Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Thursday, June 05, 2008

*C. Hill really betrayed us at the Singapore Conference!

●C・ヒル国務次官補の裏切り(3)
This is the proof of Mr. C. Hill’s betrayal act.

+++++++++++++++++

北朝鮮の核兵器開発問題は、大きく分けて、つぎの3つ。

(1) プルトニウム抽出問題(ヨンビョンの核関連開発施設)
(2) 既存の核兵器
(3) ウラン濃縮問題と核拡散問題(シリアへの技術移転問題を含む)

このうち日本にとって、ぜったい譲ることのできない問題は、(2)の
既存核兵器問題。
北朝鮮は、すでに、数発の核兵器をもっているとされる。
(数は、5~6個とされているが、不明。)

そこで北朝鮮は、かねてからの約束を後退させ、(1)と、(2)(3)を
切り離しを画策した。

つまり(2)の既存核兵器と、(3)の既存ウラン濃縮問題を、不問とするよう、
アメリカに迫った(07年、秋)。
が、ブッシュ大統領が、これを拒否。
当然である!

しかし産経ニュースは、つぎのように伝える。
そのまま紹介する。

この記事の中で、とくに注目すべき点は、一度は、ブッシュ大統領が
拒否した、(切り離し問題)を、C・ヒル国務次官補が、「暫定的に合意
していた」という点である(08年4月の「シンガポール会議」にて)。

まさに、とんでもない合意である。

これを「裏切り行為」と呼ばずして、何という?
一部の報道機関は、「ヒルのクーデター」と呼んでいる。

+++++++以下、産経ニュースより++++++++

 26日付の米紙ワシントン・ポストは、6カ国協議の議長国・中国が昨年秋、北朝鮮の核計画申告の際には、申告の核心であるプルトニウム関連情報と、ウラン濃縮による核開発疑惑やシリアとの核協力を切り離して扱うよう提案したが、ブッシュ米大統領が拒否していたと報じた。

 昨年秋まで米国家安全保障会議(NSC)の拡散対抗戦略部長を務めたキャロリン・レディ氏の話として報じた。

 しかし、ヒル米国務次官補と北朝鮮の金桂冠外務次官はシンガポールで行われた4月の米朝協議で「切り離し申告方式」で暫定合意したとされ、同紙は「(大統領がいったん拒否したのと)同じ方式の合意が結ばれた」と指摘した。

 同紙はヒル氏の特集記事を1面で掲載し、その中でこの情報を伝えた。(共同)

++++++++++以上、産経ニュース+++++++

C・ヒル国務次官補の正体は、ここにあり、という内容の記事である。
じっくりと読んでほしい。