Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, September 28, 2008

*September Crisis in South Korea has come true!

●韓国・9月危機が現実に!(September Crisis in South Korea)

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9月29日。

今朝は、雨。
小雨。
木々の小枝を揺らすこともなく、
静かな雨が降っている。

こういうときというのは、
何かと人恋しい。
そっと冷めたお茶を飲む。
天井を見上げる。

どこかでスズメが鳴いた。
その声で、ふと我に返る。
今日も始まった。
今週も始まった。

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●70兆円!

アメリカ政府は、不良債権を買い取るために、
70兆円規模の公的資金を投入することにしたという。

その点、アメリカは強い。
だれに遠慮することもなく、ドル紙幣を印刷する
ことができる。
印刷機を自由に、回すことができる。

世界中が、ドル札でジャブジャブになったところで、
アメリカの知ったことではない。
もともとあの国は、自分勝手。
無責任。

が、この日本も動き出した。
今まで、日本は、ためこんだドルを、使うことも
できなかった。
アメリカのドルを買い支えるため、せっこらせっこら
とドルをためこんできた。

ずいぶんと前の話だが、橋本総理大臣の時代に、
橋本総理大臣が、「手持ちのドルを5%だけ、他の通貨に
替える」と言っただけで、アメリカ政府はそれに
対して激怒した。
結果的に、橋本総理大臣のクビは、それが原因で
吹っ飛んでしまった。

が、今は、そのドルを堂々と使うことができる。
使って、瀕死状態のアメリカの銀行や証券会社の
買収に乗り出した。
今度ばかりは、アメリカ政府も、文句は言えまい。

しかし70兆円で足りるのか?
日本政府は、日本のバブル経済が崩壊したとき、
数年にわたって、30兆円規模の公的資金を市場に
投入した。

皮肉なことに、公的資金の投入に、もっとも強硬に
反対したのが、アメリカ。
そのアメリカが日本にならって、日本がしたのと
同じことをしている。

今朝の株価は、にもかかわらず、あまりパッとしない?
プラス110円程度の上昇。
やはり70兆円程度では、力不足?

が、同じ為替でも、韓国の通貨があぶない。
選手末、1ドル=1160ウォン前後だった
ウォンが、今朝(9・29)は1172ウォン!
これが1200ウォン程度までにさがれば、
約70%の中小企業は倒産すると言われている。
『中小企業中央会は、ウォン相場が対ドルで、
10ウォン下落するごとに損失が1000億ウォン
(約91億円)膨らむと推定している』(中央N報)と。

ウォンを買い支える外資も、今月中、底をついたはず。

日本の知ったことではないが、目が離せない。

(注:午前9:00に、1ドル=1170ウォンだった
為替相場が、午前9:30には、1180ウォンにまで、
さらにさがった。「9月危機」が、いよいよ現実になってきた!)