Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, February 24, 2008

Beyond Time and Distance

●時空を超えて……(Beyond Time and Distance)
To Mae and Sage and other G-sons and daughters, I am talking to you beyond time and distance. Can you hear me? Can you feel me? In case when you wish to meet me, please visit my websites where you can meet me. Now is the year of 2008, when I am just 60 years old. Time flies quick. Don’t waste your time! Hiroshi, your G-father.

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この数日間、ヒマをみつけては、
「MUSIC & I」のコーナーを
充実させている。

YOU TUBEで配信されている
音楽や動画へ、私のHPから、直接
ジャンプできるようにしている。

その編集をしながら、ふと、こんなことを考えた。

もし私か、ワイフか、どちらか、ひとりが残されたら、
このコーナーは、役に立つだろうな、と。
つまりどちらかが先に死んでしまったら、
残されたほうにとって、役にたつだろうな、と。

どちらか一方が、認知症か何かに
なったようなばあいでもよい。

きっとこのコーナーを見て、過去を思い
出すにちがいない。
脳みそにとって、よい刺激になるかも
しれない。

とくに2人でいっしょに見た映画などは、
そうである。
いくらそのときは感動しても、そのまま
にしておいたら、その映画の題名はもちろん、
内容まで忘れてしまう。

ときどきその断片でもよいから見たり、聞いたりして、
思い出す。感動を新たにする。

そこで私は、インターネットの新しい
使い方を考えついた。

60歳をすぎるころになったら、思い出の
写真や映像を、どんどんとYOU TUBE
などの、画像登録サービスに載せておく。

そしてその映像や画像を、自分のHP上から
いつでも見られるようにしておく。

こうすれば、どちらか一方が、ひとりぼっち
になっても、さみしく思うことはない。

たぶん、年齢からして、また男の平均寿命は
女より短いから、私の方が、先に、あの世へ
行く。

認知症についても、私より、ワイフのほうが、
あぶない?

だったらなおさら、将来のワイフのために、
そういうコーナーを用意しておくことは、
悪いことではない。

さらにこんなことも考えた。

いつか息子たちや孫たちが、ひょっとしたら、
私のHPをのぞいてくれるかもしれない。

そんなとき、そういうコーナーがあれば、
息子たちや孫たちは、そこに収録されて
いる私の画像や声を聞いて、何かの参考に
してくれるかもしれない。

言うなれば、今、私は未来の息子や孫たちに、
そしてひょっとしたら、ひ孫たちに、時空を
超えて、語りかけていることになる。

こんなケースを考えてみよう。

西暦2080年。私のひ孫たちの世代が、
壮年期を過ぎて、老年期にさしかかる。

そのときインターネットをとおして、
私のHPを見る。私の映像を見たり、
声を聞いたりする。

そのとき、孫やひ孫たちが、「おじいちゃんだ」
「これはぼくの、ひいおじいちゃんだ」と言う。
英語では、「Oh, this is my grand grandfather!」と。

あるいは自分自身の未来に語りかけることもできる。
10年後の自分、あるいは20年後の自分自身に、
である。

いろいろな使い方が考えられる。

が、ひとつだけ、問題がある。
そうしたHPをしっかりと管理してくれる
会社なり、組織が必要だということ。

私は現在、無料のHP配信サービスをいくつか
使っている。が、3か月以上、アクセスがなければ、
廃止するという規約がある(N社)。

3か月以上、だれも見てくれなければ、廃止される
ということ。

さらに携帯電話用HPについては、3か月以上、
更新がなければ廃止されてしまう(F社)。

もちろん有料のHP配信会社のばあいは、
まさにカネの切れ目が、縁の切れ目。

こういう問題を、どう克服するか?

方法としては、未来の人たちにも役立つような
HPにすること。
そうすれば、だれかが見てくれる。アクセスが
1~2件でもあれば、HPが廃止されてしまう
ということはない。
しかしそれは可能なのか?

ところで、2008年になって、原稿に、英文のガイダンスを
書き加えるようになったのは、言うまでもなく、
孫たちのために、である。

父親(=私の息子)が日本人だからといって、
孫たちが日本語を話せるようになるとはかぎらない。
ときどき、インターネット電話(Skype)で
彼らと話すが、日本語がまったく、通じない。

日本語の読み書きなどは、夢のまた夢。

それで私は、英語のガイダンスを書き加えるようにした。
いつか孫たちが、読んでくれるかもしれない
からである。

……とまあ、いろいろ考えている。考えながら、
いろいろな方法を試している。

今は、何とか元気だから、その元気なうちに、
いろいろなことをしておこう。

とりあえず、「MUSIC & I」コーナーを
充実させる。

つぎに、孫やひ孫たちのコーナーも用意する。
アルバムの写真を、スライド化して、それを
YOU TUBEに載せておく。

……どこか、死ぬ準備をしているような感じも
しないではないが、ここは明るく前向きに
とらえていこう。

(補記)

「HPの50年間、保存サービス会社」というような会社を作れば、
新しいビジネスになると思う。
50年もすれば、また別の新しい方法が考えられるようになる
だろう。だから今のところ、「50年」でよい。

聞くところによれば、政府主導で、日本中のHPを、そっくり
そのまま保存するというしくみも、考えられつつあるそうだ。

本などは、すでにそういう方法が実行に移されている。

なお有料のHP登録サービスについては、登録料の先払いができない
ものかどうか、今度、確かめてみる。
「50年分、先払い」というのは、どうだろうか?

(補記2)

インターネットは、(距離)という垣根を取り払ってくれた。

以前は、手紙を交換するだけでも、4、5日はかかった。外国の
ばあい、10~14日は、かかった。
が、それが今では、瞬時、瞬時にできる。

しかしそれだけではない。

今や、インターネットは、(時間)という垣根すら、取り払おうと
している。

私は、こうして未来に向かって話しかけている。未来の孫やひ孫
たちに向かって話しかけている。

もう少しすれば、簡単な会話さえできるようになるかもしれない。
相手の質問などに応じて、用意しておいた返事を選んで、表示
するとか、など。

たとえば、ひ孫が、「ひいおじいちゃん」と語りかけてくれたら、
「何だ?」と答えるなど。

もちろんそのとき、私は、もうこの世にいない。しかし孫やひ孫
たちは、あたかも私がそこにいるかのように感ずることができる。

これは考えるだけでも、ワクワクするほど、楽しいことではないか。
(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 Hiroshi Hayashi education essayist writer Japanese essayist Sage Hayashi Mae Hayashi 林誠司 林芽衣)