*Be careful about the feint operation of North Korea
●K国のミサイル(K国の陽動作戦)
(A Feint Operation of North Korea)
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日本政府は、「K国のミサイル発射は、さしせまった
ものではない」(3月11日)と発表した。
しかし、本当にそうか?
そんなのんきなことを言っていて、だいじょうぶか?
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私があの金xxなら、陽動作戦を取る。
陽動作戦……真の意図を隠し、別の行動に出て、敵を
安心させる作戦をいう。
敵の裏をかいて、別の行動に出る。
今回のミサイル発射のための準備行動が、それ。
私が推察するところ、K国は、別のところで、
別のミサイル発射の準備をしている。
たとえばどこか山の奥とか、穴の中とか、で。
CNNは、つぎのように伝える。
『南北関係は、韓国の李明博大統領が従来の政権の、対北朝鮮ゆう和策を後退させる政策を打ち出してから悪化。K国はこれを受け、韓国と結んだ「政治・軍事の対決状態を解消する全合意」を無効にするなどと宣言し、敵対姿勢を深めている。また、長距離弾道ミサイルの発射実験準備を進めているともされ、日米当局が事態によっては撃墜させる考えを示したことを受け、K国人民軍当局者は「人工衛星」が迎撃された場合は、報復するとの声明も発表している』(以上、CNN・090311)。
その一方で、K国はすでに小型核の開発に成功したというニュースも
伝わってきている。
そこで陽動作戦?
逆の立場で考えてみれば、それがわかる。
今では宇宙から、発射場はもちろん、ミサイルの設置、燃料の注入、
発射など、すべて監視されている。
そんなとき、おめおめと、発射場から、ミサイルなど打ち上げるだろうか。
またそんな発射場など、戦略的に、まったく意味がない。
「戦争」ということになれば、イのイチバンに、攻撃目標にされる。
ものごとは常識で考えたらよい。
私が金xxなら、どこか山奥の、その地下にミサイル発射基地をつくる。
現にほかの中距離ミサイルの発射基地は、そのほとんどが地下にある。
近くK国は、成功するかしないかは別として、ミサイルを打ち上げる。
そのときそのミサイルは、別のところから打ち上げる。
「迎撃されれば、恥をかくだけ」(韓国紙)と。
もし現在、予想されている場所からミサイルを打ち上げるとしたら、
迎撃覚悟の打ち上げとみてよい。
アメリカ軍は、「99%、迎撃可能」と断言している(3・11)。
となると、K国の目的は、それを口実に、日米韓の3国に、報復
攻撃をしかけること。
全面戦争をするだけの力も、度胸もない。
しかし「適度な報復攻撃」でじゅうぶん。
それでもって国内の緊張感を高め、金xx体制を強化する。
私の予想では、K国のミサイル発射実験は、失敗する。
理由がある。
何も迎撃ミサイルだけが、「迎撃方法」ではない。
ミサイルというのは、一時的には、燃料で飛ぶものだが、二次的には、
電波誘導で飛ぶもの。
その電波誘導をかく乱したり、妨害電波を発射したり、さらには
ニセ電波を飛ばしたりして、ミサイルを航行不能にすることができる。
K国がミサイルを発射した直後、ミサイルに向けて、妨害電波を
発射する。
それで、ドカ~~ン!
見た目には、実験失敗ということになる。
(ひょっとしたら、前回もそうだった可能性がある。)
ともあれ、油断は禁物。
K国の思考回路は、私たちのもっているそれとは、まったくちがう。
私たちがもっている常識で理解できるような国ではない。
原油も食料も、世界から援助してもらいながら、その
一方で、その世界に対して、ミサイルや核兵器で脅す。
私なら、自分に恥じて、とてもそういう行動などできないのだが……。
可能性のひとつとして、K国の陽動作戦に警戒したほうがよい。
あくまでも可能性のひとつとして……。
Hiroshi Hayashi++++++++March. 09+++++++++はやし浩司
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