Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Tuesday, November 11, 2008

*At 11:11 on the 11th Day of the 11th Month

●11月11日 

++++++++++++++++++++++

もう少しで、11月11日、午前11時11分。
(今、11時07分。)

「1」が、8個も並ぶ。

並んだところで、とくに意味はない。
が、何となく、気になる。
あと3分!

++++++++++++++++++++++

●「聞かないでおこう」

少し前、N県に住む学生時代の友人と電話で話した。
その友人と、こんな会話をした。

私が何かのことで、その経緯(いきさつ)を話そうとしたときのこと。
「話せば長くなるのだが……」と一言、口にすると、
その友人は、すかさず、こう言った。
「じゃあ、聞かないでおこう」と。

内心、「さすが!」と思った。
かなりの人格者とは思っていたが、そこまでの人物だったとは
知らなかった。
「くどくどとした、長い話など聞きたくない」
「聞いても意味はない」と。

それに答えて、私も、「ぼくも言いたくないしね」と。
たがいに電話をはさんで、笑った。

こう書くと、怒る女性もいるかもしれない。
しかし女性のばあいは、男性とは、少し、ちがう(?)。
女性は、一般論として、他人のゴシップが、好き(?)。
「話せば長くなるのですが……」などと言おうものなら、相手のほうから
首をつっこんでくる。
「どうしたの?」
「何かあったの?」と。

そしてそのあと、長~~~~イ話がつづく。

それぞれの家庭や家族には、それぞれの事情というものがある。
たいていは、複雑。
無数の「糸」がからんでいる。

一方的な話だけを聞いて、どうこう判断しても意味はない。
言うほうも、それがわかっているから、言いたくない。
たいていグチか、悪口になってしまう。
言えば言っただけ、後味が悪いだけ。

しかし……だ、男性の中にも、他人のゴシップが好きという人も少なくない。
つまりそれだけ人間が小粒(失礼!)。
中には「他人の不幸話ほど、おもしろいものはない」(ある西洋の作家の言葉)と
言う人もいる。
用もないのに、電話をかけたりして、相手の内情をさぐろうとする。

その不快感は、それをされたものでないとわからない。
割れかけた心臓に、グサリと刀を突き刺されたかのような衝撃を受ける。
(悲しさ)と(悔しさ)が集合されて、(怒り)になる。
反対に(怒り)が、(悲しさ)と(悔しさ)に分解されることもある。
ここでいう「不快感」というのは、それをいう。

だから……。
他人のゴシップには、耳を傾けないこと。
相手の方から相談でもあれば、話は別だが、こちらから聞き出すようなことはしない。
また聞いても意味はない。
ときにかえって、私やあなたの心を腐らすだけ。
人間性そのものが、落ちる。

そんなわけで、友人のその言葉を聞いたとき、久々に胸の中が、スカッとした。
「じゃあ、聞かないでおこう」と。
すばらしい言葉だ。


●今日からマガジン12月号

この原稿から、マガジン12月号になる。
今月(11月)は、いろいろあって、発行予約が、ほぼ2週間も
遅れている。
本来なら、今ごろは、12月12日号を書いていなければならない。
が、12月1日号!

ワイフはいつも同じことを言う。
「量を減らしたら?」と。
毎回の量が多すぎるから、減らせばよい、と。
そのうちそうなるかもしれないが、がんばれる間は、がんばりたい。
マガジンは、毎回、A4サイズ(40x36)で、20枚以上と、
自分でそう決めている。

しかし無駄なことを書いても、意味はない。
読んでくれる人に悪い。
そこで私がすべきことは、情報集め。
もしマガジンの発行をやめてしまったら、私は情報集めもやめてしまうだろう。
しかしそれこそ、ボケの始まり。
そんな危機感があるから、マガジンの発行をやめるわけにはいかない。

がんばろうと自分に言って聞かせたところで、今日もパソコンの前に座る。


●韓国のひがみ節

++++++++++++++++++

どうしてあの韓国の人たちは、
こうまでひがみぽいのだろう。

いちいち出典を明らかにするのもめんどうだから
それは省略するが、韓国の新聞を読んでいると、ひがみ節ばかり。
ひがみ節のオン・パレード。

まず日本が大陸棚を広げることについて、「日本は
国土の2倍もの大陸棚を自分のものにしようとしている」と。

つぎに米韓交渉の中で、アメリカ側は、韓国の車に高い関税をかけようとしている。
(韓国側は、高い関税をかけて、輸入車を事実上、規制している。)
が、ここまでならまだ話はわかる。
それについて、「どうしてトヨタはよくて、ヒュンダイはだめ
なのだ」と。

いちいち日本をからめてくるところが、怖ろしい。
もし逆に、日本が逆のことを言ったら、彼らは顔を真っ赤にして
怒るはず。

が、つぎの言い分には、さすがの私も頭にきた。

「北朝鮮のミサイルは、日本や日本のアメリカ軍向けのもので、
同じ仲間(同胞)の北朝鮮が、韓国にミサイルを撃つはずはない」
「だから北朝鮮のミサイル開発は、気にしなくてもいい」と。

朝鮮半島が有事の際には、在日米軍が同時に動き出す。
つまり間接的ではあるにせよ、日本は、韓国の防衛に手を貸している
ことになる。
そういう(恩)を忘れて、そういうことを、平気で言う。

さらにこういう意見もあった。
あの朝鮮動乱のときのこと。
日本が北朝鮮を攻撃するための前線基地に使われた。
それは周知の事実である。
しかしそれについても、韓国の人たちはこう言っている。
「日本は、朝鮮動乱を利用して、金を儲けた」と。
「日本が戦後の混乱期から復興できたのは、オレたちのおかげ」と。

