Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Tuesday, April 14, 2009

*Fair Play against the Devil

【正攻法】


●K国を自己崩壊に!


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読売新聞は、つぎのように伝える。


『K国のミサイル発射を非難し、国連安全保障理事会の制裁決議徹底を求める議長声明採択を受け、米国が近く安保理の制裁委員会に提出する、K国企業の資産凍結対象リストが14日、明らかになった』(4月15日)と。


わかるかな?
これが正攻法である。
国際世論を持ちあげていく。
こうしてK国を、締めあげていく。


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●『平和の価値のわからぬ者は、武器を使うな』


こうした議長声明に対して、さっそくK国が反応した。


(1) 6か国協議からの離脱
(2) 核開発の再開宣言、同時に、IAEA監視員の退去命令※などなど。


どうぞ、ご自由に!
どれも自分で自分の首を絞める、愚かな行為である。
つまり、これが正攻法。
ミサイルを日本に向けて発射実験をした代償は大きい。
つまり日本が負けたのではない。
日本が勝った!
ミサイルを迎撃せずして、勝った!


つまりこれから先も、K国は、ミサイルの発射実験を繰り返すだろう。
しかしつぎは、「議長声明」では終わらない。
「決議違反」となる。


が、もしそのとき日本が、迎撃ミサイルを撃ちあげたとしたら……。
こうした(流れ)そのものが、頓挫(とんざ)してしまう。
だからK国のミサイルを、それが兵器を積んだ、日本向けのものでないなら、
迎撃などしてはいけない。
ミサイル迎撃、反対!
『負けるが、勝ち』というのは、そういう意味である。


繰り返す。
武力をもってしても、即決手段としては有効でも、効果は一時的。
そのよい例が、ソマリア沖の海賊たちである。


先週、アメリカ人の船長が、ソマリアの海賊に拉致された。
それに対して、アメリカの海兵隊の精鋭部隊が急襲。
2人を射殺し、1人を捕虜にした。
アメリカ人の船長は、無事救出された。


で、一件落着かと思われたが、(事実、アメリカでは大きく報道され、
オバマ大統領への評価が急上昇したが)、海賊たちは、こう宣言した。
「今後は英米人は、即、殺害する」と。
今後、当地域における紛争が、拡大する様相を見せてきた。


所詮、武力というのは、そういうもの。
その限界を知った上で、「迎撃!」を叫べばよい。


英語の格言に、『沈黙の価値のわからぬ者は、しゃべるな』というのがある。
これをもじると、こうなる。


『平和の価値のわからぬ者は、武器を使うな』と。


(注※)IAEAに入った連絡によりますと、北朝鮮は14日、ヨンビョンに派遣されているIAEAの監視員に対し、IAEAへの協力を全て拒否すると通告し、核燃料再処理施設にある封印や監視カメラなど全ての監視機器も撤去するよう求めました。
(090415記)


Hiroshi Hayashi++++++++April. 09+++++++++はやし浩司