Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Friday, March 14, 2008

*South Korean Economy, which is getting worse and worse


●悪化する韓国経済(その後)(3月15日版、2008)
(South Korean Economy which is getting worse and worse.)

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「日韓経済戦争」を書くようになって、
もう5、6年になる。

彼らの「反日」には、「嫌韓」で応えるしか
なかった。

N前大統領は、公式の場で、「日本よ、いい気に
なるな」と言った。

それに応えて、日本のK首相(当時)は、
「後悔するのは、韓国のほうだ」と。

その前後から、日本は、台湾への猛烈な投資を開始した。
韓国と台湾は、経済構造がよく似ている。
多くの産業で、競合部分も多い。

韓国をたたくには、台湾に代理戦争をしてもらうしかない。

で、その結果。つい先ごろ(3月はじめ)、IC関連
の売上高で、台湾は、韓国を抜いた。

この流れは、大統領がかわっても、止まらない。
韓国経済は、ますます悪化の一途をたどっている。

「親日」とまではいかないにしても、「反日でもない」
現在の大統領だが、「助け」を出すのは、ここは
慎重になったほうがよい。

東亜N報は、つぎのように伝える(3月15日)。

(1) 雇用情勢が悪化し、全国の売れ残りの分譲マンションが、通貨危機以来最多の水準
に増えた。
(2) 韓国経済の現状が悪化し続けている。国際原油価格の最高値更新が続く中、ウォン
安が進み、物価上昇の勢いもしばらく続くものと見られる。株価も下がった。
(3) 13日、統計庁によると、非経済活動人口のうち「休職」に当たる人は、今年2月
現在162万8000人で、初めて160万人を超え、関連統計を取り始めた03
年以来、月別基準では史上最高値を記録した。
(4) また、企業への入社や公務員試験などを準備する「就職準備者」も、2月現在60
万7000人となり初めて60万人を突破した。
(5) 2月現在、81万9000人の失業者に休職や就職準備者を合わせた「事実上の就
職浪人」は305万4000人に上る。これは昨年2月の297万1000人に比
べて、8万3000人(2.8%)増加したものだ。
(6) 売れ残りのマンションが増え、資金力の弱い中小建設会社の相次ぐ倒産への懸念も
高まっている。
(7) 13日、国土海洋部によれば、今年1月末現在、全国の売れ残りのマンションは1
2万3371戸で、過去最多だった11万6433戸(1998年7月の通貨危機
当時)を上回っている。

規模こそ小さいが、アメリカのサブプライム問題と、
韓国のマンション問題は、構造が、たいへんよく似ている。

さらに不気味なのが、失業者問題。
数字だけを見ると、合計で、たったの305万人ではないか
ということになる。総人口比でみるかぎり、6・2%。
(韓国の人口を4900万人、外務省、‘07で、計算。)
が、統計の取り方そのものが、日本とは、ちがう。

韓国では、1か月のうち、たった1時間でも働いたら、
失業者(休職者)とみなされない。

ちなみに、日本と韓国では、失業者の定義は、つぎのように
なっている(労務安全情報センター)。

日本……労働力調査。調査週において仕事がなく、かつ求職活動を行い、就業可能であった15歳以上の者。過去の求職活動の結果を待っている者を含む。

韓国……労働力調査。仕事がなく、就職の意志があり、求職活動を行っている15歳以上の者。悪天候あるいは一時的な病気のために求職活動ができなかった者や、新しい仕事を始めるために待機中の者を含む。

中小の建設業者の倒産がはじまったときが、最後。
韓国経済は、ドミノ倒しのようになって、崩壊する※。

ドル安で、世界の通貨は、その反動として、高騰している。
日本の円も、昨年(07)の120円台から、100円台にまで
上昇した。

しかし韓国のウォンだけは、1ドル=905ウォン前後から、
何と、1000ウォン近くにまで、さがっている!

アメリカのドル以上に、ウォンが猛烈な勢いで、売られて
いることを示す。

(注※)
民間の投資家たちは、(マンションを購入)→(そのマンションを担保に、銀行からお金を借り入れる)→(そのお金で、またマンションを購入)→(そのマンションを担保に、また銀行からお金を借りる)→……ということをつづけている。これを「レバレッジ」という。

マンションの価格が上昇しつづければ、投資家たちは、利益を享受することができる。しかしマンション価格が低下し始めたとたん、こんどはドミノ倒しのように、巨額の負債を抱え込むことになる。

アメリカのサブプライム・ローン問題も、こうして起きた。アメリカでは、住宅が対象であったのに対して、韓国では、マンションが対象になっている。上記(6)と(7)に、とくに注目してほしい。「マンションが売れ残りはじめた」という。つまり「マンション価格が、さがり始めた」ということになる。ゾーッ!