*Melancholia
●うつ病の原因(Melancholia)
引きこもりも含めて、うつ病の原因は、その子どもの乳幼児期にあると考える学者がふえている。
たとえば九州大学の吉田敬子氏は、母子の間の基本的信頼関係の構築に失敗すると、子どもは、『母親から保護される価値のない、自信のない自己像』(九州大学・吉田敬子・母子保健情報54・06年11月)を形成すると説く。さらに、心の病気、たとえば慢性的な抑うつ感、強迫性障害、不安障害の(種)になることもあるという。それが成人してから、うつ病につながっていく、と。
この論文を読んで、まっさきに思ったのは、「この私が、その証人だ」ということ。
私には、慢性的な抑うつ感、強迫性障害、不安障害の3つとも、備わっている(?)。
ただ母子関係の不全というよりは、家庭不和が原因と思われる。
父と母は、喧嘩こそしなかったが、たがいに心はバラバラ。
父は酒に溺れて、よく家の中で暴れた。
で、今は、うつ病?
心の緊張感が取れないことがよくある。
のんびりしているようなときでも、心の中で細い糸が、ピンと張っているような感じ。
加えて睡眠調整が、うまくできない。
早朝覚醒など、日課。
その分だけ、昼寝も日課。
まだ病院や薬の世話こそなっていないが、それも時間の問題かもしれない。
いよいよ危険年齢に達しつつある。
私の年齢で、うつ病になる人は、多い。
「初老性うつ病」というのである。
あのね、私が狂っているのではない。
社会が狂っている!
この社会、まじめに生きようと思えば思うほど、みな、うつ病になる!
(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司
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母子保健情報)
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