Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Tuesday, August 12, 2008

*Fake Singer in Peking Olympics

●北京オリンピック、口パク騒動

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今月8日夜に行われた北京五輪開幕式。華やかな開幕公演に続いて、照明が落とされたメーンスタジアムに髪の毛を束ねた少女が登場した。少女は透き通った声で「五星紅旗(中国国旗)がたなびけば勝利の歌声響きたり」という歌詞で始まる、愛国歌曲『歌唱祖国』を披露した。(以上、朝鮮N報)

しかしこれは、「口パク」だった。
実際、歌ったのは、「歌声の主は妙可ちゃんより2歳年下の楊沛宜ちゃん(7)だった」(同紙)とのこと(2008年8月13日)。

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この記事を読んだ人は、だれしも、「やっぱり……」とか、
「中国らしい……」と思うにちがいない。
BLOGなどへの書き込みを見ると、鬼の首でも取ったかのように、
中国を非難している人もいる。

しかしこんなことは、少し前の日本でも、常識だった。

私が29歳のときに出版した、「東洋医学・基礎篇」(G研)は、
前書きと、本文の中の1ページをのぞいて、すべて私が書いたものだった。

しかし編集者が、「君の名前では本は売れない」と言い、当時の
著名な医家を2人、その本の著者にした。

そのあと1度、G研に対して、「名誉を回復してほしい」と手紙で
頼んだことがあるが、担当者からは、いっさい、返事はもらえなかった。

これと、今度の北京オリンピックでの「口パク」と、どこがどうちがう
というのか。
どこも、ちがわない。
言いかえると、中国は、かつて日本が歩んだ道を、そのまま歩いて
いるだけ。

それを知っている私たち世代が生きている間は、日本よ、日本人よ、
偉そうなことを言うな!

つまり当の中国人たちには、罪の意識はない。
ちょうど、30年前に、出版社の編集者たちが、何ら罪の意識を感じなかった
ように、だ。

しかしこんなバカげたことは、今回の「口パク」を他山の石としながら、もうやめよう!
日本人も、中国人も!

そこに生きているのは、私という個人。
あなたという個人。
その個人を、もっと大切にする世界を、めざそう!

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