Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, November 23, 2008

*Two Me's in myself

●2人の私

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私の中には、たしかに2人の(私)がいる。
その2人が、いつも交互に顔を出す。

先日も、DVDを返しに行ったときのこと、
逆走してきた車に、あやうくぶつけられそうに
なった。

そのとき、「あんな奴は、強制収容所送りだ」
と叫んだ(私)。
実際、ワイフの横で、そう叫んだ。

が、すかさずもう一人の(私)が顔を出し、
「あんな奴、相手にするな。どこの世界にも
バカはいる」と、私をたしなめた。

ここで「強制収容所」という言葉が出てきたのは、
K国の金XXの影響によるもの。
先の(私)は、心のどこかで、金XXというより、
スーパー権力者にあこがれを抱いているのかも
しれない。

ともかくも、そういうわけで、2人、いる。

で、そのことをワイフに話すと、ワイフは、
こう言った。

「私には、そういうことはないわ」と。

私「ほんとうに、ないのか?」
ワ「ないわ。私は、いつも1人よ」
私「じゃあ、ああいうとき、どう考えるの?」
ワ「あぶないとは思うわ。でも、それだけ」
私「ぶっ殺してやるとか、そういうふうには思わないのか?」
ワ「思わないわね」

私「でも、ぼくの中には2人、いる」
ワ「そういうことも、私にはないわ」
私「ほんとうにないのか?」
ワ「あなただけよ、きっと……」
私「じゃあ、ぼくだけがおかしいのかなあ?」
ワ「そうよ、あなたは、おかしいわよ」と。

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●どうして2人の私が……?

どうして私の中に2人の(私)がいるかについては、いろいろな原因が考えられる。
それについては前にも書いてきたので、ここでは省略する。

しかし時として、その2人の(私)が、頭の中ではげしく葛藤する。
俗にいう「迷う」というのとは、訳がちがう。
(そう言えば、私のワイフは、服などを選ぶとき、よく迷う。
ときに1着の服を決めるのに、1時間ほども時間がかかるときがある。
これはどういう現象と理解してよいのか?)

攻撃的で孤独に強い私。……これを(私A)とする。
弱気でやさしい私。……これを(私B)とする。

全体のバランスでみると、(私A)は、瞬間、もしくは、
何か事件などが起きたときなどに顔を出す。
ふだんは、(私B)が優勢で、(私A)が顔を出すことはない。
ふつう(私A)が顔を出すのは、(怒り)を覚えたとき。
(私A)が優勢になって、(私B)が隅に追いやられることもある。

が、それは私だけの現象で、ワイフには、それがないという。

ウ~~~ン……。

ということは、私は、人格障害者なのか?
しかし教科書で知る多重人格者とも、ちがうようだ。

ウ~~~ン……。

怒ったようなとき、だれでも、別人格者になるような気もするのだが……?
よい例が、酒を飲んで、まったく別の人間になる人もいる。
私の父がそうだった。
ふだんは静かでおとなしい人だった。
学者タイプの人だった。
しかし酒が入ると、そのまま別人になった。
大声を出して暴れたり、ものを破壊したりした。

……ということは、私は父のシャドウを引き継いでしまったのか?

こうした現象は、私が書く文章にも、見られるかもしれない。
とくに時事問題、国際問題、カルト問題について書くときは、私はきわめて攻撃的な
文章を書く。
しかし一方、心の問題、子育ての問題、教育問題について書くときは、控え目で、
穏やかな文章を書く。

そこで一度、ここで実験をしてみる。
(私A)(私B)のそれぞれと、その双方が混在しているときの(私)の、3種類の
(私)になって、文章を書いてみる。

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(私A)

何が反日だ!
何が反米だ!
自由主義貿易圏に身を置きながら、反日、反米を唱えれば、自ら自分の首を
絞(し)めるようなもの。
今朝の為替レートは、1ドル=1494ウォンだぞ!
サブプライム問題が起きたとき、君たちは何と書いていた。
「この問題は、韓国には波及しない」と。
さらにウォン安に向かうと、「輸出に有利になる」と喜んでいた。
しかし輸出先そのものが、なくなってしまった。
9月危機は乗り越えた。
しかし11月危機は、どうか?
さらに来年3月は、どうか?
私たち日本人の知ったことではないが、日本あっての韓国。
それをもっと素直に認めろ。

(私B)

大切なのは、相互の理解と友好。
誤解があれば、誤解を解けばよい。
その努力は忘れてはいけない。
それがわからなければ、地球を、宇宙から見てみればよい。
どういがみあったところで、地球は、宇宙のゴミ。
そのゴミの中の小さな国どうしが争って、どうなる?
どうする?

やがてこのアジアも、EUのように、統合される日がやってくる。
またそうでないと、アジアそのものが、総崩れになってしまう。
韓国が困っていたら、助けてやればよい。
裏切られても、裏切られても、じっとがまん。
それ以上のことを、日本は、あの植民地時代にしてしまった。

韓国のデフォルト(債務不履行)は時間の問題だが、今こそ、
日本は暖かい支援の気持ちを伝えておくべきではないのか。

(私A)+(私B)

反日を唱えるのも結構だが、少し冷静になってほしい。
たかが竹島問題程度のことで、軍事衝突するのもバカげている。
私たち日本人は、この問題を、国際裁判所のような場所で、公式に話しあおうと、
何度も提案しているではないか。
どうして君たちは、それに応じようとしないのか?
それとも何か、つごうの悪いことでもあるというのか?
このままでは韓国経済は、崩壊する。
そのことを今、一番強く肌で感じているのは、君たちのほうではないのか。
今、ここで韓国経済が崩壊すれば、そのときこそ、K国は、待ってましたとばかり、
君たちの国に攻撃をしかけてくるだろう。
そうなれば、竹島どころか、韓半島の全部を、あの独裁者に占領されることになる。
「同胞だから、そこまでしない」と考えるのは、どうかな。
すでに相手は、あなたたちのことを、同胞とはみていない。
どうしてそんなことがわからないのか。
君たちが、それでも反日を唱えるなら、日本だって、選択肢がなくなってしまう。
「韓国崩壊、やむなし」と。
反日・嫌韓は、その双方にとっても、悲しむべきことだと思う。
思うが、私たちは、嫌韓を今しばらく、貫くしかない。

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同じ問題でも、(私A)で考えるのと、(私B)で考えるのとでは、雰囲気が
まるで変わってしまう。
考えてみれば、これは恐ろしいことではないか?

私のような(力)のない人間だから問題はないが、もし同じことが権力者の頭の
中で起きているとしたら、そのつど、政治の向きが180度、変わってしまう。
一説によると、あのドイツのヒットラーでさえ、本当は芸術を愛好した、気の弱い、
やさしい人だったという。
私たちが知るヒットラーは、私でいう(私A)のみが、極端に肥大化した人間
だったかもしれない。

ただ幸いなことに、私のばあい、(私A)が顔を出すのは、先にも書いたように、
(怒り)を感じたときだけ。
もしそうでなければ、私の人格はとっくの昔にバラバラになって、崩壊していた
かもしれない。