Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, March 02, 2008

Perrate Principle

●二男のBLOGより

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このところ、二男が、鋭いというか、
私にはない感覚で、原稿を書くように
なった。

おもしろい!

……ということで、ときどき、
二男のBLOGもよろしく!

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●パレイト・プリンシプル

パレイト・プリンシプル、もしくは80/20ルールという言葉がある。多くのできごとにおいて、80%の結果は20%の原因に因る、というのがその基本的理論。とりあえずプログラミングで言うなら80%の処理時間は、全体の20%のコードによって占められている、とか、ビジネスの世界では、80%の利益は、20%のクライエンとから来る、とかいうのがよく知られていると思う。ソローを読んだ後、子供の頃から思い続けてきた事がある。80%の努力は、20%の生活の質の向上のために占められているのではないか、ということ。例えば、明日給料が80%カットされて、その結果影響を受けるのは、生活の質のたった20%なのではないか、ということ。たった20%の給料でも、イラクのように毎日身の回りの知人が爆弾で吹っ飛ばされたり、ウズベキスタン政府のような腐敗だらけの政府から迫害されたり、キリスト教徒でないからといって、火あぶりにされることはない。

ボロ家であっても、おそらくまともな水を飲むことができ(スーダンの一部ではおそらく無理)、基本的人権は守られ、切り詰めればなんとか生きていける。もう少し極端過ぎない例としては、家の掃除がある。20%の労力で80%の「きれいさ」を保つことができるのではないか? 残り80%の労力は、床をピカピカにしたり、チリ一つない本棚にするなど実際の「きれいさ」からみれば、20%の向上に満たないことに費やしている。潔癖症の人の行動を見れば、それがよくわかる。つまり、人生、ありとあらゆる活動において、この80%の価値が分かれば、たった20%の労力でも、満足できる人生が送れるのでは、と感じる。

(語句の使い方などは、私の文調に合わせた。)

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なるほど!

よいことを教えてもらった!
「そういうことだったのだ」と、改めて納得。

私たちはえてして、20%のものを失うにすぎないのに、
すべてを失ってしまうかのように、あわてたり、騒いだりする。

その愚かさに、気がついた!

ところで、「パレイト」とは、どうつづるのか?
そういう説明もしてくれると、ありがたい。