Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, June 01, 2008

*Global Warming in Japan

●2100年までに、4・8度!
(The average temperature of Japan will rise up to plus 4.8C degrees until the year of 2100, compared with the temperature of the year 1990. We are not afraid of the global warming, but we are afraid that on the course of the global warming, people would struggle and cause lots of unexpected troubles, such as murders, wars and etc. We would be put into the hell itself.)

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2100年までに、1990年比で、
気温が、4・8度も上昇するという。

海面は、36センチあがり、高潮時には
137万人が浸水被害にあう。

北海道などでの米の収量は増加するが、
世界遺産である白神山地のブナ林は、
消失する。

このほど、こんな予想を、東大、茨城大、
名城大などの14の研究機関でつくる
プロジャクトチームが、こんな影響
予測をまとめた(中日新聞・08年5月
30日)。

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気になるのは、茨城大学のM教授の意見。
いわく、「雨が多く、山岳地帯が国土の
7割を占める日本は、気候変動の影響を
受けやすい。

温室効果ガスの削減と同時に、適応に向けて
対策を考えていかねばならない」と。

今まで、「日本は山岳地帯が多いから、
(豊かな緑が緩衝地帯となって)、温暖化
の影響は少ない」と聞いていた。

まさに正反対の意見である。
どちらが正しいのだろう?

常識的に考えれば、砂漠地帯のほうが、
地球温暖化の影響を、モロに受けやすい。
が、森林が多ければ、緑が、熱を吸収したり、
気温を調整したりする。

それにしても、4・8度とは!
極地方ほど、気温上昇がはげしくなるから、
場所によっては、10度以上もの上昇を
記録するようになるかもしれない。
しかも、この数字とて、「実効性のある社会を
想定した前提」での数字という。

つまりあらゆる手だてを尽くしたとしても、
4・8度も上昇するということらしい。

ちなみに、ここ100年の間に、
日本の気温は確かに上昇した。
が、それにしても、たったの1度でしかない※。
その5倍近く気温が上昇するのだから、
日本の自然のみならず、経済、産業が、無事ですむはずがない。

2~3月で、気温は30度を超えるようになり、
夏には40~45度を超える日々がつづくようになる。
「4・8度」という数字は、そういう数字である。

(注※)HP・「エコなら」……IPCCの第4次報告書によると、この100年間に地球の平均気温は、0・74℃上昇した。これは、地球が今までに経験したことのないスピードである。その間、日本の平均気温は、約1度上昇した。

(追記)

さらに恐ろしいことに……。
何も2100年で、気温上昇が
そこで止まるというわけではない。
気温上昇は、その後もつづく。
2200年には……?
さらに2300年には……?
このままでは、地球は、まさに火星化する!

●私たちが子どものころ

私たちがこどものころ……といっても、たった50年前の
ことだが、そのころは、冬は、今より、ずっと寒かった。
夏は、今より、ずっと涼しかった。

記憶に残っているのは、梅雨が明けるのは、
毎年7月10~20日前後だったこと。
そのころになると、気温が30度を超えるようになり、
川で泳ぐことができた。

しかし盆の8月15日を過ぎると、急に涼しくなり、
もう川へは入れなかった。

冬にしても、そうだ。

毎年、1~2月には雪が降った。
雪だるまを作ったり、ソリで遊ぶということが、ごくふつうの
こととして、なされていた。

が、今では、気温が40度を超えることも、珍しくない。
去年(07年)の8月16日には、埼玉県の熊谷市と
岐阜県の多治見市で、40・9度を記録している。
2004年7月20日には、東京の足立区で、何と、
42・7度を記録している。

さらに世界では、もっと恐ろしいことが起きている。
今では、気温50度などといっても、驚く人はいない。

では、どうするか?

●心の対策も!

こうした気温上昇は、温室効果によるものだが、
すでに(温室)ができてしまった今、どうすれば、
その温室をはずすことができるか。

その方法はあるのか。
またそれは可能なのか。

あるいは地球を、日傘のようなもので覆うという方法もある。

その方法はあるのか。
またそれは可能なのか。

さらに、職種にもよるが、暑い日中を避けて、夜に仕事を
するという方法も、考えられる。
たとえば宅配や道路工事などは、夜にする。
子どもの教育も、夜になるかもしれない。
「学校は、夜8時に始まり、朝4時に終わります」と。

そのため寝室は、防音効果と冷房効果を最大限高めるために、
地下に作られるようになるかもしれない。
多くの人々は、日中は、暑さを避けるため、その地下室で眠る。

が、それでも温暖化(火星化)が進んだら、どうするか。

最後は、人類を残す……ということが考えられるように
なるだろう。
ごく一部の、選ばれた人たちだけが、月面基地や宇宙船へ、
避難する……。

しかし地球温暖化のほんとうの恐ろしさは、地球が温暖化
することではない。
温暖化にいたる過程の中で、人心が荒廃し、道徳が崩壊すること。
自暴自棄になった人たちが、……。

想像するだけでも、恐ろしいことが、つぎつぎと起こるようになる。
略奪、暴力、紛争、戦争……。
まさにこの地球は、地獄絵図そのものになる。

科学者たちは、今、懸命に地球温暖化の問題に取り組んでいる。
しかし同時に、それと同じくらい重要なのが、(心の問題)という
ことになる。

その方法はあるのか。
またそれは可能なのか。

心理学、医学、教育学の分野においても、早急に、地球温暖化の
問題と取り組む必要があるのでは?
(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 Hiroshi Hayashi education essayist writer Japanese essayist 地球温暖化 心理学 医学 教育学)