Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Tuesday, February 10, 2009

●依存性  ●加齢臭

●依存性(Dependence)

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依存性には中毒性がある。
依存される側を、「主者」とする。
依存する側を、「従者」とする。
一度、二者の間で依存関係ができると、主者はいつも主者となり、
従者は従者となる。
途中で、立場が入れ替わるということはない。
これについては、前にも何度か書いた。
そこでここでは、もう一歩、話を進める。

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●親子の依存性

実は、親子関係においても、この依存性が生まれることがある。
親が主者となり、子が従者となるケースが多い。
が、反対に、親が従者となり、子が主者となるケースもある。
一般的に、精神的欠陥、情緒的未熟性があると、従者になりやすい。
親側にそれがあれば、親が従者になる。

で、こうした依存性を、自分の中に感じたら、できるだけ早い時期に、
依存性と決別したほうがよい。
自分の親や、自分の子どもに感じたときも、そうである。
主者はますます主者になり、従者はますます従者になる。

従者は、「助けてもらうのが当たり前」という考え方をする。
そのためお金やモノの流れが、一方的になる。

で、親子のばあいは別として、(親子でもそうなるケースは多いが)、
従者が主者にそれだけ感謝しているかというと、それはない。
立場が逆転したとき、その分だけ、今度は従者が、主者を助けてくれるかというと、
それはない。

こんな例がある。

●麻痺する感覚

A氏(50歳)は、実母の実家ということで、長い間、伯父を財政的に援助してきた。
伯父は実家を守っていたが、定職はなかった。
そこで「小遣い」と称して、実母はそのつど、伯父に渡していた。
もとはと言えば、A氏が実母に渡したお金である。
ハンパな額ではない。
合計すると、年間、数百万円にはなった。
それを10年近く、つづけてきた。

が、A氏が50歳になったとき、A氏の事業が行き詰った。
一時的に多額の借金を負った。
そこでA氏はそれとなく伯父に打診してみたのだが、伯父は、だんまりを決め込んだ。
A氏はこう言った。

「私の窮状を知りつつ、音なしの構え。そればかりか、それとなく『うちは貧乏』と、
そればかりを口にするようになりました。
それもズルイ言い方をするのですね。『この3年間、旅行などしたことがない』とか、
『家の改築費に、600万円かかった。ローンの返済で、たいへん』とかなど。
実際には、町に空き地を買い上げてもらっていたのですが……」と。

だからA氏はこう言う。

「依存関係ができたら、その人を援助しても無意味です。感謝されるのは、最初だけ。
しばらくすると、それが当たり前になり、さらにしばらくすると、援助しないでいると、
逆に請求されるようになります。
それに応じないと、かえって恨まれることもあります」と。

なぜか。

●弱者の立場で

従者の心理を理解するためには、一度、弱者の立場に自分を置いてみる必要がある。
弱者には、弱者の論理がある。
こんな例で考えてみよう。

あなたの隣に、金持ちが住んでいる。
大型の外車に乗り、大きな家に住んでいる。
毎日、ごちそうを食べている。
が、あなたは貧乏。
その日の食費さえ、満足にない。
子どもの学費もままならい。

そんなある日、隣人が、金銭的な援助をしてくれた。
あなたは涙を出して、それを喜んだ。
が、あなたは一時的には感謝するかもしれないが、その気持ちは、いつまでも
つづかない。

あなたはそれまでにも、そしてそのときにも、別の心で、隣人をねたみ、そういった
不公平があることについて、大きな不満を感じていた。
だから「隣人が自分を助けてくれるのは当然」とまでは考えないにしても、
助けてくれたからといって、それまでのねたみや不満が消えるわけではない。
そのねたみや不満が、それまでにもていった慢性的な(怒り)が、
感謝の念を消してしまう。
むしろ助けてもらったことによって、ねたみや不満を増大させてしまうこともある。

●日本政府の援助

よい例が、日本政府が外国に対してする、政府間援助。
日本は毎年、東南アジアを中心に、70~80億ドル規模の、援助をしている
(政府開発援助・06)。
しかしそういう国々が、日本に対して感謝しているかといえば、それはない。
中国にせよ、韓国にせよ、東南アジアの国々やアフリカ諸国の国々にせよ、
いまだかって、日本に感謝したという例は、ひとつもない。
「援助をやめる」と言っただけで、逆に抗議される。

あのK国にいたっては、核兵器で脅して、日本から援助をとりつけようとしている!

