Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Monday, September 29, 2008

*Sep 30th, Comments on this morining news

●今朝のニュースから

●金融安定化法案否決

アメリカの下院は、7000億ドルの金融安定化法案、つまり
公的資金投入法案を否決した(9月29日)。
結果、アメリカのダウ工業株30種平均が、777ドルも
さがった。
ブッシュ大統領は、再採決をもくろんでいるが、再度否決
されたら、アメリカどころではない。
世界経済は、ほんとうに奈落の底に転落してしまう。

わかりやすく言えば、現在、「経済」の世界では、世界大戦
規模の「戦争」が起きているということ。
「私には関係ない」なんて思っていると、たいへんなことに
なる。
「経済」のこわいところは、「様子見」などと、のんびり
構えていると、あっという間に、動いてしまうこと。
日本でも取り付け騒ぎが起きるのは、時間の問題と考えてよい。

この際、現金化できる預金などは、できるだけ早く現金化して
おいたほうがよい。

とくに証券会社の窓口の女性の言葉は、ぜったいに信用しないこと。
「だいじょうぶです」と言ったら、「あぶない」という意味。
「安全です」と言ったら、「危険です」という意味。


Hiroshi Hayashi++++++++Sep.08++++++++++はやし浩司

●留学生斡旋会社倒産

どこかの留学生斡旋会社が倒産した。
かなりずさんな会社だったらしい。
が、その費用を見て、びっくり!
まさに「詐欺」!

自分でインターネットを使って申し込めば、
原則として、入学の申し込みは、ただでできる。
大学付属の語学校にしても、無試験が原則。
(もちろん渡航費、学費、滞在費は別だが……。)
それを手続き代と称して、100~150万円程度もの費用を
取っていた!

入学許可がおりれば、下宿先などは、
たいてい大学のほうで、世話をしてくれる。
費用は実費。

どうしてみなさん、こんなインチキ会社に
ひかかるのだろう。

念のため、自分でできる方法をここに書いておく。

(1) 大学の情報を集める。
語学校(Language Institute)の情報を集める。
インターネットを使って調べれば、瞬時にできる。

(2) 入学申込書(願書)があるので、それに必要事項を書き込む。

(3) 入学許可書が届いたら、大使館へ学生ビザを申請する。
(これも最近ではすべて、インターネットを介してできる。)

(4) その前後に、大学へ直接、学費の振り込みをする。

(5) 入学許可書には、たいてい下宿の申込書、あるいは寮の申込書が
添付されているので、希望に応じて、それに申し込む。

(6) あとは航空チケットを購入。
オーストラリアやニュージーランドのばあいは、大学の係員が、空港まで
出迎えてくれる。もちろん無料!

こんな簡単な手続きのために、100~150万円だと!
「詐欺」という意味が、これでわかってもらえた思う。

(注意)
よく高校前の電柱などに、「海外留学~~説明会」とかいう張り紙がしてあるのを
見かける。
しかしああいうのには、顔を出してはいけない。
たいてい会場は、フカフカのジュータンが敷き詰められた、高級ホテル。
会場へ入ると、甘いコーヒーの香りと、静かな音楽。

ピカピカのスーツを着た男女が、にこやかに立っている。

そういう雰囲気で説明会は始まるが、すでにそのとき、集まった人たちは、
催眠術でもかけられたような状態になっている。
あとはインチキ会社の思うがまま。
100~150万円のインチキ契約に、サインをしてしまう。

自分で入学申込書も書けないような学生は、海外留学など考えないこと。
もとから「無理」。
留学しても、遊ぶだけ。
もしあなたの子どもが、「留学したい」とでも言ったら、あなたはこう言えばよい。
「手続きは、すべて自分でしなさい。それができなければ、留学はあきらめなさい」と。


Hiroshi Hayashi++++++++Sep.08++++++++++はやし浩司

●1ドル=1224ウォン!(9月30日、午前9:30現在)

7000億ドルの金融安定化法案が否決された。
その動きを受けて、アメリカドルは、世界的に全面安。
各国通貨は、値をあげた。

現在日本円は、1ドル=104円。

が、ひとり韓国の通貨だけは、ウォン安。
現在韓国ウォンは、1ドル=1224ウォン!

アメリカのドルも売られているが、それ以上の勢いで、韓国ウォンが、猛烈に
売られている。
「1224」という数字は、そういう数字である。

まだはっきりとした数字は出てこないが、韓国銀行の手持ち外貨は、すでに
底をついているはず。
これ以上、為替相場に介入したら、年末の借金が返せなくなってしまう。
なすすべもない。
指をくわえて、見ているだけ。

そのため危機ラインと言われていた、1200ウォンをあっさりと、超えて
しまった。

ゆいいつの救いは、日銀が、市中へのドル資産の大放出を決めたこと(9月29日)。
韓国経済救済のためというわけではないが、これによって、韓国経済は、
何とか生き延びられるはず。
(あるいは、それも無理かも? 9月危機の結果は、今夕までにわかる。)