Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Wednesday, October 29, 2008

*The Accident

●10月29日

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今日、ワイフと2人で、近くの富幕山に
登った。
「とんまっくざん」と読む。
標高563メートル。
今回が、3度目。

自宅から車で、40分。
そこから歩いて登山。
片道、登り、50分。

午前中に出かければ、昼過ぎには家に
戻ってこられる。
軽い運動には、よい。

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●誕生日プレゼント

迷いに迷ったあげく、今年の私の誕生日プレゼントは、電気毛布になった。
書斎で、足を覆って使う。
今まではコタツを使っていたが、コタツだと、すぐ眠くなってしまう。
電気ストーブだと、頭だけがほてってしまう。

床暖房とか、部屋暖房とかいうような、ぜいたくなものは、使わない。
……ということで、電気毛布になった。

足にそれをかぶせ、その上に薄い夏ぶとんをかける。
しばらくは、これで寒さをしのいでみる。


●偶然と確率

この前、息子と、車の中でこんな会話をした。
私が、「事故というのは、確率と偶然が重なって起きる」と言った。
つまり事故というのは、起きるときには、起きる。
起きないときには、起きない。

たとえば交通事故にしても、毎年約1万人の人が、それで命を落としている。
それぞれの人がみな、注意していても、それだけの人が死ぬ。

そこで息子が、こう聞いた。
「パパの意見だと、事故というのは、防げないということになる。
そう考えていいのか?」と。

が、私の意見は、逆。
「事故というのは、確実に防げる」と。

確率と偶然が重なって事故が起きるとするなら、事故というのは、
どんなばあいにでも、起きると考えたほうがよい。

「いいか、今、この瞬間を考えてみろ。
前後には車はいない。
直進道路だ。
見晴らしもよい。
だれしも、こんなところでは事故は起きないと考える。
しかし実際には、その反対。
こういうところでも、確率と偶然が重なると、事故は起きる。
だから、こう考えたらよい。
『事故は、つねに起きる』と」と。

すると息子はこう聞いた。

では、「どうやって事故を防げばいいのか?」と。

私「答は簡単だ。
つねに事故を起こさないように走る」
息「パパの言っている意味がわからない」
私「そうだな。
別のたとえ話をしてみよう。
たとえば学校のテストでも、いい点を取ってやろうと意気込むと、
たいてい失敗する。
正しい答を書こうと思ったときもそうだ。
そういうときは、まちがえないことだけを考えながら、答を書く。
まちがえなければ、正解、つまり丸(まる)ということになる」と。

どんなばあいも、どんな瞬間にも、事故は起きる。
そういう前提で、車を運転する。
大切なことは、事故を起こさないことだけを考えて走る。
どんなばあいも、どんな瞬間にも、だ。
結果として、それが安全運転につながる。

「うまく運転してやろう」などと考えてはいけない。
運転だけではない。
「うまくやってやろう」などと考えてはいけない。
失敗しないことだけを考えてする。
結果として、それで、うまくいく。

車の運転についても、事故を起こさないことだけをいつも考えて走る。
それが確率と偶然を打ち破る、ゆいいつの方法ということになる。

(付記)

講演のときもそうだ。
「今日はいい話をしてやろう」と力むと、たいてい失敗する。
そういうときは、「今日は、失敗しないように話をしよう」と考える。

スポーツのときもそうだ。
「今日はうまく決めてやろう」と力むと、たいてい失敗する。
そういうときは、「今日はミスしないようにやろう」と考える。

結果は、そのあと、自然な形で、ついてくる。


Hiroshi Hayashi++++++++Oct・08++++++++++++++はやし浩司