*The Language Ability of Children
●子どもの言語能力(Language Ability of Children)
What is the difference between men and apes? T. Sawaguchi says it is the difference between men who has language ability and the apes which do not have language ability. It means to improve the language ability is an essential part of education, especially when the boys or girls are at the proper age for the education.
++++++++++++++++
ついでに……、
澤口俊之氏は、「言語能力こそが重要」
と説く(「したたかな脳」日本文芸社)。
私も、そう思う。
++++++++++++++++
澤口俊之氏は、「言語能力こそが重要」と説く(「したたかな脳」日本文芸社)。
私も、そう思う。
言語能力のあるなしで、その人の知性が決まる。「ヒトとサルの違いは、この言語能力のあるなしである」(同書)という。
私も、そう思う。
つまりその言語能力を喪失したら、ヒトは、ヒトでなくなってしまう。ただのサルになってしまう。
が、最近、その言語能力のない人が、ふえてきた。いろいろな原因が考えられているが、要するに、人間、なかんずく日本人が、それだけ「バカ」(養老孟子)になってきたということか。
先日も、コンビニで立ってレジがすむのを待っていたら、前に立っていた母親が、自分の子どもに向かって、こう叫んでいたという。
「テメエ、騒ぐと、ぶっ殺されるぞオ!」と。
これは、ある小学校の校長先生が話してくれたエピソードである。服装や、かっこうはともかくも、その母親の頭の中は、サル同然ということになる。
つまりは思考能力ということになるのだろうが、それを決定づけているのが、大脳の中でも前頭連合野である。最近の研究によれば、この前頭連合野が、「人格、理性と深いかかわりがあることがわかってきました」(同書、P34)という。
その前頭連合野の発達のカギを握るのが、ここでいう言語能力である。しかもその発達時期には、「適齢期」というものがある。言語能力は、ある時期に発達し始め、そしてある時期がくると、発達を停止してしまう。「停止」という言い方には語弊があるが、ともかくも、ある時期に、適切にその能力を伸ばさないと、それ以後、伸びるといことは、あまりない。
それを「適齢期」という。
私の経験では、子どもの、論理的な思考能力が急速に発達し始めるのは、満4・5歳から5・5歳と、わかっている。この時期に、適切な指導をすれば、子どもは、論理的に考えることができる子どもになるし、そうでなければ、そうでない。
この時期を逸して、たとえば小学2年生や3年生になってから、それに気がついても、もう遅い。遅いというより、その子どものものの考え方として、定着してしまう。一度、定着した思考プロセスを修正、訂正するのは、容易なことではない。
で、言語能力については、何歳から何歳までということは、私にはわからない。わからないが、その基礎は、言葉の発達とともに、小学生のころから、大学生のころまでに完成されるの
ではないか。
この時期までに、ものを考え、言語として、それを表現する。そういう能力を養っておく必要がある。
澤口氏は、「日本人の脳の未熟化が進んでいる」(同書、P130)と、警告しているが、このこ
とは、決して笑いごとではすまされない。
(はやし浩司 言語能力 大脳 前頭連合野 適齢期 したたかな脳)
Hiroshi Hayashi++++++++APR.08++++++++++はやし浩司
●自転車は、健康にいいぞ!(Bicycles)
Riding bicycles is very good for your health, which has been proved by some researchers who work at Shimano co., Japan
+++++++++++++++++
自転車通勤をするようになって、35年
以上!
自転車が、健康によいことは、自転車に
乗っている人だけにわかる。
私には、わかる!
どうしてか?
自転車にしばらく乗らないでいると、体の
あちこちが変調してくる。
だから健康によい。
このほど、自転車部品の大手メーカーである、
シマノという会社が、興味深い検証実験を
した。
まず、それをそのまま紹介させてもらう。
++++++++++以下、産経新聞、4月8日付より、抜粋++++++++
自転車部品の大手メーカー「シマノ」(堺市堺区)が、社員を対象にメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策に、自転車通勤が役立つかどうかの検証実験を行ったところ、効果があったことがわかり、9月に大分県別府市で開かれる「第63回日本体力医学会」で発表することになった。
同社は「企業イメージの向上のほか、健康面、さらには自動車通勤を減らし、地球環境改善にも役立つ」と“一石三鳥”の効果を強調。今月から始まった厚生労働省の特定健診・特定保健指導制度など、企業にとってのメタボ予防の先進事例となりそうだ。
(中略)
実験に参加したのは、30歳から56歳までの社員約50人。昨年8月から3カ月間、胸に心拍数の測れる装置を付け、1日30分以上、週3回以上は通勤などで自転車に乗ってもらった。対象者の最長通勤距離は新大阪駅周辺からで片道27キロ、最短は3キロだった。
実験では体重、血圧、体脂肪率なども測定。参加社員の体重は平均1・7キロ、体脂肪率は1・6%減っていた。特に医師から糖尿病と血圧の薬を処方されていた52歳男性は体重が94・1キロから89・2キロに、体脂肪率は27・8%から26・5%に減少した。
実験をアドバイスした名古屋市立大学大学院の高石鉄雄准教授は、「自転車は過体重の人でも、ひざ、腰への衝撃が少ない。比較的強い運動が継続できたため、測定項目の改善にプラスしたようだ」と分析する。
新大阪からの出勤者は、地球環境面にも配慮し、自動車通勤の場合の排ガスを換算しながら走ったそうだ。同社では「健康面の好影響だけでなく、環境意識も強く芽生えた。デスクワークで腰痛に苦しんだ人も治ったと聞きます」とアピールした。
+++++++++++以上、産経新聞より++++++++++++++
どうだい、わかったか!、と私は言いたい。
自転車のよいところは、高石教授も言っているように、「ひざ、腰への衝撃が少ない」こと。
それに自転車は、足だけの運動と思っている人もいるかもしれないが、けっして、足だけの運動ではない。
坂道などでは、両腕に力を入れて、ちょうどボートを漕ぐようにして、走る。
つまり上半身の運動にもなる。
私など、そのためか、今でも筋肉マンのように、胸の筋肉を、ピクピクと動かすことができる。
さらに道路にだれもいないようなときには、大きく体を左右にくねらせて走るようにしている。
(おかしな走り方になるので、人がいるようなところでは、避けるようにしている。)
そういう走り方をすると、腹→腸の運動にもなる。
自転車は、体によい。
環境にもよい。
……ということで、もっともっと、みなさんにも自転車に乗ってほしい。
そうすれば、自転車の専用道も、もっとふえると思う。
自転車の走りやすい道も、もっとふえると思う。
(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 Hiroshi Hayashi education essayist writer Japanese essayist 自転車 自転車通勤 自転車と健康 メタボ予防)
<< Home