*June 11th
【今朝・あれこれ】(6月11日)
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昨日は、ワイフの誕生日。
昼食を、近くのレストランで、とった。
久しぶりの、フルコース。
2人だけの、誕生日パーティ。
また夜は、映画を見に行った。
いつもは(ふつう席)だが、昨日は、
(プレミア席)。
見た映画は、『I’ m not there』。
歌手、ボブ・ディランの一生を
追いかけた映画だった。
星は、2つの、★★。
見終わった直後は、星は、3つだった。
しかし今朝になって、2つ。
娯楽映画というより、監督の押しつけがましい
哲学ばかりが、印象の中でふくらんだ。
ボブ・ディランには悪いが、
映画の中で評されているほど、彼に、
高邁(こうまい)な哲学があったとは、
思われない。
私には、最初から最後まで、ただの
チンピラにしか、見えなかった。
(ゴメン! こんなことを書くと、ファンの人の
袋だたきにあいそうだが……。)
同じような映画に、『レイ(Ray)』というのが
あった。
レイ・チャールズの伝記を映画化したものだった。
ああいうすぐれた作品と比較すると、
やはり星は、2つ。
お金を出して、劇場へ足を運ぶ以上、
ある程度は、楽しませてほしい。
……という不満が残る映画だった。
わかりにくいというか、わざとわかりにくく
してあるというか、ひねくり回したような
映画だった。
監督は、「どうだ、今までの映画とは、
ひと味も、ふた味もちがうだろう」と、
悦に入っているかもしれないが、
お金を出して、劇場まで足を運ぶ私たちは、
ちがう。
何も、監督に教えを乞いに行くわけではない。
そのあたりのギャップ、つまり、監督の意図と
私たちの求めるものの間に、大きな違和感を、
強く感じた。
なお映画から帰ってきて、ワイフと乾杯。
こちらも2人だけの乾杯。
長男は、すでに床についていた。
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●まちがいの訂正
少し前、こんな原稿を書いた。
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……先日もあるショッピング・センターで、こんな光景を見かけた。
1人の幼児(5歳くらい)が、ソフトクリームを食べていた。
見たところ、その子どもの体重は、10キロ前後である。
そばに、両親と妹がいた。
「どうするのかな?」と思ってみていると、その幼児は、その
ソフトクリームをひとりで食べてしまった!
これには驚いた。
体重で換算すると、私は65キロだから、私が、6・5個分の
ソフトクリームを食べた量に等しい。
6・5個だぞ!
いくら甘党でも、6・5個は、食べられない。
食べたら、食欲どころが、気がヘンになる。
白砂糖が、いかに危険な食物であるかは、今さら、説明するまでもない。
昔から「白い麻薬」という。
これはネズミの実験だが、白砂糖を過剰に摂取すると、
過剰行動性にあわせて、もろもろの情緒障害、さらには脳水腫まで引き起こすことが
わかっている。
そうでなくとも、こういうものを日常的に与えておいて、
「うちの子は、小食です」はない。
「どうして落ち着きがないのでしょう」もない。
そういう意味で、無知ほど、恐ろしいものは、ない。
無知は罪悪である。
子どもの世界では、とくにそうである。
世の親たちよ、もう少し、賢くなろう!
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この原稿の中で、「5歳児くらい」「体重は10キロ前後」と書いた。
しかし5歳児の平均体重は、19・1キログラム(文科省・学校保健統計調査)
である。
だから正確には、「ソフトクリーム、3個分」ということになる。
ここで訂正しておきたい。
Hiroshi Hayashi++++++++jun.08++++++++++はやし浩司
●秋葉原・殺人事件
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悲惨な事件が、東京の秋葉原で起きた。
この事件では、7人が死亡し、10人が重軽傷を負っている。
派遣社員K容疑者(25)は、警視庁万世橋署捜査本部の調べに
対して、「やったことは分かっている」と供述しているという(ヤフーニュース)。
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悲惨な事件であることには、ちがいない。
そんな事件に巻きこまれて、命を落とした人の無念さを
思うに、K容疑者に、弁解の余地はない。
が、同時に、私のような年齢になると、事件に対する
ものの見方が、少しちがってくる。
「何が、そこまでK容疑者を追いつめたのか」という思い。
さらに、K容疑者の両親は、さぞかしつらい思いをしているだろうな
という思い。
この両者が、心の中で複雑にからみあう。
この事件に巻きこまれて命を落とした人たちの遺族のことを
思うと、ここではこれ以上のことは、書けない。
書けないが、「だからK容疑者は、極悪人だ」とも、書けない。
この年齢になると、そんな迷いが生まれてくる。
Hiroshi Hayashi++++++++jun.08++++++++++はやし浩司
●没落する韓国
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「たかが……」という言い方には語弊が
あるかもしれない。
しかし「たかが、牛肉の輸入問題程度の
ことで、100万人のデモ行進?」というのが、
私の率直な印象。
しかも「ローソク行進」?
現在、韓国経済は、たいへん危機的な状況に
ある。
いつ、なんどき、再び、デフォルト(国家破綻)
してもおかしくない状況と言ってよい。
しかしそういった状況を、積み重ねてきたのは、
現在のイ大統領ではない。
前大統領のノ大統領、それに元大統領の
金大統領である。
ほんの少し冷静になれば、そんなことは、だれにでも
わかるはず。
が、ここへきて、左派連合は、イ政権転覆を、
一気にめざし始めた。
「牛肉輸入問題」は、そのためのこじつけでしかない?
で、こうした混乱を喜んでいるのが、ひとり、K国の
金xx。
連日、韓国のこうしたデモを指示する声明を、発表
しつづけている。
いらぬ節介かもしれないが、韓国の人たちよ、
もう少し、冷静になれ!
こんなことを繰りかえしていたら、本当に、それが
デフォルトの引き金を引いてしまうぞ!
現に、今回の一連のデモ騒ぎにより、国政の運営のみならず、
経済界にも深刻な影響を及ぼし始めている。
が、それこそ、まさに金xxの思うつぼ!
どうしてそんなことが、わからないのか。
Hiroshi Hayashi++++++++jun.08++++++++++はやし浩司
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