*Appolo 11 under Doubt
●謎のアポロ11号
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1969年、7月20日、
アポロ11号計画で、アメリカの
月着陸船イーグルは、月面に着陸
したことになっている。
着陸船の詳しい着陸の模様は、
ウィキペディア百科事典などにも
紹介されているので、興味の
ある人は、そちらを見たらよい。
で、このアポロ11号による月
着陸については、現在、「本当は
着陸していなかったのではないか」
という疑惑がもちあがっている。
同じく、ウィキペディア百科事典には、
つぎのようにある(要約)。
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(1) 月着陸はでっちあげだった?
(2) 飛行士たちは、月面での活動中、何者かによって監視されていた?、と。
ウィキペディア百科事典によれば、(アポロ11号による月着陸は存在したという前提に立っているので)、これらの疑惑がもちあがった背景として、つぎのように説明している。
(1)「月着陸はでっちあげだった?」については、「火星着陸のでっちあげを試みる姿を描いた映画、『カプリコーン』の公開以来、それを信ずる人がいる」と。
(2)「飛行士たちは、月面での活動中、何者かによって監視されていた?」についても、「これは……都市伝説によるもので、この説を紹介した『Someone else is on our Moon』※という本が出てから、この説を信ずるものもいる」と。
つまりアポロ11号の月着陸を疑う人たちは、1本の映画や、1冊の本による影響を受けたものだという。
しかし本当にそうか?
映画『カプリコーン』については、私も見たことがあるが、見るに耐えないというか、三流映画。
また『Someone else is on our Moon』については、その種の数多くの本の中の、1冊に過ぎない。
そんな映画や本の影響を受けて、あれほどの大事業を疑う人が現われると考えることに、無理がある。
「アポロ11号計画」につて、ウィキペディア百科事典は、つぎのように書いている。
+++++++++++以下、ウィキペディア百科事典より+++++++++++
●アポロ11号を巡っては主に二つの陰謀論がある。アポロ計画陰謀論も参照のこと。
(1) 一つは月着陸がでっち上げだったとする説である。この説は一般的には無視されているが、NASAが火星着陸のでっち上げを試みる姿を描いた映画『カプリコン1』(1978年)の公開以来、テレビやネットなどでも取り上げられるようにもなり、この説を信じる人々もいる。
(2) 第二は、飛行士達は月面での活動中何者かに監視されており、また月面で異星人を目撃した、という都市伝説である。この説を紹介した Someone else is on our Moon という本が出版されてから、この説も信じるものもいる。
(3) また、「1980年代にモロッコで行なわれた調査で、多くの人々が人類が月に行ったとは考えていないという結果が出た。これは陰謀論を信じているためではなく、単に月着陸のことを聞いたことがなかったからだ」― という伝説もある。
(4) 月着陸船の離陸の際、アポロ11号は月面に立てた星条旗を噴射によって吹き飛ばしたという説がある。
++++++++++以上、ウィキペディア百科事典より++++++++++
アポロ11号による月面着陸が疑われている理由には、いくつかある。
(1) 月面の宇宙飛行士らの影が、多方向に流れている。
月面では、影はすべて一方向のはず。
(2) 月面に立てられた星条旗が、風にゆれてはためいていた。
月には空気がないから、旗ははためかない。
(3) 重力が6分の1であるなら、宇宙飛行士たちがジャンプしたとき、もっと体が高くあがるはず。
(4) 当時の技術では、地球と月の間にある、バンアレン帯(強力な放射能帯)を、通過できなかったはず。人間は放射能で真っ黒焦げになっていたはず。
(5) 当時の技術では、ロケットを逆噴射しながらの着陸は無理だった、などなど。
(6) さらにアポロ11号で撮られた写真の背景が、別の写真とまったく同じであったということも指摘されている。
アポロ11号による月面着陸には、「?」な点がほかにもある。
映画『カプリコーン』や、『Someone else is on our Moon』という本によって、疑問がわき起こったというわけではない。
(注※:『Someone else is on our Moon』というのは、1978年に、George H. Leonardという人によって書かれた本をいう。イギリスで発刊された、ペーパーバック版である。が、この本は、何も、アポロ11号の月面着陸について書かれた本ではない。題名を訳すと、「月には、ほかにだれかがいる」となる。)
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