だから冒頭の話に戻る。
依存性には、中毒性がある、と。

が、それでもだれかを助けたくなったら、どうするか?
そういうときは、無私、無欲、自分とは関係のない人に対してしたらよい。
人間関係を破壊したくなかったら、そうする。

そうそうもうひとつ。
援助するならするで、相手をよく見極めてからするのがよい。
「逆の立場だったら、この人は、私を助けてくれるか」と。
そういう目で、相手を見ながら援助するのがよい。

●依存性の内容について

依存性にも、(1)攻撃型と、(2)同情型、(3)服従型がある。
ある親に向って、自分の努力なさを棚にあげて、「こんなオレにしたのは、お前だろ!」と
叫んだ男性がいた。
「だから、オレの責任を取れ」と。
これを攻撃型依存性という。

一方、弱々しい自分を演じながら、相手に依存する人もいる。
相手が援助しなければならないように、相手を追い込んでいく。
ある男性は、「あなたが助けてくれなければ、一家心中です」と言って、相手に
援助させていた。
これを同情型依存性という。

さらに相手に、「あなたにすべてを任せます」といった様子を売りこんで依存する
ケースもあります。
ある女性は、実弟が生活費を渡すたびに、こう言った。
「大切に使わせてもらいます」と。
つまり(もらう)のが当然という考え方をする。
これを服従型依存性という。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司
依存性 攻撃型依存性 服従型依存性 同情型依存性)


Hiroshi Hayashi++++++++FEB. 09++++++++++++はやし浩司

●リバウンド

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正月に、ひどい三日酔いをした。
体重が62キロ台まで落ちた。
三日酔いは苦しかったが、そのあと、自分の体が軽くなったのを、感じた。
実感として、それを楽しむことができた。
しかし、だ。
昨日体重計を見て、ギョーッ!
何と、66.5キロ!
4キロもふえてしまった。

ちゃんと運動はしている。
毎日のサイクリングもしている。
加えて、2、3日おきの散歩。
それでも、体重が増加!

いったい、どうなっているのだ、……ということで、
昨日からダイエット(減食)。
しかしこの空腹感は、どうしたらよいのか。
食べ物を見ただけで、ググーッと、食欲がわいてくる。
ドーパミンが線条体を、ガンガンと刺激する。
喫煙者がタバコのにおいをかいだときの反応。
それが、私の脳みその中で起きている。

しかし、ここはがまんのとき。
この誘惑に負けたら、またまた肥満に逆戻り。

(付記)
私の知人に、夕方の散歩だけで、10数キロも減量に成功した人がいる。
毎日1時間前後の散歩だけで、それを達成したという。
しかも3~4か月足らずの間に、である。
が、どう考えても、それはおかしい。
自分で散歩してみて、それがわかった。
散歩だけで、そんなに体重を減らすことはできない。
ワイフは、何かほかに病気があるのではないかと疑っている。
しかしそんなことは口に出せない。
相手の人に、失礼。
私も少なからず、心配しているのだが……。

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●加齢臭

私もワイフも、加齢臭なるものを、あたりにまき散らしているはず。
部屋の中も、臭いはず。
しかし自分ではそれがわからない。
(におい)というには、そういうもの。

その加齢臭と闘うためには、つまり他人に不快感を与えないためには、イチに清潔、
ニに清潔。
それしかない。

私も実兄と実母の介護を、自宅でしたことがある。
そのとき、こんな発見をした。
介護というのは、便と加齢臭との闘いである、と。

ある知人も現在、実母の介護で苦労している。
話を聞くと、消臭スプレーを、家中に、10本くらい並べているという。
そのつど、消臭スプレーを、あちこちにまいているという。
「母のパッドや、ときにはお尻に直接かけることもある」と。

