*Red Cliff
●映画『赤壁(Red Cliff)』(Part2)
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昨夜遅く、映画『赤壁』(2)を見てきた。
第一作と比べると、ウ~~ンというところ。
少し劇画ぽくなった。
策略により、矢を10万本手に入れるところ。
策略により、水軍の2人の将軍を殺させるところ。
最後に、「(戦争に)勝者も敗者もない」と、
どこかピントはずれな言葉を発するところ。
「やはり小説だなア」と思った。
で、前作には、星を5つつけたが、今回は、
星4つ、マイナスで、★★★★(-)。
戦闘シーンには迫力があるので、やはりこの
映画は、劇場で見た方がおもしろい。
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●米軍に攻撃してもらう?
(US army will attack North Korea for Japan? The answer is NO!)
ときどきおかしな書き込み(コメント)がつづく。
どこか宙に浮いている。
現実感があまりない(失礼!)。
それをそのまま、つまり原文のまま、紹介する(私のヤフー・ブログへの書き込みより)。
『ASO首相は良くやっていますよね~ 大したものです。捏造された世論調査なんか当てにはなりません。現にネットでの結果は80%がASO首相続投支持ですしね。現に今回の事についてもASO首相の点数稼ぎとは見ていない人が周りには多いです。
国が存続して行くに当たってはこういう稚拙な挑発をしてくる輩をほおって置くわけにはいきません。断固迎撃するか、発射した時点で米軍からトマホーク攻撃して貰ってK国の基地を破壊したらいいと思います』と。
要するに、「ASO首相を支持する」「ミサイル迎撃、賛成」というわけである。
しかし「80%が支持」とは?
どういう方法を使って、この数字を得たのか?
また「米軍からトマホーク攻撃して貰ってK国の基地を破壊したらいいと思います」
という部分が、実に現実離れしている。
つまり劇画的。
たぶん、これを書いた人は若い人だと思うが、しかしこのように考えている人は多い。
私も、すでに何人かに出会った。
で、大切なことは、その結果、この日本はどうなるか?
それをもう少し、思慮深く(失礼!)、考えてみること。
が、これが産経新聞となると、事情は変わってくる。
産経新聞(ネット版)は、「敵地攻撃論」をぶちあげ、こう書いている(4月12日)。
『庭の桜を眺めながら部屋で気持ちよくうたた寝をしていたら、子供や大人を誘拐してきた町内会の嫌われ者が、ひとの顔の上を土足でまたいでいった-そんな不快感に襲われました。
そうなんです。北朝鮮が5日、人工衛星の打ち上げと称して長距離弾道ミサイルを発射しました。米本土も攻撃可能な射程6000kmのテポドン2号改良型とみられます。日本にとっての脅威はむしろ、射程の短い約1300kmのノドンミサイルが200~300発ほど、日本全土を射程に照準を定めて実践配備されている事実です』と。
その上で、いろいろな例をあげながら、(すべて手前みそ的な意見だが)、最後を
こう結んでいる。
『北朝鮮だけではありません。ロシア、中国…。日本の周辺には核大国がひしめき合っております。
今、カッか、カッかと熱くなる必要はないと思いますが、北朝鮮のミサイル発射に対し、国連安全保障理事会でもなすすべのない日本の外交力を思うとき、敵基地をたたく能力の保持について、もっと本気で議論するのが日本国民として生まれてくる子孫への責任だと思います』(SR記者)と。
率直な感想。
産経新聞が、ここまで極右化しているとは、私は知らなかった。
Hiroshi Hayashi++++++++April. 09+++++++++はやし浩司
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