Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, May 04, 2008

*Is Yen weak? *Suicide an the depression in early stage of old men

●円高? 円安?(Is Yen weak or strong?)
The best way to know if Yen is weak or strong is just ask foreigners who come to Japan, like this: “Do you think things in Japan are expensive or cheap?” Then you will know whether Yen is weak or strong.

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外国債券は、当然のことながら、
為替変動の影響を、モロに受ける。

円高に向かえば、外国債券は、損失を生む。
円安に向かえば、外国債券は、利益を生む。

今日、5月3日、1ドルは、105円70銭
まで、円安になっている。
一時は、95円近くまで、円高になった。

私もいくらか外国債券を購入している。
が、95円近くにまでなったときは、さすがの私も(?)、
少なからず、肝を冷やした。

「どこまで円高になるのか?」
「早めに債権を手放すべきなのか?」
「塩漬けにすべきなのか?」と。

そういうときは、私のばあい、こうしている。

日本へやてくる外人に、
「日本の物価をどう思いますか?」と聞く。

そのとき、「日本の物価は高い」とみなが言えば、
円は、円安に向かう。

「日本の物価は安い」とみなが言えば、
円は、円高に向かう。

で、2、3週間ほど前、フランスから一時帰国した
Sさんにも、そう聞いた。

Sさんは、こう言った。

「日本の物価は、高いです。とくに食料品が
高いです」と。

私は驚いた。

「フランスでは、パリでも、電車の初乗り(一区間)
が、1000円」という話を聞いていたからだ。

日本では、250円程度。
つまりこれだけでも、日本の円は、フランスの4分の1
の価値しかない……つまり、円高に向かうのは確実!

それについても、Sさんは、こう言った。

「それはウソです。ブルターニュからパリまで、4時間半
ほどかかります。弾丸列車で行っても、8000円前後
です」と。

もしこの日本で新幹線に、4時間半も乗れば、東京から
広島(4時間11分)あたりまで行くことができる。
料金は、東京→広島間で、1万8750円。

Sさんは、「フランスの交通費は安いです」と言うが、
それでも、日本は、フランスの約2倍。

つまり近い将来、日本は、確実に円安に進む。

……ということで、そのときは、「今、しばらく塩漬け」という
のを選択した。

連休明けにはどうなるか?
それは私にもわからない。
が、今日、105円70銭にまで円安になったということは、
私の判断はまちがっていなかったことになる。

つまり、円高、円安については、日本へやってくる外国人に
直接聞くのが、いちばん、よい。

(これは私という、1人のド素人の為替判断なので、
どうか、あまり参考にしないでほしい。)


Hiroshi Hayashi++++++++May.08++++++++++はやし浩司

●一人前のジイ様

私もやっと一人前のジイ様になった。
孫の手を引いて、祭の人混みの中を歩いているとき、ふと、そう感じた。
「いやだなあ……」と思った。
が、つぎの瞬間、遠い昔、祖父の手に引かれて、祭の人混みの中を歩いたのを思い出した。
その(温もり)が、反対に、孫の手から私の手へと伝わっているのを感じた。
「そういうものかなあ……」と思った。
子どもは父になり、そして祖父になる。
最後に、祖父は、孫に還(かえ)る。


●アカハラ

またまた新しい言葉。
「アカハラ」。

「アカデミック・ハラスメント」を略して、「アカハラ」という。

大学など、知的学習環境の場でのハラスメントを総称して、「アカハラ」という。
セクシュアル・ハラスメント、教官による暴力行為なども、その中に含まれる。

しかしこうした「ハラスメント」などというものは、どこにでもある。

学校……「スクール・ハラスメント」、略して、「スクハラ」。
仕事……「ビジネス・ハラスメント」、略して、「ビジハラ」。
家庭……「ホーム・ハラスメント」、略して、「ホムハラ」など。

最近は、こうした言葉の氾らんについていくだけで、精一杯。
新しい言葉が出るたびに、あちこちのサイトを調べる。


●自殺(Suiside)
Depression in older ages often cuases suicides. How can we cope with this problems?

