Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, September 28, 2008

*C.Hill, do you want to sell yourself to the next President as the only one negotiator with North Korea?

●6か国協議

●おバカHILL、行状記(Be ashamed, Mr. C. Hill!)
C.Hill will come to North Korea soon, but what for? He has been cheated and ignored by the North Korean Government in these 4 years, only giving them money, oil, food, music and time. In the meanwhile North Korea might have developed nuclear weapons more and we are afraid some of our kidnapped Japanese might have already passed away. Why does he go to North Korea now? The reason is quite clear. He wants to sell himself as a negotiator to the next USA government, saying “I am the only one who can talk with the high-officials of North Korea”. We know he knows nothing about Asia. Mr. Bush should know this. The next President of USA should know this.

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アメリカのC・Hill国務次官補が、
9月29日、K国に向かうことになった。
今までの言動に、何ら責任を取ることもなく……。

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拉致問題では、逆に日本を脅迫。
「拉致問題を一時棚上げにし、K国援助に加われ。
さもなければ、K国のテロ支援国家指定を解除する」と。

これに対して日本が「NO!」と答えると、
C・Hill国務次官補は、本気でテロ支援国家
指定解除に動いてしまった。

が、何といっても最大の裏切り行為は、6か国協議を、
米朝2か国協議にすり替えてしまったこと。
自らを、国際外交の大スターに仕立てるためか(?)。
が、すべてが裏目、また裏目。

先週、K国の国連代表はこう言い出した。
「6か国協議で決まったわけではないので、K国は
約束を守る義務はない」と。
(「6か国」と、たくみに、6か国協議を利用している
点に注目。)

インターネットに配信されているニュースなどを
読むと、K国は、ここ1、2週間のうちに、
N-ビョンの核開発関連施設を、再稼働させるつもり
らしい。
つまりすべてが、白紙に逆戻り!
6年前に、逆戻り!

結局、この4年間の間にC・Hillがしたことは、
K国に、金と原油と食糧と音楽、それに「時間」を
与えただけ。
この間に、拉致被害者の方の中には、亡くなった人も
いるかもしれない。
K国の核兵器開発は、さらに進んだはず。
CIAの元長官ですら、「K国は小型核の開発に
成功しているはず」(08年9月)と述べている。

いいかげんに目を覚ませ、C・Hill!
アジアの「ア」の字も知らない、ド素人外交官!
口にするのは、根拠のない希望的観測ばかり。

追いつめられたC・Hillのつぎの一手は、
K国への直談判。
NIKKEI-NETは、つぎのように、
伝える。

『(9月)29日に米国を出発。30日に韓国で同国首席代表の金塾(キム・スク)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長と協議した後、訪朝する見通し。北朝鮮が北西部寧辺(ニョンビョン)の核施設の復旧に動くなか、米朝の直接交渉で事態打開を狙う』と。

今ごろ、K国へ行って、どうする?
何が変わる?

C・Hillの訪朝意図は見え見え。
自分のクビを次期政権につなげること。
「K国と交渉できるのは私だけ」と。
つまり次期政権への、自分の(売り込み)。

恥を知れ、C・Hill!

【アジア人の特性】

●物活論

幼児の世界には、「物活論」というよく知られた心理的現象がある。
物活論というのは、「ありとあらゆるものが生きている」と考える心理状態をいう。
たとえば風にそよぐカーテンを見ても、それを生きていると考える。
空に浮かぶ雲も、それを生きていると考える。

つまり「物」に、「心」を注入する。
そしてその「物」に、「命」があると考え、その「物」に自分の「命」を代用させる。

が、この物活論は、成長とともに修正される。
「物」と「命」を区別できるようになる。

が、悲しいかな、物活論がそのままおとなになっても、残ることがある。
たとえば日本の仏教には、その傾向が著しい。
仏像に「魂?」を吹きこみ、それを「仏そのもの」と思いこんでしまう、など。
極端なケースになると、『イワシの頭も信心から』となる。
(釈迦自身は、自分に似せて仏像を作って拝むなと強く戒めているのだが……法句経。)

この傾向は、西洋人よりはるかに強い。
つまりその分だけ、アジア人は、精神的に幼稚性が残っているということにもなるが、
それはさておき、仏教の世界でいう、「本尊」には、そういう意味がこめられている。
「物」でしかない「本尊」を、「生きている仏」と思いこむことで、自らの信仰性を支える。

現在のK国、なかんずく金xxにとっては、核兵器そのものが、本尊。
本尊あっての、金xx。
最初から戦略的に核兵器を放棄する意図など、金xxには、みじんもなかった。
最近の情報によれば、すでに金日成の時代から、K国は、地下工場で核兵器の開発を
進めていたとされる。

その本尊を、金xxが、そうは簡単に放棄するはずがない。
ないことは、アジア人の私には、それがわかる。
しかしC・Hillには、それがわからない。
だからド素人!

ついでに物活論について……。

●乳幼児の心理

 乳幼児の自己中心性は、よく知られている。

 このほかにも、乳幼児には、(1)物活論、(2)実念論、(3)人工論など、よく知られた心理的特徴がある。

 物活論というのは、ありとあらゆるものが、生きていると考える心理をいう。

 風にそよぐカーテン、電気、テレビなど。乳幼児は、こうしたものが、すべて生きていると考える。……というより、生物と、無生物の区別ができない。

 実念論というのは、心の中で、願いごとを強く念ずれば、すべて思いどおりになると考える心理をいう。

 ほしいものがあるとき、こうなってほしいと願うときなど。乳幼児は、心の中でそれを念ずることで、実現すると考える。……というより、心の中の世界と、外の世界の区別ができない。

 そして人工論。人工論というのは、身のまわりのありとあらゆるものが、親によってつくられたと考える心理である。

 人工論は、それだけ、親を絶対視していることを意味する。ある子どもは、母親に、月を指さしながら、「あのお月様を取って」と泣いたという。そういう感覚は、乳幼児の人工論によって、説明される。

 こうした乳幼児の心理は、成長とともに、修正され、別の考え方によって、補正されていく。しかしばあいによっては、そうした修正や補正が未発達のまま、少年期、さらには青年期を迎えることがある。