で、もし同じような(動乱)が朝鮮半島で起きたら、やはり韓国の
人たちは、同じようなことを言うのだろうか。
もしそうなら、日本は、こう言えばよい。

「朝鮮半島有事の際でも、日本からの米軍の発進を断る」と。

日本としては、それくらいのことを言う権利をもっている。
きわめて高額の基地維持費を、日本側は負担しているからである。

が、韓国のひがみ節は、さらにつづく。

今度は何と、「米朝会議を歓迎する」とまで言い出した。
言い換えると、6か国協議を形骸化する、と。
これは日本にとって、見逃すことができない死活問題と考えてよい。

西洋では、『悪魔のつぎの行動を知りたかったら、目的を知ればいい』と言う。
つまり北朝鮮の目的は、日本を脅して、超高額の補償金を手に入れること。
そのために何としても、日本の上についているコブ(=アメリカ)を
排除しなければならない。

もし北朝鮮が、核保有国として認められ、かつ、米朝の間で、
「友好条約(=相互不可侵条約)」のようなものが結ばれたら、
そのときこそ、日本は万事休す。

北朝鮮はやりたい放題のことを、日本に対してやることができる。
アメリカは日本が北朝鮮に攻撃されても、北朝鮮がアメリカ本土を攻撃しないかぎり、
日米安保条約は、発動されない。
つまり日本は、丸裸。
米朝(首脳)会談は、そのための第一歩ということになる。

そういうことを韓国は百も知りつつ、「米朝(首脳)会談を歓迎する!」とは!

ついでながら、日朝の間で有事の際には、在韓米軍は、その戦争には、動かない
ことになっている。
日本と北朝鮮が交戦状態になれば、日米安保条約が発動される。
アメリカ軍がそれに介入してくることになっている。
しかし韓国内のアメリカ軍は、動くことができない。
前大統領のノ氏が、米軍との間で、そういう取り決めをしてしまった。

つまりこれほどまでに身勝手な論理はない。

……とまあ、韓国のひがみ節は、今日もつづく。
外見は大きくちがうように見えるが、韓国も北朝鮮も、中身は同じ。
そういう前提で考えないと、あの2つの国を理解することはできない。

(付記)11時11分11秒に、何かしようと思ったが、気がついたら、
もう12時近くになっていた。
残念!


Hiroshi Hayashi++++++++Nov・08++++++++++++++はやし浩司

●不景気

++++++++++++++++++++++++++++

すでにこの日本も、100年に一度と言われる、大恐慌の
入り口に立たされてしまった。

いろいろなところで、不景気の話を耳にする。
推測だけでものを書いてはいけないので、具体的に数字をあげてみる。

消費支出は、08年3月から、前年度に比較してマイナス。
直近の8月は、約4%も下落。

企業の倒産件数は、今年に入ってから、約20%も増加。
直近の9月には、1400件(月間)を超えた。

有効求人倍率も、どんどんと低下して、直近の8月には、
0・85%をやや上回る程度。
07年の9月には、1・05%近くもあったのだが……。

さらに機械受注高は、「夏ごろから急減」(東洋経済・11月8日号)とのこと。
前年度同月と比較しても、約12%も下落している。

株価については、今さら書くまでもない。

さあ、どうしよう?

++++++++++++++++++++++++++

こういうときは、話題を変えたほうがよい。
……ということで思い出したのが、何でもセックスレスの夫婦が、
約30%もいるそうだ(08年11月)。

報道の内容だけでは詳しいことはわからない。
どの程度を、セックスレスというのか。
5分程度で、パッパッとすましても、セックスはセックス。
相互にねんごろにマッサージをしあっても、セックスレスはセックスレス。
しかし私はこういう数字を見ると、「もったいない」と思ってしまう。

若いときに、なぜ楽しいことを、もっとしておかないのだろう、と。
30%といえば、3組に1組ということになる。

もっとも年齢によっても、ちがうだろう。
しかし当論文が、少子化の問題をからめているところを見ると、若い夫婦についての
ものと理解してよいのでは。
仮に、20~30代の夫婦で、3組に1組がセックスレスであるとするなら、
ほんとうに、もったいない!

が、それだけではない。
夫婦はセックスを通して、肉体のみならず、精神の同一化をすることができる。
その同一化は、夫婦円満の基盤といってもよい。
逆に、セックスをしないで、どうしてその基盤を作ることができるというのか。
ほかに方法があるというのか。

「30%も」ということになれば、本気で、「セックス講座」というものを、
みなで開きあったらほうがよい。
「セックスは隠すべきもの」「恥ずかしいもの」という先入観をまず捨てる。
その上で、みなが、もっとオープンにこの問題を考え、どうしたらよいか、
その解決方法をさぐる。

「あら、お宅のダンナは、どう?」
「私、あなたのダンナが好みなの。一晩、貸してくれな~い?」とか。

中にはセックスが好きで好きでたまらないという人もいるはず。
その「技」にたけている人もいるはず。
そういう人に、講師になってもらえばよい。
しかし一言。

セックスレスと少子化問題をからめる必要はない。
めったにセックスをしなくても、たまの1回で妊娠……ということもありえる。
セックスレス、イコール、少子化ということでもないのでは?

不景気なときは、夫婦で、セックスでもして時間を過ごすのがいちばんよい。
お金もかからない。


Hiroshi Hayashi++++++++Nov・08++++++++++++++はやし浩司