実は私にも同じような経験があるので、その話を聞いて、笑った。
しかしこれはそのまま、私たち自身の問題である。

私の実兄も実母も、入浴をいやがった。
寒い冬には、とくにそうだった。
「臭いから……」と言っても、当人たちには、その自覚がない。
自覚がないところが、こわい。
やがて私たち夫婦も、そうなる。

そこで最近、口臭や体臭を測定する器具ができてきた。
薬局などに売っているという話だが、私は見たことがない。
一度、試してみる価値はありそう。

さてさて、今朝も寒い。
寒いが、先ほど、ワイフにこう言った。
「あとで風呂に入ろう」と。
このところ仕事で、帰宅するのがいつも10時前後。
朝風呂に入ることが多くなった。


●ワイフのパーマ

昨日、ワイフが近くの美容院へ行ってきた。
パーマをかけてきた。
このあたりでは、髪の毛が乱れることを、「パーパー」という。
おもしろい言い方と思う。
「髪の毛がパーパーだから、美容院へ行ってくる」というような言い方をする。
で、その美容院から帰ってきた。

ギョーッ!

パーマのかけすぎというよりは、ドライヤーの当てすぎ?
髪の毛がチリジリになって、四方八方へ散っている!
骨だけの大きなちょうちんが、頭に載っているよう。

「何、その頭?」と言うと、ワイフもすでに気がついていたのか、「失敗した……」と。
まるで陰毛のカツラみたい……。

老人の髪の毛はそうでなくても、水分が少ない。
それに強いドライヤーを当てたら、どうなるか?
つまり、ワイフの髪の毛のようになる。

私「あのなあ、パーマ、パーマというけど、それをするのは、50代以上の女性だけだよ」
ワ「……?」
私「今の若い人は、パーマなんか、かけないよ。自然の状態で、うまく髪の毛を
まとめるようにしている」
ワ「……」
私「歳をとったら、髪の毛を大切にしなくちゃあ」と。

ワイフにはワイフの固定観念がある。
美容院では、パーマをかけるものだと思い込んでいる。
結果、あの独特の、バーさんセットができあがる。
バーさん独特の、いかにもパーマをかけましたというセットをいう。
不自然で、ぶかっこう。

「♪パーパー頭が、パーマをかけて、ババーになった」。
私が拍子をつけて言ったら、ワイフが怒った。

「ひどいこと言うわね」と。

今朝の日差しは白い。
ガラス戸の内側にいると、ポカポカと春の陽気。
そういえば、少し花粉症が始まったかな?
今年はあの花粉煎じ茶(杉の実を煎じたお茶)のおかげか、今の
ところ症状は軽い。


Hiroshi Hayashi++++++++FEB09++++++++++はやし浩司

●MSIのミニ・パソコン(U100)

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先月、MSIのミニパソコンを買った。
値段は4万2700円。
信じられないほど、安い。

で、今のところ、気に入っている。
家の中では、いつももって歩いている。
が、問題がないわけではない。
キータッチがソフトすぎる。
バッテリーのもちが、思ったほどよくない。
つくりが、チャチなど。
そういう欠点はあるにはあるが、
値段からして、文句は言えない。

が、このパソコンで文字を打っていると、
ときどきおかしな現象が起きる。
たとえば「た」を打ちたくて、「t」と入力して、つぎに「a」を入力する。
「a」のキーを叩いた瞬間、「t」の文字を残したまま、とんでもない行へ
カーソルが移動してしまう。

ワードでも、そうなる。
オープン・オフィスのライターでも、そうなる。

今のところ、ソフトに不都合があるのか、ハードに不都合があるのか、不明。
CPUの処理能力が、キータッチに追いつかないためかもしれない。
私は、キーを叩くのが、速い。
で、200~300文字、日本語を打つたびに、そうなる。
しかしそれではワープロとしては、使いものにならない。
しばらく様子を見てみよう。
そのあと、ショップの人に相談してみよう。


Hiroshi Hayashi++++++++FEB09++++++++++はやし浩司