Education in Front-Line and Essays by Hiroshi Hayashi (はやし浩司)

(Mr.) Hiroshi Hayashi, a professional writer who has written more than 30 his own books on Education, Chinese Medical science and Religion in Japan. My web-site is: http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/ Please don't hesitate to visit my web-site, which is always welcome!!

Sunday, February 24, 2008

*Virtual Graveyard

●インターネット遺言+墓地(Graveyard in Virtual Reality)

In near future we will have a kind of virtual graveyard where we can store our own whole life in it. The bereaved will open the files and read and see them whenever and wherever they want to do it. When I die, please come and see me in the files stored in the internet. I am not in the grave.

ついでにインターネット遺言とか、インターネット墓地というのは、
どうだろうか。

どこかのインターネット会社に、遺言を管理してもらう。
「遺言」といっても、財産の管理だけではない。
自分の(思い)や(願い)を、管理してもらう。

遺族は、それを読んだり、見たりする。
あるいは葬儀の席で流してもらう。

葬儀屋「これから故人自らが制作したビデオを流します。一同、礼拝!」
とか何とか……。(楽しいね!)

歳を取ってヨボヨボになってからでは遅い。
まだ元気なうちに、ビデオを制作して、それをインターネットのどこかに
ストーレッジ(保管)しておく。

さらに、インターネット墓地というのも、考えられる。
その人の過去、経歴、実績などを、やはりインターネットのどこかに、
ストーレッジしておく。

故人に会いたくなったら、その墓地を訪問すればよい。

「やはり遺骨が大切……」と考える人には、この方法は向かない。
しかし大切なのは、中身。その人自身。思想、信条、哲学、生きざま……。

……ということで、インターネットの発達は、現在、私たちが
もっている死生観まで変えてしまう可能性がある。

さらに宗教観まで変えてしまうかもしれない。

インターネット墓地というのは、ずっと先の話かもしれないが、
インターネット遺言というのは、そのうちどこかのサービス会社が
始めるかもしれない。

けっして荒唐無稽なことを書いているのではない。
この私にしても、この5年間だけでも、2万枚(40x36字)
以上もの原稿を書いた。
しかしそんな原稿にしても、1枚のDVDディスクに、軽く収まってしまう。

たった1枚だぞ!

あと10年もすれば、マッチ棒の先ほどの大きさの記録メディアに、
その人の一生の記録さえ残せるようになるかもしれない。

それがその人の「遺骨」ということになる。
それをどこかのインターネット・サービス会社が保管、管理する。
そういう時代は、すぐそこまで来ている!

個人的な意見を書き添えるなら、私は、自分の遺骨には意味はないと思う。
もし私が死んだあと、私のことを思い出してくれるというのなら、墓ではなく、
パソコンの前に座ってほしい。
パソコンをたちあげて、「はやし浩司」を検索してほしい。
そこに少しでも私の原稿が残っているなら、それを読んでほしい。

遺骨について言えば、散骨でも何でもよい。
もちろん仏壇もいらないし、墓もいらない。
葬式にしても、「いつ死んだかわからない」というような雰囲気で、
こっそりとしてほしい。

「千の風」をもじるなら、こうなる。

♪私のお墓の前で、泣かないでください。
 そこに私は いません。
 眠ってなんかいません。
 パソコンの中にいて、無限の
 電子の世界にいます。

 もし私に会いたくなったら、
 パソコンを開いてください。
 いつでも、私は、あなたと話をすることが
できます。

たぶん、私が先に死ねば、ワイフが寂しがるだろうから、(あるいは
喜ぶかな?)、今のうちに、私の記録を、できるだけたくさん残して
おこうと考えている。

「MUSIC & I」というコーナーを更新しながら、
そんなことを考えた。

My wifeへ、

お前と見た映画は、すべて収録しておくよ。
お前が好きだった音楽も、すべて収録しておくよ。
いつかぼくが死んだあと、さみしくなったら、
このコーナーを見てほしい。

ついでに、お前の好きな音楽を載せて、
アルバムの中の写真をスライド化しておくよ。

ぼくは、お墓の中なんかにはいないよ。
死んでもいないよ。
ぼくはいつも、ここにいて、お前のそばにいるよ。

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司 Hiroshi Hayashi education essayist writer Japanese essayist インターネット墓地 インターネット遺言 バーチャル墓地 バーチャル天国)