Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Friday, April 17, 2009

*Buddhism in China

●中国のキリスト教信者
(More and more believe in Christianity in Red China, totaling one tenth of the population! On the contrary less and less Japanese believe in Buddhism.)


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中国というと、仏教国と思っている人は多い。
しかし実際には、仏教を信じている人は、
驚くほど、少ない。
ほとんどいない?


一度、中国の友人に直接確かめたことがあるが、
そのときは、「中国では黄帝信仰が中心」と
聞いた。
10年ほど前のことである。


が、である。
その中国で、今、キリスト教が急速に勢力を
伸ばしているという。


香港の「南華早報」によれば、中国国内には、
現在、合わせて1億2500万人の
キリスト教信者がいるという。
その数は年々、急速にふえているという。


1億2500万人といえば、
「人口13億人の中国でも、約10%が、
キリスト教信者」ということになる。
そしていわく、「その数は、中国共産党の党員の数、
7400万人よりも多い」と。


ヘ~~エ!


無神論が原則の「共産主義」。
その中国で、キリスト教信者の増大。
こうした現象を、いったい、どのように理解
したらよいのか。


かたやこの日本は、仏教国のまま。
釈迦には悪いが、現在、仏教国と言われる国は、
東南アジアのいくつかの国と、この日本だけ。
その日本でも、たとえば近郊の山村では、無住の
寺がふえている。
「経営(?)が成り立たない」のが、その
理由とか。


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●小悪を暴露して、大悪を隠す


小ずるい人がよく使う手が、これ。
『小悪を暴露して、大悪を隠す』。
現在の、韓国前大統領のノ大統領もその一人。
6億円の収賄容疑が身辺に及んでくると、
突然、「妻が……」とHPに書いた。
つづいて、「私は知らなかったが、妻の
したことには、私も責任がある」と、
かっこよく謝罪。
昔、こんなことがあった。


●町内会の旅行で


町内会で、どこかへ旅行に行ったときのこと。
私たちはどこかの寺の本堂に泊まった。
私が小学4年生か、5年生のときのことだった。


朝、私ともう一人が、だれかと積み上げられた
布団の上に登って遊んでいた。
そのとき何かの拍子に、窓ガラスの下のほうが割れた。
バリッと音をたてて、窓ガラスにヒビが入った。


そのあとのことは記憶がぼんやりとしているが、
そのとき世話役の女性(40歳くらい?)が私たちのところへ
やってきて、こう言ったのを覚えている。


「黙っていなさいよ。オバチャンが、何とか
するから」と。


で、そのあと。
寺が出るときになったときのこと。
みなが礼を言っていたと思うが、そのとき、その女性が突然、
住職を呼びとめて、こう言った。
「あの、すみません……。実は……」と。


私は胸がキューンと、凍りつくのを覚えた。
「叱られる……」と思った。
が、その女性は、こう言った。


「実は、本堂にある、~~を、子どもたちが、
倒してしまいました。
もとのようにしておきましたが、どうか
許してください」と。
それに答えて住職が、たしか「いいですよ」と
いうようなことを、笑いながら言っていたのを
覚えている。


私はほっとすると同時に、子どもながらに、
その女性の小ずるさに感心した。
つまりその女性は、わざわざ言わなくてもよい
ような小悪を暴露しながら、大悪を隠した。
小悪を暴露しながら、「私は正直な人間です」と
言いながら、「だから大悪をするはずは
ありません」と。


●ノ前大統領


ノ前大統領も、同じ手を使った(?)。
つまり先手を打った。
が、これが裏目に出始めている。
何しろ金額が、6億円。
日本の経済規模に換算すると、10億円以上!
そんな額を妻が受け取って、ダンナである
ノ前大統領が知らなかったでは通らない。


だいたい、どうして妻がそんな現金を、
もらうことができるのか。
大統領の妻だから、もらえた(?)。
聯合ニュースですら、『常識からみて、
家族による(巨額資金の)取引を、
(前大統領が)知らないことがあり
えるのか』(4・17)と書いている※。


隣の韓国の話とはいえ、小ずるさというより、
薄汚さを感じさせる事件である。
前大統領という元最高権力者でも、こんな
姑息(こそく)な手を使う。


が、さらに追い詰められると、今度は、
こう言った。


「事実と違う話が、事実として報道されており、
釈明と防御が必要なようだ」(毎日新聞)と。


かっこいい。
かっこよすぎる。


が、へたにあがくから、墓穴を掘る。
へたに小細工をするから、墓穴を掘る。
しょせん、ノ前大統領という人は、
その程度の人だったということになる。


(注※)毎日新聞より


『韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領への不正資金提供疑惑を捜査中の検察当局が、逮捕状を請求する方針を固めたと報道されている問題で、韓国メディアは17日、検察内部に「在宅起訴して法廷で疑惑を立証すべきだ」との慎重論があることを紹介した。前大統領側は疑惑否定の姿勢を崩しておらず、今後、長期間の法廷闘争が続く可能性も指摘している。


 報道によると、検察当局は、前大統領の有力支持者から、権良淑(クォン・ヤンスク)夫人や親類に渡った計600万ドル(約6億円)の資金が、事実上、職務に関連して前大統領に贈られたものである可能性が強まったと判断した。


 検察当局は17日、資金の一部を受け取った疑いが持たれる、前大統領の長男、建昊(ゴンホ)氏に対する4回目の参考人聴取を実施し、金の流れについて証拠固めを試みた模様だ。


 聯合ニュースは「常識からみて、家族による(巨額資金の)取引を、(前大統領が)知らないことがありえるのか」という検察幹部の発言を紹介し、収賄容疑での立件が近いとの見方を示した。


 各メディアは、全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)両元大統領に続き韓国で3人目となる大統領経験者の逮捕に発展するかどうか、捜査は最終局面を迎えていると報じている。


 一方、前大統領は夫人に資金が渡っていたことは認める一方、自身の関与については全面否定している。12日に自身のホームページで「事実と違う話が、事実として報道されており、釈明と防御が必要なようだ」と述べ、疑惑捜査に対し、徹底対決の姿勢を強調している』と。


Hiroshi Hayashi++++++++April. 09+++++++++はやし浩司