Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Thursday, August 07, 2008

*Aug 6th 2008

●8月6日

++++++++++++++++++H.Hayashi

コンビニで、「アメリカの陰謀」とかいうような本を買った。
コミック本で、信頼性はほとんどない。
が、おもしろかった。

たとえばアポロ11号は、やらせだった。
ケネディ大統領暗殺は、政治的陰謀だった。
ロズウェルUFO墜落事件は、真実だった。
9・11、ニューヨーク・貿易センタービルテロは、ブッシュ大統領の陰謀だった。
……などなど。

どのひとつをとっても、もしそれが事実であるとするなら、大事件というか、歴史そのものがひっくり返るようなものばかり。
人間がもつ魔性をそのままえぐりだすようなものばかり。

日本がうちあげた月探査衛星の「かぐや」にしても、アメリカの横槍で、計画の1000万画素のカメラから、200万画素のカメラに取り替えられてしまったという。

なぜか、なぜなのか。
その前に、それは事実なのか。

本の中には、ブッシュ大統領とC・ライス長官が、対日戦略を練るシーンもある。
「北朝鮮のテロ指定国家を解除すると、日本を脅してやれ」「そうすれば、日本は(アメリカの)言うことを、(あわてて)聞きますよ」とか何とか。

きわめて反米色の濃いコミック本だが、内容を10分の1にして読んでも、興味深い。
あのゴア前副大統領にしても、環境問題(地球温暖化)を利用して、莫大な利益をあげたとか……?

何を信じてよいのか?
読んでいるうちに、何がなんだか、わけがわからなくなってしまった。
たとえば先に書いた、9・11事件のときには、1機の飛行機が
ペンタゴンにつっこんでいる。
この事件については、その直後から「?」と思われていた。
窓のない飛行機だったとか、両翼がビルにぶつかった形跡がなかったとか、など。
遺体がひとつも見つかっていないのも、おかしいと言えば、おかしい。
が、その一方で、3メートルの厚さもある壁が損傷を受けたとか……?

まさに陰謀。
恐るべき、陰謀。

今回の一連の6か国協議の流れを見ていると、「ありえない話でもない」と思えてくる。
「アメリカという国をまともに信じていると、たいへんなことになるぞ」と。

ところで8月11日が近づいてきた。
その日までに、北朝鮮は、核査察の立ち入り検査の計画書を出すことになっている。
しかし今のところ(8月6日)、北朝鮮には、その気配はまったくない。
ないばかりか、日本では、「立ち入り検査」と訳されているが、原文では、「VISIT」と
なっているという(某・経済誌)。
「VISIT 」だぞ!
わかるか?
強制力のない、「訪問」だぞ!

こんな人をバカにしたというか、日本をバカにした話がどこにある?

今、急速に日米関係は悪化の一途をたどっている。
それもそのはず。
アメリカは、日本を繰り返し、裏切っている。
直近では、韓国に遠慮して、「竹島は韓国領土である」とまで発言している。

もし8月11日に、北朝鮮が何も行動を起こさなかったら、私は、C・ライスと、C・ヒルにこう言ってやる。

「ヤ~イ、ざま~見ろ! バカやろう!」と。

話を戻す。
先のコミック本によれば、あの9・11事件のとき、アメリカは、「純粋水爆」という爆弾が使ったという。

水爆は、今までは、起爆剤に原爆をもちいていた。
しかし純粋水爆なら、原爆を用いないから、放射能の心配は、まったくないという。
その純粋水爆で、ニューヨークの貿易センタービルは、破壊された?

最初は「?」と思って読んでみたが、あちこちの記事を数回読みかえすうちに、「ありえなくはないな」と思うようになった。
アメリカは、まさに陰謀の国?
今も昔も、陰謀の国?
もしそうなら、アメリカのやることをまともに信じていると、たいへんなことになるぞ……というのが、私の読後感。


Hiroshi Hayashi++++++++Aug 07++++++++++はやし浩司

● 世界同時株安

++++++++++++++++++H.Hayashi

中国、インドの株安が止まらない。
年初来(2008)の株価指数下落率をみると、
中国は45弱%、インドは25%強も、株価を
下げている(「東洋経済」・8月9日号)。

日本の株価も下がったが、下がったといっても
10%強。

++++++++++++++++++H.Hayashi

オリンピック直近になって、中国を取り巻く経済環境が
急速に悪化している。
オリンピック特需どころか、オリンピック後も、株価は
下がり続けるだろうと言われている。
つまりそれだけの底力はなかった?

かわってブラジルが台頭してきた。
もっか世界の投資団は、猛烈な勢いでブラジルに向かっている。
やはり資源国は強い。
株価の下落率も8%前後に押さえている。

ところで数日前、証券会社に立ち寄ったら、店頭の女子店員にブラジル投資を勧められた。
年率10%の利息がつくという。
しかしレアル(ブラジル通貨)は、現在、高止まり。
(だからこそ、こういうときを選んで、ブラジル政府は、債権を発行するのだが……。
外国政府が債権を発行するときというのは、たいていその国の通貨が強いとき。
反対に満期が近づくと、意図的に通貨の価値をさげる。
ときにはこの方法で、利息分を帳消しにする。)

そんなわけで、為替差損を考えるなら、今は、慎重になったほうがよい。
……というのが、今の私の結論。


●日韓経済戦争

日本のみなさん、韓国から目を離すな!
目下、韓国はウォン防衛のため、猛烈なドル売り、ウォン買いをつづけている。
外貨準備高では、台湾についで、世界で6位となっているが、それもあぶない。
この7月だけで、107億ドルも、外貨を減らしている。
(全体では、2473億ドル。)

(しかし外貨準備高が大きいからといって、国力があるということにはならない。
外貨というのは、外国に再投資ししてこそ、意味をもつ。
そうでない外貨は、ただのタンス貯金。
もともと外貨というのは、為替決済のために蓄えるもの。
必要以上にためこんでも、意味はない。)

それはともかくも、その外貨そのものが減っている。
直近の貿易収支は、赤字。
「原油高が原因」とさかんに宣伝しているが、韓国の貿易赤字は、もっと構造的なもの。
その証拠に、火事場のネズミよろしく、外貨がどんどんと逃げを決め込んでいる。

日本の経済にも赤信号がともったという(8月8日、NHK定時ニュース)。
勝つか負けるか、この試合に共存はない。