Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Saturday, September 13, 2008

*A Stone on the Mars *What is the Happiness?

●火星の人面岩

+++++++++++++++++++++

火星のシドニア地区に、あの有名な人面岩(人面像)がある。
大きさは、対角線にして、約2・6キロ。
その後、アメリカのNASAは、光のマジックで、そう見えるだけと説明した。
つまりたまたま光の角度によって、ふつうの岩山が、人面に見えただけ、と。
そしていろいろな角度から撮影した人面岩の写真を、公表した。

しかし本当に、光のマジックだったのか。
「人面」に見えたのは、光のマジックによるものだったのか。

++++++++++++++++++++

矢追純一氏は、こんな興味深い事実を指摘する(「UFO」・竹書房)。

その人面岩から少し離れたところに、いくつかのピラミッド状の
建造物らしきものが、群立している。
その中のひとつに、「D&Mピラミッド」と呼ばれる、きれいな五角形を
したピラミッドがある。
きれいな五角形といっても、正五角形ではない。
「ダビンチ五角形」とよばれる、辺がある比率で作られた五角形である(同書)。
自然にできた形とは、とても思えない。
何かの結晶でも、そこまできれいな形にはならない。
その五角形がピラミッドの頂点が、まっすぐ、先の人面岩をさしている。

私も線引きを使って確かめてみたが、誤差は、まったくない。
「まっすぐ」である。

ほかにもその本の中では、いくつかの事実をあげている。
が、このひとつだけ取りあげても、人面岩が、ふつうの岩でないことがわかる。
「光のマジック」というには、あまりにも無理がある。

……ということもあって、このところ宇宙へのロマンがますます、ふくらんでいる。

月には何かが、ある。
火星にも、ある。
小惑星にも、ある。

さらにその本の中には、いくつかのUFOの写真が載っているが、その
中に、私とワイフが見たのと同じ、「く」の字型のUFOもあった。

念のため申し添えるなら、私とワイフが見たのは、1975年前後。
当時、私もUFOに、それほど関心があったわけではない。
それにUFOといっても、アダムスキー型のものは知っていたが、
それほどまでに巨大なものがあるとは知らなかった。
私たちが見たのは、幅だけでも、数キロはあった。

さらに本に中には、UFOの現れ方についての描写もある。
UFOは、まわりの景色と溶け込むように、現れたり、消えたりするという。
つまり透明になることもできる。

私たちが見たUFOも、消えるときは、まるで空に溶けこむかのようにして、
東の空に消えていった。
遠ざかって消えたのではない。
スーッと、背景の星に溶けこむようにして、遠ざかっていった。
(このことは、私は、10数年も前にも書いた。
今回、この本を読んだから、そう書くのではない。念のため。)

また私は矢追純一氏という人を、若いときに知っているが、当時からもの静かで、
誠実な人だった。
信頼のおける人物である。
コミック本とはいえ、じゅうぶん、信用して読んでよい。
(むしろ最近では、インチキ本ほど、装丁を立派にして、人をだますことが
多いので注意!)

ただとても残念に思うことは、UFO問題が、霊とか超能力とか、そういったものと
ひとまとめになって、「超常現象」として片づけられていること。
UFO問題は、けっして根拠のない超常現象ではない。
そこにある(現実)であり、「科学」である。
そうとらえて、何ら遜色ない問題である。
つまり「信ずる」とか、「信じない」というレベルの問題ではない。
この宇宙に住んでいる知的生命体は私たち人間だけではないということ。
しかもその知的生命体は、私たちのごく近くにいて、私たちといっしょに
生活しているということ。
そういう前提で、UFO問題を考えてほしい。

●私とワイフが見たUFO

UFOは、飛行中、まったく音を出さない。
UFOは、急速にスピードをあげることができる。
UFOは、透明になったり、姿を現したりすることができる。
私とワイフが見たUFOは、幅が最低でも1キロ前後、「く」の字型の
巨大なものだった。


Hiroshi Hayashi++++++++++++++++++++++はやし浩司

●豊かな生活(?)

++++++++++++++++

貧困感を訴える人がふえている。
先日見た何かの調査結果によると、
日本人の約60%が、「貧しい」「生活が苦しい」と
訴えているという。
幸福度は、43位(アメリカ政府公認の研究組織
「ワールド・バリュー・サーベイ」調査・08年)
という報告もある。

不景気ということもあるが、どうもそれだけでは
ないようだ。

++++++++++++++++

バブル経済の最中、日本中が、マネー、マネーで、狂乱状態になった。
そのころのこと。こんな子ども(中2男子)がいた。
夏の暑い日だったが、片手で胸をかきむしりながら、ハーハーとあえいでいた。
「どうしたの?」と聞くと、「暑くて、苦しい」と。
「クーラーがない部屋では、勉強できない」とも。

またこんなことも。
1人の女の子(中3女子)が、突然、家に帰ると言い出した。
訳もわからず、私は言われるままタクシーを呼び、その女の子を家に帰した。
で、あとで母親に理由を聞くと、こう話してくれた。
「うちの子は、よその家のトイレが使えないのです」と。

ほかにもいろいろあったが、そのつど、私はこう思った。
「こんなことでいいのかなあ?」と。

つまり当時、子どもたちは、目いっぱい、ぜいたくな生活を送っていた。
そしてそうであることが、当たり前という感雰囲気だった。
私はそういう子どもたちを見ながら、こう思った。
「おとなになってからも、今のような生活が維持できればそれでいい。
しかし維持できなくなったとき、こういう子どもたちは、どうなるのだろう」と。

そこで今の若い人たちの生活をながめてみる。
たとえば車にしても、「あるのが当たり前」というふうに考えている。
車といっても、私たちの時代には、小型の車から乗り始めた。
私が乗っていたのは、本田のライフ(軽)。
つぎに買ったのが、シビック。
どれも中古車だった。

それが今では、いきなり4WDの高級車。

住居にしてもそうだ。
私たちの時代には、6畳とか8畳一間の間借りから、生活を始めた。
ワイフと知り合ったころも、8畳一間の間借りだった。

それが今では、マンション生活。

「収入に見合った生活」というよりは、「収入ギリギリの、あるいは
それ以上の、恵まれた生活」を基準にする。
洗濯機にしても、冷蔵庫にしても、電子レンジにしても、あらゆるものが、
あるのが当たり前という前提で、ものを考える。
つまりこれでは、余裕そのものが生まれない。
その余裕のなさが、貧困感につながっている(?)。

もっと言えば、収入が40万円だったら、それに見合ったというか、
その範囲の生活をすればよい。
20万円でも30万円でもよい。
その範囲で生活をすればよい。
もっと言えば、「ないのが当たり前」という前提で、生活をする。
今の若い人たちには、そんな感覚がないのではないか。

「結局は苦労するのは、子どもたち」と、日本中がバブル経済に
酔いしれていたころ、私は思った。
そう思ったことが、今、現実になっている。

(付記)世界の幸福度調査

(1位)……デンマーク
(2位)……プエルトリコ
(3位)……コロンビア
(4位)……アイスランド
……
(16位)……アメリカ
(21位)……イギリス
(43位)……日本
(54位)……中国
(62位)……韓国
……
(100位・最下位)……ジンバブエ

(アメリカ・ミシガン大学・「ワールド・バリュ・サーベイ」08年調査)