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自殺をする人というのは、
考えながらする、……というよりは、
かなり衝動的に、する。

もちろん中には、絶望感や孤独感が引き金となって、
自殺に走る人もいる。
事業の失敗や、健康問題なども、それに含まれる。
しかしこういうケースをのぞけば、
つまり若い人たちの自殺について言えば、
その多くは、衝動的な自殺と考えてよい。

考えている間は、自殺など、できない。
わかりやすく言えば、悶々としていたところへ、何かの刺激が
加わり、カッとなって、そのまま自殺に突っ走ってしまう。

そのとき、頭の中は、真っ白。
見えるのは、その先の安穏の世界(?)だけ。
「死ねば楽になる」というよりは、
生きていることそのものを、精算したくなる。
若い人にとっては、自殺そのものが、自己主張のひとつで
あることも多い。

そのことは、残された遺書を見ればわかる。
「贖罪(しょくざい)のため」と説く学者もいる。
しかし実際には、それほどむずかしい意味はない。
簡単に言えば、自分自身をヒーロー化し、死そのものを
美化する。

そういう若い人たちの自殺は別として、自殺を試みる人は、
それによって、体中に巻きついた無数の糸から、
自分を解放しようとする。

理由など、ほとんど、ない。
あっても、正常な人(?)から見れば、
何でもない理由であることが多い。
だからたいていの人は、こう言う。

「どうして?」
「自殺する必要などなかったのに……」と。

しかしだからといって、自殺する人を
責めてはいけない。
その人はその人なりに、苦しみ、もがく。
その結果として、「死」を選択する。

では、どうすれば、その人の自殺を防ぐことが
できるか。

私の印象では、(あくまでも印象だが)、
だれかと一本でも、糸、それがどんなに細い糸でも
かまわないが、その糸でつながっていれば、自殺するのを、
最後の最後のところで、思いとどまることができる。

その糸が切れたとき、その人に残された
道は、ただひとつということになる。

ただ先ほど、「若い人の……」と書いたが、
実際には、50代、60代の自殺がふえている。
私の年代である。

私自身も、その予備軍の1人と考えている。

この年代になると、世の中すべてが、夕暮れの
時にようになる。
暗い曇天が、空をおおうようになる。

そのためちょっとした悩みが、そのまま絶望感へと
結びつきやすい。
若いときは、「明日がある」と思うことで、希望を、
その明日につなげることができる。

しかしこの年代になると、その明日が、ない!
その切迫感が、その人の視野を狭めてしまう。
袋小路へと、追いつめてしまう。

うつ病がそれに加われば、なおさらである。
数は知らないが、この時期、初老性のうつ病になる人は、多い。
転職、退職、配偶者との離別、家族の病気などなど。
それらがきっかけで、落ちこんでしまう。

しかし結論から先に言えば、「自殺をしたい」と思うこと自体、
心の病気と考える。
自殺を考えたり、自殺を試みる動物はいない。
同じように、人間も、本来の人間であれば、自殺を考えたり、
試みたりすることはない。

……という前提で、ものを考える。

「死にたい」と考えたら、「これは病気」と思いなおして、
心療内科の門を、気軽にくぐったらよい。
むずかしく考えることはない。

子どもも、また同じ。

●初老期うつ病について(以下、京都、高橋進氏のHPより、抜粋)

『……一方、最近は高齢者のうつ病(退行期うつ病、初老期うつ病)が増加しています。高齢者のうつ病の特長として、「心の悩み」が容易に身体症状に置き換えて表現される点があげられます。

そのため、身体症状をおもに扱う一般内科の外来には身体表現性うつ病の患者さんが非常に多くみられます。身体表現性うつ病の場合、「うつ病による身体症状」として医師が診断しえても、患者さんの側がその診断を容易に受け入れないことがあります。

身体症状であるのに何故「うつ病」というメンタル面の診断になるのか、というのがその理由です。

患者さんの身体的な訴えを軽視することなく、身体症状と背後に横たわる心理面との関係について、わかりやすく説明していく必要があります。患者さんが納得されないかぎり、心の治療は思うようにすすみません。

そのため、医師患者関係にも十分配慮した全人的な治療アプローチが、ここではとくに必要とされるのです。正しい診断と正しい治療を行えば、多くの身体表現性うつ病は後遺症もなく治癒します』。
(以上、京都 高橋進氏のHPより、抜粋)