ごろまで、咳はつづいた。
そのころ、私は、眠った。

目をさますと、時計は、午前7時を少し回ったところだった。
ワイフは、安らかな寝息をたてていた。
私は、ほっとした。
再び、まぶたを閉じた。

つぎに目を覚ますと、時計は、午前9時半を示していた。
居間へ行く。
温度計を見る。
気温は、5度。
山荘の冬は、寒い。

私は朝食の用意をする。
自宅からもってきた白いご飯に、漬け物をのせ、お茶をかける。
それに頭痛薬をお茶に溶かして、ワイフに届ける。

「どう?」と聞くと、「熱はさがったみたい」と。

私は、再び居間に戻って、パソコンに電源を入れた。

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 よく私は、「ワイフが死んだらどうしよう?」と考える。ワイフはワイフで同じことを、考えるらしい。昨夜、ふとんの中で、互いに、そんな話をした。

私「お前が病気になると、ぼくは、不安になる」
ワ「あなたが病気になると、私だって、不安になるわ」
私「そうかア? 気がつかなかった……」
ワ「だいじょうぶかしらって、ね」
私「そうだなア……」と。

 私がしているような仕事は、体が資本。私が倒れたら、万事休す。おしまい。毎日が、運試(だめ)しのようなもの。ワイフが感ずる不安は、私が感ずる不安より、大きい。

私「これからは、できるだけ、お前に心配をかけないようにするよ」
ワ「いいのよ、あなたはあなたで……」
私「でもさア、ぼくが倒れたら、どうなるんだろう……」
ワ「そうねエ……。何とかなるわよ」
私「ぼくも気をつけるから、お前も気をつけろよ」
ワ「うん……」と。

 ワイフの頭を腕の中で抱いてやった。薄暗い明かりの中で、ワイフの顔が、よけいに歳をとったように見えた。「バアさんみたいになったなア」と思ったが、それは言わなかった。ワイフは、相変わらず、苦しそうに咳をしていた。一度、「あなた移るわ」と言った。私は、「もともとはぼくの咳だから……」と答えた。

 2、3度、睡魔が襲ったが、そのつど、ワイフの咳で目が覚めた。と、同時に、眠気がどこかへ消えた。枕元の時計を見ると、午前2時を示していた。が、おかしなことに、それを最後に、記憶がとだえた。そのころ、私も眠ってしまったらしい。

 そんなわけで、今朝は、せっかくの日曜日だが、とても、GOOD MORNING!と言う気分にはなれない。

 そうそう言い忘れたが、たった今、ワイフが床から起きてきた。「だいじょうぶ?」と声をかけると、「頭痛はなくなった」と。よかった!

 2007年12月16日、午前10時。みなさん、改めて、おはようございます!