Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Saturday, August 16, 2008

*Aug 16th

● 8月16日(土曜日)

昨夜は夜遅くまで、北京オリンピックの試合を見ていた。
水泳のメドレーの予備選、柔道決勝、それに女子サッカーなどなど。
女子の1万メートルの決勝を見始めたところで、眠気に負けて、そのまま床へ。

ところで、女子サッカーチームのことを、どうして「なでしこ・JAPAN」と呼ぶのだろう。
私の感覚がズレているのか?
「なでしこ」という言葉に、どうも違和感を覚えてしまう。
ワイフは、「ほら、大和なでしこって、言うでしょ」と説明してくれたが、私は、「なでしこ」聞くと、そこにどこか男尊女卑的な色彩を感じてしまう。

(あるいは、「日本美人」という意味に近いかも?
もしそうなら、ますます違和感を覚えてしまう。
いや、何もサッカー選手たちが美人でないというのではない。
ほかの国の人たちが、「日本美人」と言うのなら、構わない。
自国の人が、自国の女性をさして、「日本美人」などと言うだろうか?)

「なでしこ」というと、夫(男)に従順で、家庭に静かに収まっている女性を連想する。
サッカー選手から受ける印象とは、大違い!
女性の人たちは、どう感じているのだろうか。

なでしこ……「秋の七草のひとつ。ナデシコ科の多年草」(「日本語大辞典」)とある。
大和なでしこ……「日本女性の美称」(同)とある。


● 東京で、気温37・5度!

昨日(15日)、東京で気温37・5度を記録した。
浜松市でも同じような気温だったと思うが、日中はともかくも、改めて「緑」のもつありがたさを実感する。

昨夜は、山荘に泊まった。
眠る前に扇風機をかけたが、かえって寒さを感ずるほど。
朝方もそうで、私とワイフは、ふとんをかぶって眠った。

そう言えば、インドネシアから来ていた観光客が、テレビのレポーターに向かってこう言っていた。
「(東京は)ジャカルタより暑いです」と。
ジャカルタには、緑が多い。
私はそのせいだと思った。

そのうち「40度」と聞いても、だれも驚かなくなるだろう。

ところでその山荘へ、パソコンはもってきたが、電源コードをもってくるのを忘れてしまった。
ワイフに「今夜は、ノー・パソコン・デーだ」というと、「あら、残念ね」と。

たまには、のんびりと過ごすのもよいだろうということで、ひとり、パソコン雑誌に読みふけった。


● 北京オリンピック

16日の午後、女子ソフトの予選リーグ戦が行われていた。
6回の裏で、日本が中国に、3-0で勝っていた。
こういう試合は、見ていても楽しい。
解説者の声も、明るい。
映画にたとえるなら、ハッピーエンドで終わる映画を見ているようなもの。
多少ハラハラするが、それがあるから、また楽しい。

が、ひとつ気になったこと。

ユニフォームの肩のラインが、太い赤線。その外を白線と、その2倍ほども太い、濃い紺色の線。
とくに腕に巻いたハンド・ベルト。
北朝鮮の国旗、そのもの(?)。
「北朝鮮のユニフォーム」とだれかが言っても、おかしくない。
偶然の一致?
どうしてあんな色合わせにしたのだろう?

昔から「坊主憎ければ……」とかいう。
こういうのを心理学でも、「転移」という。
人間の脳みそというのは、それほど器用にはできていない。
AさんならAさんを嫌いと思っていると、Aさんが乗っているのと同じ車を見ただけで、ぞっとすることがある。
言うなれば、脳みその混信のようなものか。

赤、白、紺色の組み合わせをみると、どうも落ち着かない。


● 高校野球

北京オリンピックと同時に、別のチャンネルで、和歌山県のT高校と、地元静岡県のT高校の試合を見る。

2-0で負けていたが、6回裏で大逆転。
今は、2-9!
さらにたった今は、満塁フォアボールで、押し出しの1点。
2-10!
さらに今、2-12!
さらに今、2-13!

つまり6回裏だけで、11点!

ここまで差がつくと、野球も、おもしろくない(失礼!)。
チャンネルを、また北京オリンピックに戻した。